I・S~DC~ インフィニット・ストラトス~ダサシンクリード~ 作:凡人9号
ネタが無いから投稿速度遅れると思います・・・ダイジェスト形式で書いて尺巻きたいと思った今日この頃。
たすけて
バスに揺られたり、寝てる少佐を眺めたり、泊まる宿の女将さんと話したり、一夏君が地面に生えてたウサ耳引っこ抜いたら空から人参が振ってきたり、その中から篠ノ之束が出てきたり・・・カオスです。
「いやー、相変わらず元気そうだねいっくん!最後に会った時から変わりはないかい?」
「お、お久しぶりです束さん・・・でもなんで上から?」
「いやー、前にね。ミサイルで飛んでたらどっかの国の戦闘機に打ち落とされそうになったんだよー。それ以来ミサイルには乗ってません!束さんは学習するのだァ!」
とか指を空に向けて宣言しているところ悪いが、まずミサイルは移動時に乗る物ではない。
なんて内心で突っ込んでたら一夏君と話してた束博士がこっち向いた。こっち見んな!
「ではしょーくん!一緒にほーきちゃんを探しに行こうではないか!」
「ハァ!なんで俺!一夏君でも連れてけよ!」
「まぁまぁ、よいではないかよいではないかー」
まったりとした言葉ながらも俊敏な動きで首根っこを掴まれて引きずられていく。俺は敵意や攻撃の意思が無い行動に対して反応できないんだよ!そういう風に師範に鍛えられたからな!
「おのれ束ー!は、離せー!」
「少し話したい事もあるのだー、来たまえー」
「来たまえって、引っ張ってんじゃねぇか!」
「細かい事は気にしなーいのっ」
気にしろ、気にしてないからアレだ、ISが変な使われ方されてんだよ。ヴァルキリートレースとか完全にアウトだろ、アレ何とかできただろアンタ。
って言うか両足で踏ん張ってるってのに引きずられるとか、あんた一体どんな筋力してんだよ!
曲がり角を曲がりに曲がり時折角にぶつかり、ようやく手を離された俺は咳き込んでいた。いや、途中から首に下げてるドックタグ型リンゴをワシ掴んでたし、首に食い込んで後でも出来てるんじゃないかと・・・
「よし!リンゴ回収完了!」
「リンゴ回収してどうすんのさ・・・」
床に大の字になって束博士を見上げる俺・・・ロングスカートで見えぬ・・・しかしなんだ、ワザと腰を振ってスカートの裾ヒラヒラさせて挑発すんな、まくるぞ。小学生の如く捲くるぞ。
「いやー、リンゴを渡したはいいけどね?肝心のISを用意してなかったのさ!一つ作ってきて、それを今から入れようとしてるんだけどー・・・おー?」
リンゴISのモニターを開き首を傾げる束博士。
「これはまた・・・おっもしろい事考えるねーしょーくんはー。よし、この束さんにまっかせなさい!明日には完成品渡すからねー」
と言ってから束博士は「ほーきちゃーん!」と叫びながら、黄金のリンゴを片手に持ち、俺にドッグタグを投げ返してきた・・・それ、分裂できるんかいな・・・あ、でも拡張領域になんも入ってねぇ、これじゃあただのドッグタグだ。
さっさと別館に向かって水着に着替え、夏用の半袖パーカーを羽織りいざ海へ。
「お、翔。箒は見つかったのか?」
「途中で博士とはぐれちまったんだよ。あの人フリーダム過ぎるだろ、知り合いなんだろなんとかしろよ」
「俺じゃ無理だ。千冬ねぇでようやくって感じだよあの人は・・・って翔こそどこで知り合ったんだよ、あの人行方不明だったんだろ」
「IS動かしてしばらくしたら家に来たんだよ。なんか気に入られて、今に到る。連絡なんてまったくしてこなかったってのに今更何でだろうな」
当然の如く嘘を吐いたわけだが。いや、リンゴとか、無人機の事とか、流石に言ったらアカンでしょ。
「ってかなんでパーカーなんて着てるんだよ」
「いや、これ脱いだらさ・・・怪我とか見せちゃうことになるんだよ、ダセェだろ?」
「そうか?傷って男の勲章だろ?」
「いやまぁなんだ・・・一方的にフルボッコにされた傷だからな」
「なんだ?喧嘩か?」
「修行。お前のねーちゃんにも傷付けられてんだよこちとら・・・喧嘩の方がマシなレベルでな」
「・・・・・・朝、千冬ねぇに会えないんだけど」
「知らんよ。本人に聞けよ」
そういうとブツブツと言い始めたのでとりあえず軽く柔軟する事にする。一通り終えた辺りで、鈴嬢が一夏君に飛び掛っていた。というかタックルしていた。
「なーに真面目に準備運動なんてしてるのよこの男共は」
「お前もちゃんと準備運動しとけよ、おぼれてもしらねぇぞ」
「海はな、怖いぞ・・・準備運動しても不足な程にな」
「何怖いこと言ってるのよ・・・それに大丈夫だって、私はおぼれた事ないわ。きっと前世は人魚だったのよ!」
とか言いながら一夏君に登っていく鈴嬢・・・どう見ても前世はサルですありがとう御座います。
そのままどっか行ってしまった。監視塔とか云々聞こえるけど、まぁスルーだ。
「ワシワシ居た~みんなこっちだよ~」
一人で手持ち無沙汰になったと思ったら本音嬢が現われた・・・現われたはいいんだけど、え?・・・・・・え?
「なんで着ぐるみ着てるん?」
「えへへ~かわいいでしょ~?」
「まぁ、かわいいけど」
全体的には黄色、おなかの部分は白。そして黄色の付け耳。どこかで見たようなかわいらしいキャラクターの様な着ぐるみなのは別にいい。
「その下、水着だよな・・・?」
「試してみる~?」
「ノーサンキュー。あまりそういうことは言わないように」
なんか知らんが本音嬢からのブーイングをされながら適当に遊んでるとさゆか嬢と谷本さんが合流した。
「やだ・・・筋肉・・・」
「お前まで筋肉で俺を弄るのか・・・谷元さん、覚悟は良いか?俺は出来てる」
「えっ待って!どういうこと!」
「お前は俺を怒らせた、おこだよ。激おこだよ!」
「なんか良く分からないけどごめん!」
「許す」
「今日の鷲津くんなんなの!?」
俺も正直分からん、突然現われた束博士のあのテンションにすっかり調子崩されたわ。
この盛り下がった気持ちをどう盛り上げようかと悩みつつ、本音嬢の頭を撫でたり叩いたり付け耳とって二人に付けて見たりそれなりに楽しんでいると真っ白い何かが現われた。
「・・・よ、嫁よ・・・どうだ」
「その声は少佐か・・・にしても、どうだと言われてもな」
ミイラ状態でそんな事言われても・・・反応に困るわ。本音嬢は本音嬢で「わ~いらうり~とおそろいだ~」
とか話しかけてるし、少佐も少佐で「う、うむそうだな布仏よ」とかまんざらでもなさそうな声出してるし・・・ふむ、これを期に少しずつ日本の文化を・・・
「いやまて本音嬢に少佐・・・着ぐるみは日本の文化じゃないぞ」
「そうなのか!こんなにかわいらしいのに!」
少佐、この一ヶ月で随分変わったな。前は「かわいい?なにそれおいしいの?」な感じだったのにこんな反応してくれるなんて・・・
「え、ちょっとなんで鷲津くん泣きだしたの!」
「いや・・・なんだ、少佐がな・・・良い子に育ってくれてるようで嬉しいんだよ」
「お父さん!いやお兄さんか!」
「だって俺、少佐が学園に来てから少しだけど寮部屋同じだったんだぜ、当時の彼女と比べたら・・・お前等だって分かるだろ、初めのあのコミュニケーションする気なかった状態から本音嬢と話せるようになったんだぞ!凄い進歩だと思わないか!」
いやまぁ・・・今はバスタオルグルグル巻きの妖怪と化しているがコミュニケーション能力は外見と一致してないはずだ。
「で、少佐・・・なんでお前さんぐるぐる巻きなんだ?」
「・・・・・・・・・恥ずかしいからだ」
「・・・ああそう、良くわかんないけど頑張れ」
「・・・うむ、そうだな・・・頑張ってみよう!」
そう叫びながらバスタオルをかっこよく脱ぎ捨てた彼女の服装は、黒いセパレート水着だった。それもフリル特盛りでかわいらしい代物だ。うむ、初日に見た風呂上り全裸の時と比べて大して身体的成長はしていないようだ、よきかなよきかな。
「うん、実に良く似合っててかわいらしいぞ少佐」
黒なのは、趣味なのか、千冬さんに合わせたのか、ISカラーリングからなのか。まぁ知らなくていいか、多分趣味だ。
そして目の前で「えへ、えへへ」とかニヤニヤしながら両手を頬に当てて顔を左右に振っている少佐・・・なんか感情表現古くない?いやかわいいけどさ・・・
その隣で本音嬢が不機嫌そうなのが気がかりだがあれだろう、着ぐるみ同盟から早々に脱退した奴がいるからだろう。
「では私は一夏の方にも行って来る!また!」とバスタオルを回収してから笑顔で走り去っていく少佐を見届け、谷本さんとさゆか嬢に連れられビーチバレーしている女子の団体にお邪魔する事になった・・・
そして始まる俺無双。
錘付きの俺&本音嬢対三、四人でも余裕で勝てるとか・・・おかしくね?俺の体。とはいっても、両手伸ばして全力でジャンプしてネットギリギリ超える程度だし、何故勝てたし。接待か?俺も接待のつもりで手は抜いてるんだけどねぇ・・・
なんてやってると一夏君達が合流。そして始まる男三人vsありったけの女子達。途中で乱入してきた黒水着装備の千冬さんによってパワーバランスが崩壊し、山田先生の提案で千冬さん&少佐with俺対その他へと変貌した。
俺と少佐と言うハンデがありながらも俺達を気遣える余裕のある千冬さんはマジにチートですわ。そして一夏君、お前はスマッシュの時に俺の足を狙ってくるのを止めろ、そして千冬さんの悪乗りで始まる俺だけセパタクロー縛り、何故か一夏君まで始めて意味が分からん対抗心を燃やすな。
その後、昼食へと向かったクラスメイト達を見送り、千冬さんの監視の下ビーチバレーに使った器具の回収や返却に追われ、殆どが食べ終えている食事どころに向かい、飯を食って、再び遊びに駆り出した。
具体的に言うと、チェーンソーや水着を買ったショッピングモールで買っておいたデジカメで撮影会。勿論後でプリントアウトして皆に配る予定だ。
途中でクリスに貸したり、少佐に貸したり、山田先生に貸してみたり・・・グルグル回って、俺の元に帰ってきたのは夕食の時だった・・・データが、データが・・・水着の女子達で溢れている・・・だと・・・!?
まぁそんなデジカメは、画面をガン見してたところに遭遇した千冬さんに押収された。「こちらでプリントアウトし、学園にデータを保存し、後にこれのデータは処分する」との事。まぁうん、異存は無い。
「あれあれば売れたのになー・・・ちょっと残念」
主にあの新聞部の人間や、百合百合している生徒さん達に割りと高値で売れるはず・・・そんな俺の横から「何を売るのか分からないけど、本音にパーフェクトジャンボパフェ二回も奢れる財布があればもうお金要らなくない?」という浴衣姿の谷元さん。と言うか、俺も浴衣だ。
実際、その他大勢、一組だけじゃなく食堂に集まっている一年全員は実に多種多様だ・・・国籍より取り見取りの美少女達の浴衣姿・・・浴衣、実に良い物だな。普段は見えないし、今も極稀にチラッと見える程度だが健康的な太股。普段じゃ見る機会もないが、風呂上りだからなのか髪を上げているため見えるうなじ。日本最高。
なお、PJP(パーフェクトジャンボパフェ)とは一つ税込み二千五百円するあのショッピングモールの目玉商品。普通は五人くらいで分け合って食べるモノだが、本音嬢はサラッと一つ食べて「まだたりないよ~」とのたまったがな。
その光景が面白くてついもう一つ奢っちまった。
「しかし、うまいな。出先で食べるからか、本当に上手いからなのか、その両方なのか・・・」
逆隣から聞こえる「多分両方だよ~」そんな緩い声を聞きながらも黙々と箸を進める。
旅館名物の一人用鍋、刺身。二種類の添えられている山菜とおしんこそして味噌汁に・・・そして美味い白米!お櫃に入れられているというのに炊きたてそのものなのがグッド!刺身に添えられている肝にわさび、カタカナのパチ物ではなくひらがなの。これもう政治家が食ってるもんだよ・・・あーあーみんなそんなにがっついちゃって、食事ってのは優雅に楽しむもんだぜ?
「確かにこりゃ両方だ。新鮮だからなのか刺身もウメェ、味噌汁も多分単純に美味い。そこまで料理に詳しいわけじゃないから表現しづらい・・・くそ、俺のスキルの無さに絶望した!」
「簪ちゃんがいってたよ~こういう時って脳筋っていうんだね~」
簪嬢、今度見かけたら何が何でも眼鏡取ってやる。知ってるぞ、素顔見られるの苦手なんだろ・・・虚さんから聞いたぞ。
「本音、その話題はNGだよ。気にしてるから」
「うんわかったよ~」
「たまに朝早く起きたときにトレーニングしてるの見かけるけど・・そんなにイヤならやめればいいじゃん」
「習慣みたいなもんなんだよ・・・ガキの頃から朝起きたら山走り回ってたからな、三つ子の魂百までってやつでな。寝起きに体動かさなきゃ気がすまない」
「え?やだ・・・おじいちゃん・・・?」
「誰が明け方に散歩してる爺さんだ。そこまで歳とってないわ!」
前世の俺が生きた年齢と俺の年齢足してもまだ爺さんって程じゃないわ!いってもおっさん止まりだわ!・・・ってか、なんだあいつ等は。俺の目の前でイチカ君はオルコットさんと、クリスはデュノアとイチャイチャしやがって、アーンとかなに?何がしたいのお前等?あてつけ?あてつけなの?ハニトラ警戒してる俺の前でそんな事してるとか喧嘩売ってると見ていいんですよね、アイエスファイト、レディー・・・
「鷲津くん、箸折らないの」
「・・・・・・わ、割り箸だし・・・怒られないだろ」
「いや・・・割り箸普通に持ってるだけじゃ折れないからね、何が鷲津くんをそこまで駆り立てたの」
言えない、男の嫉妬なんて醜いこと言えない。モテない男の僻みなんで言えない・・・その察した顔止めてくれたまえ谷本さん、お前の口にわさびを全てぶち込むぞ。
束、リンゴ強奪。
海にて、女子高生。
嫉妬に駆られる主人公。
のおおよそ三本でした。
そしてこの好意に気付こうとしない主人公である・・・鈍感よりタチ悪いんじゃねぇかなこれ。
先日、何気なしにランキングを見たのですが・・・日間で十六位でした。
正直ランキングで初めて自分の作品タイトル見かけて「あれ?今見覚えのある・・・え?・・・・・・え、マジで?」って感じでした。
十六位かー・・・まぁなんだ、作者らしい順位で。
次回
女子会(どうしましょうね、混ざってみますか?それとも風呂で男子会?)
篠ノ之侍、有頂天(・・・まで行くのか?)