I・S~DC~ インフィニット・ストラトス~ダサシンクリード~   作:凡人9号

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今期は夜ノヤッターマン一択ですかね。


無宣言投稿&会話会につき注意。


原作的ではない何処かへ

帰れると思ったら敵が来たり、予想以上に厨二だったり安定のクローンだったり、クロエが別方向に進化してたり、IS学園に帰ったら帰ったで今後が酷いことになったり、千冬さんの部屋へ打ち切りダッシュしたりした今日この頃。

 

千冬さんの部屋の掃除が終わったころにはもう空が明るかった件について。

 

「いやぁ、寮長室は強敵でしたね・・・」

「これ、前は俺一人でやってたんだぜ?もう少し量は少なかったけど」

「は、はは。これは、キツかったですね」

「・・・朝練出来んかった」

「あはは、鷲津くんは健康ですね」

「健全なる魂は健全なる肉体に宿る。つまり!毎日しっかり体を鍛えれば仙人にもなれる!」

「いやその理屈はおかしいぞ翔」

「そうだな、仙人はいい過ぎたな。千冬さんを超えれる可能性がある!」

「うぐっ、ひ、否定できない!」

「それにな一夏君、まどかにはあったんだろう?」

「あ、ああ・・・あいつか。千冬ねぇのクローンだったっけ」

「彼女はお前にとって姉の遺伝子を持った妹だ!どうだこのカオスな属性!萌えるだろ!」

「いやわかんねーよ!いきなり現れて千冬ねぇのクローン!妹!もうわけわからねぇよ!」

「安心しろ一夏君・・・さらに増えた」

「・・・え?、じょ、冗談だろ?」

「合計六人。みんな個性的で楽しい子達だったよ」

「しょ、翔?そう思うならせめて生気のある顔をして言ってくれ!」

「それでよ、俺が面倒見るんだってさ・・・ははっ、笑えよ」

「いや、笑えないって。怖いって翔」

「もうさ、このやり場のない怒りとかを全部クリスにぶつけるしかないよね」

「八つ当たりかよ。いや、俺もクリスには色々あるけどさ」

「まぁあいつも悪に染まっちまったし、殺しても家族に怒られるくらいだろ」

「あー、シャルの奴も怒ると思うぞ?」

「その辺はほら、あってみないとわからないからなぁ」

 

朝食を食べに食堂に行ったらデュノアがいたので早速聞いてみたら瞳からハイライトを消して「待っててね、僕が迎えに行ってあげるからね。大丈夫だよ、脅されてるんだよね?昔の僕みたいだ。だから今度は僕が助ける番だよ」とか言って笑ってたわ。なんでヤンデレってんだよこの娘・・・怖いわぁ。

 

「大丈夫だったろ?」

「お前はな。お前はな!これマジでヤバい奴だろ」

「最悪・・・シャルに殺されかねないよな」

「これじゃあ俺たちの手で楽にしてやるしかないのか・・・」

「いや、それは・・・どうだろうな」

「いやだってこれ・・・デュノアによる監禁エンドとか有り得るぜ?それより、さ」

「いや、だからって殺しちゃダメだろ流石に」

「じゃあどうする?監禁されてもらうか?」

「うーん・・・楽にしてやるしかないのかなぁ」

「同じ飯食ったり風呂入ったりしたダチだしな、最低限の尊厳は守ってやろうぜ」

「・・・あんた達、なに物騒な話してるのよ」

「鈴。いや、クリスをどうするかって話しててさ」

「とりあえず殺してやるのが一番良い方法だと結論が出た訳だが」

「殺してどうすんのよ。犯罪者でしょ?罪を償わせるのが一番なんじゃないの?」

「いや、でもさ鈴。シャル見てみろよ?」

「俺が犯罪者なら捕まってアレに管理されるくらいなら自殺するわ。怖いし」

「ああ、アレくらいでいいんじゃないかしら?当然の結果よ」

「女子って怖いな翔。なんというか、ドライというか」

「三人いて、うち一人がトイレに行った隙に残った二人がいなくなった奴の悪口言ってたりするしな。クソ怖いぞ女子」

「なにそれ超怖い」

「それって日本人だけなんじゃないの?」

「日本限定の話なのか、ソレ」

「え?女って全部そんなもんなんじゃねーの?」

「そんなのあんたの勘違いでしょ。ま、何にせよクリスは生け捕りね。いいわね」

「「りょ、了解」」

 

うん、やっぱ女って怖いわ。

 

 

 

しかし、テレビではとあるニュースで持ち切りである。もちろんクリスに関係していることでもあり、そうでもない。

 

テレビで流れるニュースはただ二つ。

『有澤重工が突如として空中に浮きあがり、太平洋のド真ん中に移動し要塞と化した』フロート技術を存分に使ったかと思うとビルの底から大量の巨大な足が生えて海底に足を降ろして固定したらしい。ロマンだな。

『有澤重工の社長で一度会った事のある和一から全世界へ向けて放送がなされた。内容はIS世界をぶっ潰す、と言ったもの』こっちは相当意訳してのものだけどな。

 

言ったことを割と正確に略すと『IS関連の物作ってもあんまし売れないから大規模の戦場作ったら売れると思ったから戦争売るわ』マッチポンプよりもひどい何かだ。一体脳みそのどこをどうしたらこの発想になるのか俺には分からない。

俺にはたった一つだけ言えることがある。

 

「あんた等の製品戦争起こしても売れねーよ」

 

例えてしまえば、戦車の主砲をパイルバンカーにしたり、ヘリコプターのメインローターを刃物にしたり底にパイルをつけたりするって事だ。意味が分からねぇよ!

 

「そうなのか?」

「あそこのカタログかネットのウェブページ見てみろ、斬新過ぎてついていけねぇよ」

「それに、この有澤について行ったほかの企業ってどうなのよ」

「他?ああ、キサラギか。あれは・・・駄目だ」

 

アングラというか地下というか政府極秘というか、そんな所にあった『生物兵器開発研究所・キサラギ」が昔から有澤とつながっていたらしく一緒について行った。あらかじめ研究資材や研究成果やらを有澤重工ビルに運び入れていたそうだ。

 

背中にパイル背負ったアミダとか遭遇したくないわ・・・ってか存在意味が分からねぇよ、なんでパイルつけたんだよ俺・・・

 

「それにしても、よく二社だけで戦争なんてしようって思ったな」

「戦争しても相手が出してくるのがISだろうと思ったんだろ」

「ISって十分強くないか?」

「相手がデュノア社とかだったらただ慢心してるだけだろうが・・・よりにもよって有澤だしなぁ」

 

ISのゲテモノ兵器開発専門ってところですでに対IS用の武器があるってことなんだよなぁ。人材に関してはアミダ投下すればなんとでもできるし、自爆もしないようにしてるなら兵器を乗せて・・・うへぇ、考えたくねぇ。

戦法として、物量にモノを言わせたアミダで弾切れ誘発してから残ったアミダで圧殺、または弾が切れた時点で兵器つけたアミダ投下すりゃいい・・・んだけど、

 

「問題はクリスがいることなんだよな。厄介だ」

「でもクリスって鈴とかシャルとかに負けてたぞ?」

「馬鹿かこのタコ。実力ってか武装隠してたんだろ。もちろん実力も隠してたんだろうが多分武器と合わせての実力だろ。こっちが人海戦術で行くってわかってる上での武装って言ったら・・・」

 

マルチプルパルス・・・だっけ?あまり有澤っぽくないけど作ってあるんだろうなぁ、嫌になるな。

 

『それに対し、各国は軍部を一つに纏め上げ早期決着を狙うと声明を出しており・・・』

 

どこでも同じようなニュースだったのだが、突然音声が途切れたのでどんぶりから顔を上げ一夏君と近くにいる鈴嬢と顔を合わせてから、砂嵐となってるテレビに顔を向ける。

 

『ぱんぱかぱーん!束さんだよー!』

 

うん、でしょうね。思わず頭を抱えた俺に一夏君は『なんか知ってるのか!』と言わんばかりの表情を向けてくるが知らん!なーんも知らん!

 

『いやー、ISを創ったこの束さんを無視してISをつぶしてやるーって息巻いてるやつらいるじゃないですかー』

 

・・・なんで漫才するみたいな話し方なんだよ、おかしいだろ色々とさ。

 

『そこで束さん考えましたー考えちゃいましたー!彼らにISをつぶされるくらいなら自分でつぶしちゃおーって!』

 

待って、何言ってんのこの人!

 

『そういうわけで、しょーくんしょーくん!彼女たち連れて帰ってきてねー』

 

・・・うん、おかしいな。食堂の雰囲気が一瞬で変わり果ててしまったぞ?

 

「翔、悪いけど・・・束さんの所にはいかせないぞ」

「突然裏切られるのもツラいけど、これはこれでキツイわね」

「待って!ねぇ待とうか!完全に寝耳に水だよ!訳が分からないよ!!」

「いやでも、束さんああ言ってるし、行かせるわけには、なぁ」

「なんかムカつくしここで捕まえて千冬さんに渡してやるわよ!」

 

周りを見渡せばこちらにじりじりと近寄ってくる女子生徒達、前にはやる気満々の一夏君と鈴嬢・・・

 

「もしかして・・・これってピンチってやつ?」

「翔からしたらピンチなんじゃね?」

「・・・束さんには悪いけど素直に捕まっとくわ。ぶっちゃけ千冬さんと戦ってる最中で後ろから来られちゃどうしようもねぇし」

 

両手をパーにして上に突き出してお手上げ侍。どうしようもねぇし・・・

 

「ふむ、良い判断だ。殺すのは最後にしてやろう」

「それって絶対途中で殺される奴じゃないですかーやだー」

 

後ろに千冬さんいるしー。

 

「束にはこちらから言っておこう。とりあえず、お前は懲罰部屋行だがな」

「千冬さん相手じゃなんもできませんって。かいちょーと二人で襲ってきたらマジで積みですし」

 

リンゴも、そう大っぴらに使ったらいずれ対策されるだろうし俺の切り札でもあるから乱用はしない。

つーか千冬さんにリンゴって効くの?精神力で押し切られそうで怖いんですけどどうなんだろうか。

 

 

 

懲罰部屋でのんびりと過ごし、翌朝食事の乗ったトレイを運んできたのは・・・

 

「やあやあしょーくん見事に捕まっちゃってー、まぁちーちゃん相手じゃ仕方ないよねー」

「束さん、なんですか?昨日の奴は」

 

束さんだったでござる。うん、ツッコミどころはいっぱいあるけどまぁいいや、それよりもこれからどうするかだ。

 

「割と本心だったんだけど・・・駄目だったかな」

「いやまぁ、駄目ってほどじゃないですけどテレビであの発言はちょっとマズイかと」

「そっかー。でさしょーくん、少しちーちゃんと話して考え直したんだけどさー・・・連中と国際連合、それにIS学園!の三竦みにしない?そっちの方が世界も救いやすいし、どーお?」

「現状束さんが『協力しまーす』って言っても効果は薄いでしょうけどとりあえず交渉するところから始めましょうか。とりあえずその旨で千冬さんに伝えてみたらどうですか?」

「そうだね!とりあえずちーちゃんの所行ってくるよ!」

「待って束さん!飯、俺の飯は置いて行ってくれませんか!」

 

数分後、俺はスーツを着た轡木さんと千冬さんの対面に、そして隣には束さんという異色の組み合わせの中、カツ丼をかきこんでいた。

 

「轡木さんって、なにやら偉い方だったんですね」

「ええ、実はそうでした。今は女性社会ですからねぇ、男がトップって言うのは面倒だろうと思いましてね」

「お互い肩身が狭いですねぇ。まぁ俺の方が圧倒的にマシではありますが」

「・・・男二人で話し込むのもいいが、鷲津。そろそろ思惑を言ってみたらどうだ。束は他人と手を取るなんて発想はしないだろうからお前の発想だろう」

「ではひとつ。と言ってもさっき考えたばっかりなんで拙いですし、子供の荒い発想ですけどね」

 

俺の考えは相変わらず簡単で適当なものだ。

一つ、束さんの技術力で戦う際の光景を放送する。

一つ、企業、国際連合?に話をつけて一時的に国家代表等の肩書を廃止。

一つ、IS学園の生徒達にはTUIが一時的にスポンサーとなりISからそのすべてを提供する。

一つ、これより完全スカウト製にする。つまり国家代表とは名ばかりになる。アメリカ代表はアメリカ人だけではなくイギリス人でもフランス人でもアメリカが『この人だ!』と思った人を代表とし国を挙げてバックアップする、といった具合。

一つ、承認しない場合、IS学園はこの件には不干渉。人材を学園に入れないし出させない。

 

「・・・とりあえずはこんな感じですかね。正直、束さんが強行してISの停止もできる・・・んですよね?」

「何言ってるのさ、しょーくんにだって出来るでしょ!」

「・・・出来たっけかな?」

「鷲津、どうなんだ」

「頑張ればできます」

「よろしい。ではそれを盾に先ほどの提案をゴリ押そう」

「他にもこちらで肉付けしておきますかね。鷲津君はひとまず休んでおいてください、交渉は大人たちでやりましょう」

「あ、頼みます」

「え!しょーくん一緒に脅しかけないの!?」

「鷲津よりもお前の方が相手方にしては恐怖だろう。鷲津が技術力を隠している、というもの大きいがな」

「じゃー束さんが相手にしょーくんの凄さをわからせてやるんだから!」

「いや、いいです。面倒事は勘弁してください」

「しょーくんが考えてた宇宙要塞を発表してやろうよ!」

「ISを学会に発表した時みたいになりますよ」

「今は技術レベルが追い付いてるさ!」

「ソレは束さんだけね。他はそうでもありませんって。自力で拡張領域とかを開発したわけじゃないですし」

「ぶーぶー、束さんの助手は凄いんだーって教えてあげれないなんて・・・しょーくんに申し訳ないよ」

「その気持ちだけで十分すぎるんで。ほんともうその気があるなら全力でほかの国の連中脅しちゃっていいんで」

「!?ちーちゃん聞いた!しょーくんからゴーサインでちゃったよ!」

「・・・私からも許可しよう。やれ」

「やれやれ、IS学園は篠ノ之束博士に脅されたわけではないと強く言っておかなければ・・・」

「轡木さん、無理を言ってすみません」

「いえいえ、これも次の世代のため。老骨の私が出来ることなんてツテを生かすことだけですからね」

 

頼れる大人が二人もいるし束さんまでいるし・・・ま、俺はいらないだろ。

 

 

 

「で、束さん。ISつぶすって本気です?」

「うーん、ちょっと考えてるところさ」

「ま、やっちゃってもいいんじゃないですかね。やるならもちろんIS全部に連絡してからですよ?」

「わかってるよー、私の娘達だよ?突然殺すなんてことはしないってば」

「ついでに聞くんですけど・・・そろそろ俺死にます?」

「うんそうだね!」

「笑顔で言われるとなんか・・・なんか妙な気分に」

「お葬式は派手にやってあげるよ!」

「身内葬でひっそりとお願いします」

「えー、つまんなーい」

 

なんて話が俺と束さんの間でひっそりとあった事を千冬さん達は知らない。さて、遺書書いて遺品を纏めるかな。




一夏君、姉のクローンである妹の登場に困惑。
まさかのヤンデレ出現。
有澤クオリティ。
まさかの、展開に作者も困惑。
頼れる大人轡木さん、そのベールを脱ぐ。


次回

対有澤なんやかんや?
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