I・S~DC~ インフィニット・ストラトス~ダサシンクリード~   作:凡人9号

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なんか、巻が終わる度にこうした話を書いてる気がする。
まぁ、こういうスタンスです。




原作三巻への繋ぎですよ

二対一かと思ったら少佐が暴走したり、少佐モドキだと思ってたのが千冬さんモドキだったり、一夏君とちょこっと協力して倒したり、真っ白い場所で少佐と少し話したり、クリスが凹んでたり、少佐にキスされそうになったり、少佐から一夏君と同じ扱い受けたり・・・解せぬ。

 

そんな俺は、アリーナの席に座ってタッグトーナメント(一回戦だけ)を売っていたポップコーンとメロンソーダを両手に観戦している。

授業も昨日の少佐暴走でずれたトーナメントでつぶれ、一部の生徒が歓喜している中・・・我等一年一組は「明日。倍進める」との千冬先生のありがたいお言葉でテンションが下がってたり、しなかったり。

 

隣に座っているのは少佐、そしてその反対には何故か簪嬢。本音嬢?クリスと一緒に谷本さん&さゆか嬢コンビと戦っている。

 

「・・・・・・本音、私と組む・・・はずだった」

「ホントの事言うと、俺・・・簪嬢と組みたかったんだよな」

「なに!私とではなくてか!」

「実はね。本音嬢と組むだろうって思って少佐の申し出を受けたけど・・・」

 

その簪嬢だが、スッゴイ凹んでるのだ。もうほっといたら両膝抱えて俯いてブツブツと言い出して黒いオーラを纏いそうなくらい。

試合の方は・・・クリスが爆笑しながら全身にある砲塔から発砲し、ソレを何とか避ける二人、そして避けた直後の隙を本音嬢が撃ってシールドを削る、そんな戦法を取っている。あ、地面に落ちた谷本さんがタンクで轢かれた・・・ひ、轢かれた!

 

「し、少佐、あの戦い方どうよ」

「・・・呆れるほど有効な戦術だ」

「・・・・・・私も、あんな感じの専用機・・・・・・作ろうとしてる」

「俺達凡人は使えるもの全て使わなきゃ勝てないからな・・・」

「凡人の意味を考えさせられる言葉だな」

「脳筋は凡人じゃ・・・ない」

「二番目の男ですが、友人の女の子達が辛辣です・・・」

「・・・多分、皆も言う」

「うむ。断言できるな」

「・・・・・・そんな?ねぇそんな俺って凡人じゃない?」

「凡人はまず体重と同じ重さの錘をつけない」

「・・・え、なにそれ・・・やだ・・・脳筋・・・」

 

俺だって好きでつけてるわけじゃねぇよチクショウ、世界救ったら焼却処分してやるクソが。

 

「・・・一夏君にでも話したら高値で売れるかね」

「なに?どういうことだ?」

「これ、千冬先生から渡された物なんだよ」

「私に売れ!」

「まだ売らねぇよ!何取ろうとしてんだよ、やめ、おいやめろ!やめなさい!!」

 

まるでオモチャを取り上げられた子供のようにグズりだす少佐・・・ああくそ、なんか知らん内にクリスと本音嬢勝ってるし!タンク!俺にもっとタンクを見せろ!

 

 

 

「・・・なんかツマランな」

 

クリス&本音嬢コンビの試合の後・・・特に目立つタッグ戦も無く、簪嬢もなんか普通の打鉄だったり・・・試合が終わったのに帰ってこなかったり、暇していた。

だって皆打鉄かリヴァイヴのどっちか。

 

「ISに触れて半年未満では、まぁこんな物だろうな」

「・・・なんか少佐、寛容になった?」

 

前なんて「ファッションとか思ってる連中死ね!」だったのに随分とまぁ・・・お兄さん嬉しいよ。

 

「私もな、色々考えたのだ。考えて考えて・・・その結果!私はお前を嫁とする!」

「どうしてそうなった・・・どうしてそうなった!」

「私なりに好意をどう表現すれば良いか考えてだな・・・ドイツ軍の友人に相談してみたのだ」

「おい、その相談相手誰だ」

「クラリッサだ」

「・・・ごめん、俺にも分かるように教えてくれない?」

「ドイツ軍のクラリッサ・ハルフォーフ大尉。彼女は部隊の中でも日本通で有名でな、日本の文化を彼女に教わったのだ」

 

日本通、そして嫁発言・・・間違いない、オタクだ。いや、確かに海外でオタク文化が流行ってると言う話だが・・・勘違いも多いらしい。まさに今のそのクラリッサとか言う奴の事だよ!

 

「・・・分かった、良く分かった。今度しっかり教えてやるからその知識は投げ捨てろ」

「む、何故だ。せっかく同僚が快く教えてくれたというのに」

「確かにソイツは日本通だろう・・・でも違う、そうじゃない」

「・・・違うのか?」

 

身長、もとい座高の差で上目遣いになるようにこちらを見上げてくるが・・・違う、そうでもない。

 

「なんで睨みつけてきてんだよ」

「?これはジト目という物ではないのか?」

「ああそういうことか。今度ソイツと話させてくれ」

「む?構わないが・・・何故だ?」

「少し、少佐以外のドイツ人という物を知りたくてな」

「そうか!ならば今度伝えておこう!」

 

少佐曰くジト目だった目を爛々と輝かせてニヤニヤし始める少佐、それはいいんだが・・・少佐、チョロくね?

 

 

 

その後、少佐が「ちょっと一夏の所に行って来る」と言って席を立ち、そして空いた席にクリスが座ってきた。

 

「乙カレー」

「おー、疲れたわ。友達と戦うのはつらいな」

「そうか?楽しいじゃないか」

「これだから脳筋は」

「お前までその弄り方するのやめーや」

 

だって実際楽しくない?お互い全力でぶつかる、とかどこのスポコンかヤンキー漫画だよ。いや、ISは一般にはスポーツとして見られてんのか、そういやそうだったな・・・どこの世界に重火器撃ち合うスポーツがあるんだよ!良く考えたらおかしいだろ!

 

「で、どうだったよ」

「ああタンクな。素晴らしいモノだ・・・途中で轢いたよな」

「・・・悪気は無かったんだけど・・・つい跳ね飛ばしちまった」

「他の奴にはやるなよ?」

「いやー、ウチの社長からは好評だったんだけどなー」

「だからお前の所の社長は頭おかしい」

「ハッハッハ!それは褒め言葉として受け取っておこう!」

 

後ろから爆笑が聞こえたと思えばクリスが「あ、この声・・・」とか言って頭を抑えた。

嫌な予感がして振り返ってみるとスーツ姿のグラサンでゴツイ・・・どう見てもヤーさんが立っていた。その後ろに居る、人の良さそうな細いスーツの男が雇い主で、その人のボディーガードに見えるが・・・

 

「あー、翔。この人な、ウチの社長の有澤和一さんだ。後ろに居るのは秘書の森さん」

「君が二番目だな!昨日の戦い見せてもらった、ウチのテストパイロットにならないか!」

「いえ、しばらく無所属でいいです。卒業してあてが無かったらその時はよろしくお願いします」

「うむ、優秀な技術者候補とも聞いている!あのような奇抜な発想が出来る技術者は大歓迎だ!」

 

握手した腕を上下にブンブンと振られ、非常にパワフルさを感じさせる有澤和一さんは「社長、お時間の方が」と言う森さんの声で俺から手を離した。

「いつでも待ってるからなー」と手を振りながら、森さんに引きずられていく和一さんを見送り・・・

 

「なんか、悪いな。社長が・・・」

「いつもあんなのなんか?」

「あんなの。まぁ社長一代で今の会社建てて成功してるし・・・優秀な人なんだよ」

「まぁなんだ、世の中で成功する人間ってのはどこかしらぶっ飛んでる人間・・・って聞いたことがあるような」

「俺達じゃ無理だな」

「俺はともかくお前は・・・何とかなるんじゃね?外見からして奇抜だし」

「・・・・・・好きでなったんじゃないやい」

「ま、まぁなんだ。分からんがドンマイ」

 

神様にでも無理矢理させられたのか?なんにせよ分からん事ばかりだな。有澤・・・有澤・・・前世の知識で覚えがあるような、無いような・・・

 

「あの社長・・・四脚作ってくれとか言ったら作ってくれるかな」

「四脚とか止めろよ、せめて逆関節だろ」

「いやいや、逆関節とか無いわ」

「逆関節キモいとか、四脚の方がキモいから」

「いや俺逆関節キモいとか言ってないから。そう言ったって事はキモいって思ってるって事だから」

「上等だお前、久々にキレちまったよ・・・屋上行こうぜ」

「お前ホモかよ!キモいわ!」

「ホッホホホ、ホモじゃねーし!」

「キョドんな余計怪しいわ!」

「やめろ、離れないでくれ!周りには女子しか居ないんだ離れないでくれ!」

「寄るなホモ疑惑野郎!疑惑が晴れるまで近寄らねぇぞ」

 

面白そうな試合もやってないし、早々にアリーナから。ついでにホモクリスから逃げる。

後ろで叫んでるクリスや、なんかザワザワしてる周りの女子達。疑惑が加速しそうだが、知ったこっちゃねぇ!疑惑がガチだったら俺掘られるじゃねぇか!

 

 

 

逃げた先、俺を待っていたのは千冬先生のアイアンクローだった。自分から伸ばされた手の平に突っ込むように。

 

「廊下は、走るな」

「ふ、ふぁい・・・ふひまふぇん」

 

多分、ギャグマンガみたいな光景になってるだろうな。だって、足が地面についてる感覚ねぇもん。プラプラしてんだもん・・・

 

「よろしい。そうだ、お前に伝える事があった」

 

突然手を離されて地面に落下。ええ落下ですよ、足から文字通り落下。アシクビヲクジキマシター。

 

「一人部屋に戻る事になったぞ、良かったな」

「千冬先生、足くじいたんですけど?超痛いんですけど?」

「そうか、風呂に入ってゆっくりほぐせ」

「ご助言ありがとう御座います・・・で、一人部屋に戻るって事ですか?」

「その通りだ。ちなみにラウラだが、デュノアと同じ部屋になるな」

「なんだ、デュノアか」

 

そう言えば、いつの間にか女子用の制服着てたんだよなあいつ。本当に気がついたらだ。

 

「あいつの事だが、知っていたのか?」

「実は初日にすこし・・・」

「程ほどにな」

「そう思うなら今後無理矢理ペアを組ませないで下さいね」

「却下だ」

「そのお蔭で俺と一夏君が少佐を取り合ってるみたいになってるんですがそれは」

「私の知ったことではない・・・が、私からも少し言っておこう」

 

・・・ああそうだ、一応知ってるけど立場的に聞かなきゃならんことが一つ。

 

「あの、少佐が千冬先生のISになったのはなんだったんです?」

「ラウラから聞いてないのか?」

「正直、態度が変わった事のインパクトが強すぎまして」

「・・・あれは、ヴァルキリー・トレースシステムといってな。モンド・グロッソ部門優勝者の動きをトレースするという物だ」

「部門優勝者全員分再現できたら敵無しなんじゃ・・・」

「欠点は『当時の行動しか再現できない事』だ。その行動の弱点となる行動をされたときに対応が出来ないのだ」

「あー・・・過去の行動しか出来ないって事ですね」

 

能力バトル漫画でそんな能力あったような・・・結構強かったような。最終的に主人公に負けてたような。主人公が割りとチートだったような。いや、どうでもいいわ。

 

「まぁ、千冬先生くらいの猛者でしたら刈りやすい獲物ですね。実際に戦った連中なんですし」

「過去とはいえ、手強い事に変わりはしないがな。腕の鈍った私で勝てるかも分からん」

「・・・今、鈍ってるんですか?」

「鈍っているな。現役、ドイツ軍時代ほどトレーニングを重ねられてなくてな」

「いや、チラって俺見ないで下さいよ、何期待してんですか」

「いやなに、弱くなっている私なら超えられるだろう?」

 

ドヤ顔で何を仰る。無理に決まってるでしょう、正直貴方の存在バグなんじゃないかな?って疑問に思ってきてるんですから。実は転生者・・・だったりしません?

 

「む?なんだその目は」

「いやなんでも。とりあえず、俺は今日からまた一人部屋って事ですね」

「その通りだ。早めに風呂に入っておけ。早い時間に閉めるからな」

「トレーニングの後はシャワーで済ませってことですね分かります」

「その通りだ。では、私はこれから書類仕事がある」

「お疲れ様です」

「以後、廊下は走るな・・・とは言わないが、気をつけるように」

「はい、済みませんでした]

 

 

 

突然だが、武装が増えた。リンゴ入手時よりも増えた。理由は簡単だ。『リンゴが作ってる』からだ。

 

前は剣とナイフと投げナイフとアサシンブレードだけだったのが。リストガン、リストフック、ワイヤーガン。ワイヤーガンどっから湧いて出た。

 

リストガンとフックは、エツィオが使ってた物でいいのだろうか。ワイヤーガンは・・・過大解釈すればコナーのロープダートか?俺まだエツィオと戦えてすらいないんですけど武装開放しちゃっていいんですかね。

 

そして俺は、ワイヤーガン片手に森の中を走っている。

引き金を引けばフックが飛んで行き、もう一度引けばワイヤーが巻き取られ体が浮く。更にもう一度引けばフックが爪を緩める。

 

「なにこの超技術こわい」

 

着地してから一人呟く、一回解体すればリンゴの知識ブーストで何とか理解できるんだろうがそんな気もまったく起きない。

 

「お前はダ・ヴィンチか。シークエンス終わったらいつの間にか奇妙な作品作ってるレオナルドか」

 

・・・このリンゴなんも話さないしな、まだ自由人だけど気の良い友人のほうが付き合いやすいわ。

 

その日の夢に出てきたのは海の上に立つ街で、左肩にかかるマントが特徴的な人物だった・・・ええ、ご存知の通り即行で死にましたよ。




出してしまった有澤!
あんまりタンク出せなかったな・・・まぁタンクは次にちゃんと活躍しますよ。

なんも書く事が思い浮かばないからダクソ2だ。
鈴の槌持ってる騎士強すぎワロタ。
おじいちゃん強すぎワロタ。なんで王城ドラングレイグじゃなくてこんなところいるんすか。奴隷に刺されたりしたのか?
王の証取って、いや盗ってスルーできるんですねおじいちゃん、その足で向かうアンディール。
その前に太陽制約+3にしよう、ヴェルスタッドで太陽バイトを決行しよう。


次回

買い物戦線勃発・・・かな?
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