I・S~DC~ インフィニット・ストラトス~ダサシンクリード~ 作:凡人9号
厨二女と遭遇したり、千冬さんと話したり、簪嬢と並んで作業してたら後ろから厨二女と朴念仁が観察してきてたり、もうなんかいろんな意味で駄目な女と一夏君が仲良くなってるっぽいことに憤慨してる俺です!
簪嬢は簪嬢で厨二女に対しての感情が今までとはなんか違う方向にシフトしていることを部屋に送っている最中に俺に報告してきたりしたけど、俺は元気です。
なんというか・・・駄目な方向に吹っ切れたようです。具体的に言うと?「放置するスタイル」と言えば伝わるだろうか。駄目・・・いや、駄目すぎる姉を構ってやれよ妹ちゃん・・・
「っていうことがあってね~」
「ほうほう、一夏君も大変だな・・・ワロス」
朝食を取っている最中情報収集に努める。本音嬢から一夏君が生徒会室に連れてきた、と言う話を聞いている。
厨二会長が連れてきて、一緒にお茶して、会長から剣道場でエロハプニングが起きたって聞いた、と言っていたことまで聞いた。
一夏君・・・お前って奴は一体どこの主人公だよ・・・クソが。いやいらねぇよ?そんなスキルいらねぇよ?あっても俺じゃ一回いい思いして終わり。社会的な意味で。
「しかし・・・もう本当に面倒事しか起こさねぇなあの女」
「それがかいちょーの趣味みたいな感じだしね~」
放課後に勃発した修羅場の話を聞いて俺はもう本気で暗殺してやろうかと思った。はじめてのあんさつ!
あんなのに俺の大事な大事な殺人童貞捧げたくないから止めとくわ。
「わしわしはかいちょー嫌いなんだね~」
「嫌いとかそういう次元を超越して関わりたくない。視界どころか意識の中にすら留めたくない。一夏君からアイツの名前が出たら一夏君殴りそうになる位関わりたくない」
「う、うわぁ~・・・」
本音嬢にドン引きされるとかどんなだよ。そりゃ露骨に嫌ってる自覚はあるけど引かれるほどか?誰だって居るだろ、関わりたくも無い奴。俺にとってのソレがアイツなだけだ。
「かいちょーにもいいところはあるんだよわしわし!」
「残念!今更いいところを見せられたところでもう手遅れだ!」
「どんな初対面だったのか気になるな~」
「アイツにでも聞け。俺は思い出したくも無い」
「えぇ~そんなぁ~」
「ほら、そろそろ朝食の時間も終わりだ」
「う~まだ食べ終えてないのに~」
ちなみに、本音嬢が食べ終えるまで待ってた。途中で一回ジャージ千冬さんに絡まれたけど特に何事もなかったです。
放課後になりました、どうも鷲津です。早速ですが・・・
「かかってきなさーい」
「ック!全然当たんない!」
「むしろこちらが一方的に攻撃されてますわね・・・」
「・・・俺、コレ勝てる気しねぇんだけどどうよ一夏」
「奇遇だな、俺もだよクリス」
厨二会長vs一夏君・クリス・オルコットさん・鈴嬢の一対四の訓練をしていますが、女性陣の空気が最悪です。
男二人は完全に訓練するって意識でやってるのに対して女子二人が「死んでもぶん殴る」な勢いでやっている。というかあの二人は喧嘩っ早くてイカンでしょ。
そして問題の厨二会長だが・・・おもっくそ煽ってる。とびっきりの笑顔で。「そんなヌルい攻撃見てなくてもよけられるわよ?」とか「スローすぎてあくびが出るわ」とか・・・なんなんだよあの厨二、なんでちょっと世紀末救世主入ってんだよ、お前の武器ISと扇子だろ。
とかまぁ、そんな様子をのんびりアリーナの観客席でのんびり観戦させてもらっている。
少佐とデュノアvs会長とか。会長・一夏君vs篠ノ之さん・クリスとか。楽しそうではあったけどテメーがいんなら参加しねぇよ厨二女、訓練じゃなくてガチになりかねないからこっちみんなクソが。
アイツ居たら俺やることないし色々見たし・・・そうだ、整備室行こう。
「と言うわけで来ますた」
「・・・真っ先に、私のところに・・・・・・なんで?」
「そりゃ、同世代が他にいないからに決まってるだろ!本格的に勉強してる他学年の人と一緒とかやってる事も理解できないんじゃないかとね」
整備室は毎日と言うわけでもないが基本的には二、三年生がそれぞれ五人くらい居る。ぶっちゃけ少ないとも思うが、彼女達曰く「その日一日の授業の分からなかったところや、気に食わなかったところの復習や理解をするためにきている」だそうだ。
勿論多いときは多い。簪嬢の隣で作業できないくらい居るときもあるが、誰も居ないときとかもある。
とまぁそんな解説は置いておいて、俺の弁に不満そうな顔の簪嬢を見て・・・お前俺に何期待してんだよ!って言いたくなったがやめておいた。
「なに?どんな返事なら好みだったの?」
「・・・・・・別に」
「『実はお前のことが好きだったんだよ!』とでも言えばよかったのか?需要がねぇだろ需要が」
「・・・・・・あるんじゃない?」
「・・・あるのか。ソレはそれでショックだな」
「え・・・」
「簪嬢。君のかけている眼鏡に定価以上の価値がある、って言われたらどう思う?」
「へ、変態・・・」
「だろ?変態となんて関わりたくねぇよ俺」
「・・・そうだね。そう、だよね」
きっと友人に変態いたんだろう・・・・・・何も言うまい。
「・・・ちゃんと調整、してる?」
「いつも通り微調整してるけど・・・いきなりどうしたん?」
「もうすぐ、キャノンボール・ファスト・・・があるよ」
「キャノ・・・え?何?」
「やっぱり脳筋・・・」
「教えてくださいよ簪さん」
「いっ、いつもよりさわやか・・・!」
なんか凄いドン引きされてるんですけど・・・俺今どんな笑顔浮かべてんだろ、本気で疑問だわ。
「お、教えるけど・・・一言で言えば、ISでのレース、だよ」
「ISでレース・・・何それカオスの予感」
「察しの通り・・・攻撃有り、だよ」
「うわぁお、なんだか凄いことになっちゃいそうだぞ」
「動画あけど・・・見る?」
「見る見る。テンション上がってきた」
その後、作業をする簪嬢の隣でじっくりと過去のキャノンボール・ファストの動画を見せてもらったが・・・スゲェなこれ、銃弾飛び交うし、ロケットが画面を埋め尽くしてたり、思いっきり斬りかかってる奴もいるし、スモークで画面見えねぇぜ・・・
相手を蹴落とす、と言う行為においては男よりえげつないのが女子だからな。早坂さんから散々聞かされてもうお腹いっぱいです。
なんか一夏君達が皆で仲良く厨二女と一緒に訓練してて最近放課後はもっぱら整備室にこもってる俺です。最近と言っても昨日からだけどな!
まぁどうあがいても整備室なんで、厨二女が居ようが居なかろうが別にどっちでもいいんだけどな。
そして俺は、キャノンボール・ファスト用の調整に取り掛かっている。普段の調整はそれで記録しておいて、とりあえずは速度特化用の型紙を作っている最中だ・・・
「やっぱ試しながら調整繰り返してった方が効率的なんかねぇ・・・」
「トライ・アンド・エラー・・・?」
「そうそう、人間失敗しなきゃ学ばないからな。データとにらめっこしてても結果は分からないしな」
「・・・やっぱり脳筋」
「だから止めてくれって。俺も嫌がること言ってないだろ?」
「・・・・・・じゃ、残念イケメン」
「なにそれこわい」
「・・・え?」
「え?・・・だって俺、面そんなに良くないだろ」
「・・・顔面偏差値、64・7」
「なるほど分からん」
「所詮脳筋・・・」
「他の例えをくれ、例えを」
「人間・・・顔じゃないから」
「なんか知らんけど慰められた!」
「ほら・・・・・・私、他の人の顔知らないから」
「なんか、ごめん」
なんともいえない雰囲気になってしまったが、別にそれでへこたれる俺でも簪嬢でも無い。次の瞬間には、
「スッカリ忘れてたでしょ・・・私に、知り合いが少ないこと」
「俺の知る限りじゃ本音嬢とその姉・・・後は整備室に来る上級生方か」
「後は、食堂の人達・・・」
「ホント少ねぇのな・・・クラスメイトは?」
「そもそも話さない」
「こいつぁヒデェや」
「でも、これでいいって思ってる」
「駄目でしょ、ソレは駄目でしょ。少しでもいいから前に進もうぜ」
「・・・実は、鷲津くんと居るだけで・・・いっぱいいっぱい」
「知らないうちにそんなに苦労掛けてたの俺!ごめんな!なんかごめんな!」
座ってる椅子から腰を上げ、ジリジリと整備室のドアへと向かう。そんな俺につられたのか簪嬢もジリジリと何故か俺との距離を詰めて来る・・・え、なんで?
「なんでコッチ来るんだ簪嬢。俺は君の錘でしかないんだろう!」
「もう錘に慣れちゃった・・・鷲津くんの錘と、同じ」
「ハッ!その発想は無かった!」
いやまて・・・でもそれってどっちにしろ重いことには変わらないんじゃないのか!
「こんな場所にいられるか・・・俺は修行をするぞ!」
「待って・・・それは、フラグ」
「一体何フラグだよ!死ぬの?俺死ぬの!?」
「そう・・・鷲津くんはもうすぐ、スキーのストックで刺されて」
「マジか、誰に殺されるんだ・・・俺」
「私」
「・・・・・・え?」
「本音、大切」
「そっち!ヤンレズなの!」
お互いにネタに走ったとはいえどういうことなの・・・
「ってか俺が本音嬢狙ってることになってる事になってる!どういうことなの!」
「え?」
「え?」
「違うの?」
「違うわ!そもそもそんな事考える余裕なんてねぇわ!」
「・・・え?」
「・・・え?」
「なにそれこわい」
「ぶっちゃけ俺、切羽詰ってるんっすわ。やらなきゃならんことがあってなー」
「そう・・・頑張って」
「おう。頑張る、鷲津君超頑張る」
なんというか・・・正直世界救うって言われてもイマイチやる気しなかったけど、知り合いを助けるって方向なら何とかやっていけそうだな(確信)。
ネタからの唐突なシリアスとか。どうよ、この落差。普段やらないネタだろ。
というかそろそろネタの流れを切らないとどうしようもなかったからな、やむを得ずシリアスだ。
「・・・そろそろ帰ろう」
「ネタやって疲れたわ、もうしばらくはいいな」
「・・・けど、楽しかった」
「本音嬢とやれ。いやマジで」
簪嬢割とマジにどんなフリが飛んでくるか分からないんだよ。今回はなんか殺されることになったけど、前は結婚。その前は知り合いが死ぬ。そのまた前は事故る。なんだこのレパートリー・・・もうやだ寝る。
今日も今日とて放課後整備室。
と思ったか馬鹿め!第三アリーナ観客席だよ!
横には本音嬢がパンをもきゅもきゅと食べている。簪嬢も誘ったが「姉、殺すべし。慈悲は無い」とか言い出しそうな雰囲気だったから整備室に置いてきた。
その際にチラっと簪嬢が妖怪本音置いてけ、に変貌したが、本音嬢の説得でいつも通りの彼女に戻った。あれは簪嬢じゃない、きっと彼女の中のナニカだ。
しかし・・・相変わらず訳わかんねぇなアイツ。
アイツってのはまぁ色々な人物を指してのことだ。
まず一夏君。
なんで今ボロボロな動きなのに本番になったら機敏な動きが出来るんだよ。本番に強いタイプ、と言えば耳に聞こえはいいが、逆を言えば錬度が足りない、勢いしかないって事だ。それを直すために今こうしてるんだろうけど。
次、クリス。
考えても纏まらないので放置で。
本気で分からねぇんだよお前。とりあえず、いい奴ではある。
最後がオメーだよ厨二女。
本性見せろ、以上。
ヘラヘラふらふらしてるのは確かに楽だが、その結果がお前の妹からの扱いだよ!放置していくスタイルだぞ、少なくとも家族への対応じゃないだろこれ。
後はなんだ、あれだ。素を俺に見られたのに俺の前でも仮面被るの止めろや。今更かっこつけてなんになるよって話だ。
等と適当にのんびりしてると「本音。それに鷲津くん」との声が掛けられた。
うん、俺に話しかけててきなおかつ本音嬢を呼び捨てにする人と言えば?
「虚さんじゃないですかーやだー。どうしたんですか?」
「お嬢様を探して・・・って居ましたね」
「最近随分お熱ですな」
「鷲津くんも金城くんも反応悪いって愚痴っていたしね。織斑君は反応がいいんでしょう」
「適当にあしらっとけばいいのに自分から首を突っ込んでいくスタイル・・・嫌いじゃないけど真似したくないな」
「簪お嬢様の件は?」
「趣味が合うから仲良くしてるだけだよ。特撮ヒーロー好きとはいいセンスしてるよ」
前に休憩中に「好きな番組何?的な話題から知ったことだが、いいセンスしてるよホント。重量感あるよな!
「私は訓練がひと段落してからお嬢様を連れて行きますので、鷲津くんは本音を先に生徒会室に連れて行ってもらえませんか」
「お安い御用さ布仏の姉御。俺ッチに任せときな」
「・・・どんなキャラです?」
「昼休みに本音嬢と遊んでて出来た『下っ端山賊』的なキャラ」
「良く分かりませんが、任せましたよ」
「あの女と廊下ですれ違わないためにもさっさと仕事を終わらせて見せますぜ」
「・・・頼みましたよ」
スゲェ怪訝そうな顔で見られたけどコレネタですからね!
鷲津、情報収集
鷲津、ボッチ
鷲津、と思いきや友人
そしてネタである
まぁ俺の小説待ってる奴なんて居ないだろうがな!
次回
原作の楯無ヒロインシーンを全力でカットしていくスタイル。