I・S~DC~ インフィニット・ストラトス~ダサシンクリード~ 作:凡人9号
時系列的には鷲津に相談した日の夜。千冬&ラウラコンビに主人公がシバかれる前の日の夜ですかね。
安定のダサ戦闘描写・・・もうこれ描写とも呼べねぇよ・・・途中から端折っちゃったし、もう駄目だこれ。
暗い。暗い闇にソレはいた。
光の無い空間に、銀髪の、赤い右目が鈍く光る、彼女。ラウラ・ボーデヴィッヒがいた。
(目指すのは・・・あの人のような強さ)
生まれ着いてから、闇の中で、影の中で育った彼女にとって、織斑千冬と言う存在は、まさに一筋の光であった。
意味の無かった自分に意味を持たせ、恐怖、感動、歓喜、その他諸々の感情を与えてくれた彼女を見て、こうなりたい、と切に願い、追いかけた。
絶対であり、理想であり、師であり、彼女になりたいと思った存在。
そんな彼女の輝きを阻害する者・・・
(織斑一夏。教官の唯一の汚点、拭わねばならぬ汚れ・・・排除する、なにをしてでも、なんとしてでも。私の、全てを使って・・・)
彼女、ラウラ・ボーデヴィッヒは気付かない。
ただ一筋の光にのみ目を奪われていたからか、一つの考えに妄執していたからなのか、自分のすぐ後ろで、淡く輝く光に気付かない。
放課後特訓したり、その最中に少佐がエンカウントしたり、今月末に風呂に入れる事が分かったり、少佐と正座したり、千冬さんと少佐に殺されかけたりしましたけど、何とか生きてます。
「なんか皆浮き足だってんなー」
「ふん、所詮こんなモノだ」
死に掛けた朝錬を無事終え、朝食を少佐と共にしてから並んで教室へ向かっている最中に、廊下の端々で、教室の中から、『学年末トーナメントで優勝したら』という単語が聞こえてくる。肝心のラストが聞こえないが・・・背中がゾクゾクしてきた、なーんか嫌な予感がする。
先に席に座っていた篠ノ之さんがスッゴイ後悔してる雰囲気をかもし出している・・・なんかやらかしたのかこの子?
「あー、篠ノ之さん。おはよう」
「・・・あ、ああ鷲津か。おはよう」
とりあえず情報を集めるために知ってそうな篠ノ之さんに話しかけることにした。少佐はさっさと席に座って目を瞑って腕を組んでいる、ブレないなこの子。
「ってかこの騒ぎ、何事?」
「ああ・・・そうだな、お前には教えておかねばな・・・」
そしてポツポツと語り始める篠ノ之さん、話の内容は『大会で勝ったら一夏に「付き合え」と言ったが、誰かに聞かれてたのか「大会で勝ったら織斑一夏と付き合える」と言う事になっていた』と言う事だ。
『大会で勝ったら』なんて負けフラグ建てちゃってまぁ・・・
「君も難儀なもんだな・・・」
「それだけならよかったのだがな・・・お前等三人の中で好きな相手と付き合える・・・と言う話にいつの間にかなっていた」
「伝言ゲームかよ!ってかクリスは知ってるのか?」
「恐らく知らないだろう・・・」
「後で教えておいてやろう。一夏君は・・・まぁいいか」
「・・・・・・いいのか?」
「篠ノ之さんから言っておいてくれ。俺はついでに千冬先生にも伝えてみる・・・まぁ耳には入ってるだろうけど一応な」
「そうか・・・頼む」
「そっちこそ、頑張って伝えてくれ」
篠ノ之さん、ちゃんと一夏君に言えるかな・・・心配だ。
さて、放課後になったわけだが・・・最近授業がつまらない。何故なら!リンゴの知識が教科書や専門書を凌駕しているからだ!授業受けてても「あ、ここリンゴで知識ぶち込まれた中にあったな」ってなっちゃうんだよ!どこのゼミだよ!
ふっ、所詮は凡人が必死に理解しようと数式や定義を当てはめただけの代物・・・ISの母体そのものから情報を与えられたこの頭脳には追いつけないのさ!
「・・・言ってて虚しい、もうここに居る意味は・・・いやあったわ」
とぼとぼと射撃場に向かおうと足を動かしていると少佐が見えた。うむ、人間関係を構築するのも大事な事だ!
「少佐ー、っていねぇ!」
話しかけようとしたらもう居なかったで御座る・・・じゃあ別にやる事やりましょうかね。
「もしもし鷲津ですが」
『・・・何か用事か』
電話をかけたら不機嫌そうな声の千冬先生が出た。こりゃあの情報知ってるな。
「千冬さんの耳に入ってると思うんですが、一応報告をば」
『優勝したら、の一件だろう。聞いている。こちらでも対処はしているのだが・・・だがな』
「女子高生の行動力がすさまじいって事ですね分かります」
『あの有り余った情熱を別のところに向けられない物か・・・』
「無理かと」
『・・・で、それだけか』
「ああ、後一つ。少佐が物々しい雰囲気出して・・・多分アリーナに向かってました」
『アリーナに?・・・一応付いていけ、こちらも用が済んだら向かう』
「ラジャーです」
電話を切って、少佐が消えた角へ向かう。多分・・・第三アリーナかなー?
第三アリーナに着くと・・・少佐が鈴嬢とオルコットさん相手に無双していた・・・そりゃね、軍人VS代表候補二人でも、軍人じゃね・・・戦い方がチゲェと・・・なんて思ってると携帯がラスボス音を響かせた。
『鷲津か、どうなっている』
「あー・・・無双してます、ドイツがイギリスと中国フルボッコにしてます」
『・・・国の問題になりかねんな、止めろ』
「IS無いんで無理かと」
『私なら出来る・・・錘を外す事を許可する。それと、近くに訓練機はいるか』
リミッター解除宣言されると同時に辺りを見渡すと、居た。打鉄装備した女子。
「ちょっと借りてきますね」
『許可する、後で私が始末書を書こう!私が行くまで持たせろ』
「精々頑張りますよ」
電話を切って、錘を外して、近くの打鉄の子に話しかけて打鉄に乗ってブレード握って・・・さて、いっちょあのブレードの柄溶かした砲撃でも喰らいに行きますかな。頼むから守ってくれよ打鉄。
「しょーさ、少し俺と遊ぼうぜ?」
『鷲津・・・貴様、邪魔をするか!』
「まぁそっちからしたら邪魔だろうけど、俺からしても少佐の今の行動は邪魔なわけよ」
主に俺の平和な学園生活のな!問題が出たら出たで色々大変な事になるだろ!IS学園解体とかなったら俺どこで高校生活送ればいいの?保護無いんだよ?何時襲われるか分からないんだよ畜生!
『まぁいい、邪魔立てするなら容赦はしない!』
何か嫌な予感がしたのでスラスターを噴かせて真横に逃げる・・・何かが通り過ぎたわけでもない、鈴嬢の空気砲とはまた違う武装なのか?
『ッチ、AICを避けるか・・・流石だな鷲津』
「お褒めに預かり光栄・・・AICか、なるほど』
リンゴ知識をすこし漁ると出てきた。ISに使われるPICの発展型であり、強制的に相手を止める機能のことだ。なお、使用には一定以上の集中力が必要である。
「俺に二度、同じ技は通じないぞ!」
『ふん、それはどうかな』
再び嫌な予感がしたが、ブレードを少佐に向けてブン投げてからソレを追うように走る。
『なんの!』と声がし、目の前でブレードが止まったのを確認して俺はジャンプする。
「ブレードではなく俺を止めるべきだったな!」
『なっブレードを踏み台にした!』
空中で止まっているブレードの上を走り抜けてからもう一本の拡張領域に入れられているブレードを取り出す。
『まだだ!避けれまい!』
必死な掛け声と共に六本のナイフが飛んで来るが・・・その攻撃は、アルタイルで見た!
いや、アルタイルも人間だし同時に六本投げてくるほどではないが・・・投げナイフへの対処法なら覚えている。
ブレードを三回振り、ナイフを外側へとはじき出し、瞬時加速で一気に少佐へ詰め寄る。
『だが!まだこれがある!』
少佐が振り上げた手刀が青く光り、振り下ろしてくるが開いている手で手首を掴む事で止める。
ついでにもう片方の腕もブレードで牽制しておく。
「落ち着け少佐。言っただろう、学年別トーナメントまで待ってろって」
『ふん、私は私のやりたい様にやるだけだ!』
無理矢理体を捻り、俺の手から抜け出し距離を取られた・・・やっべ、あの砲撃が来る。
『それ以上、やらせるか!』
『ふん・・・感情的で直線的、絵に描いたような愚図だな!』
と、突如突っ込んできた一夏君に全て持っていかれた・・・あ、一夏君止められた、かっこよかったのになぁ・・・
っと、砲身が一夏君に向けられたと思ったらデュノアが拳銃撃ってフォローした。デュノア、いい腕してるなぁ、銃勝負じゃ俺が負けてるな。
『ちぃ、雑魚が』
そう呟く少佐と、倒れているオルコットさんと鈴嬢へ近づいていく一夏君。そして一夏君と入れ替わるように少佐へ近づく俺。
「割と楽しかったのに邪魔が入っちまったな」
『私は楽しくなどなかったが、それでも不快だな』
『また始まるならついでに僕も混ぜてよね!』
デュノアがエンカウントしました。
右肩の砲台で攻撃されたり、デュノアが止められたり、途中で一夏君が乱入してきたり。
と、一夏君が手刀を喰らいそうになったところで・・・
「まったく、やれやれ。これだからガキの相手は疲れるんだ」
千冬さんがブレードを片手に持ってISでの攻撃を防いでいた。ただのスーツでだ。
貴方は・・・俺にこうなれと仰るのですか・・・・・・それなんて無理ゲー・・・・
「ちっ千冬ねぇ!」
「模擬戦をやるのは構わんが、教師として黙認しかねる。この決着は学年別トーナメントでつけるように」
「はっ、教官がそう仰るのなら!」
「教官ではない、織斑先生だ」
「分かりました、織斑先生!」
「織斑、デュノア。お前達もそれでいいな」
「あ、ああ・・・」
「返事は『はい』だ。目上の言葉にはそれで答えろ馬鹿者が」
「はっはい!」
「僕はそれで構いません」
「では、学年別トーナメントまで私闘を禁止する・・・鷲津、お前はその打鉄の件がある、ついてこい」
「分かりました千冬先生」
「では、解散だ!」
そう言って両手を合わせた千冬先生だが、その音がすっごい響いた。
山田先生から渡された書類に記入し、千冬先生に渡したり、返されたり、をして一時間が過ぎた。
「これで終わりだ」
「やったーこれで帰れる!」
「幸いお二人のISのダメージレベルもCまで届いていないようでして、お手柄ですね鷲津くん」
「だが、大事を取って大会は休ませる。山田君も、一応その旨を伝えてきてくれ」
「わかりました。では失礼します」
一度頭を下げてから職員室から出て行く山田先生を見送り・・・
「疲れましたね」
「そうだな、書類は強敵だからな」
「ぶっちゃけ、少佐よりも手ごわいですわ」
「ご苦労だったな鷲津。これでお前が入らなかった場合よりもイギリスと中国からの苦情が減る」
「まぁこれで出してダメージレベルCになったりしたらこっちの責任になりますしね」
「それにしても・・・データを見たがこうまでとはな」
「あまりに一方的過ぎますよね、この画像が洩れたらドイツが調子乗りますね」
コーヒー飲みながらモニターを眺めてる千冬先生にあわせていってみる・・・しかしこう見ると、AICツエェな。
「それだけではない、お前もだ鷲津」
「え?俺?なんでです」
「イギリスと中国の代表候補生を一方的に遊んだドイツ代表候補生と量産機で打ち合ったんだ、洩れたら大変だぞ・・・洩れたら、な」
「・・・・・・や、やだなー千冬先生。誰も洩らしたりしないでしょう・・・・・・しませんよね」
「私や山田くんは、な」
「なにそれこわい、もうやだ・・・」
「クック、楽しみだな」
「映像洩らす気満々じゃないですかーやだー」
「なに、私はドイツにいる友人に連絡をするだけさ」
「勘弁してください」
「まだ私は何もしてないぞ?」
「・・・楽しんでますよね」
「人間、ストレス発散をしなければな」
「俺のストレスは溜まる一方なんですがそれは」
「知らん。自己責任だ」
「ブラック企業かな?」
「学園だろう」
「・・・実際どうなんです?」
「給料はいいが、仕事内容はな・・・」
「聞きたくなかった」
「ココを卒業したらそういう話が持ちかけられるだろうが、まぁほどほどにな」
「大学に就職先まで勝手に決められるとかなにそれ怖い」
「喉から手が出るほど欲しいのだろう。なにせ三人しか居ない男だからな、一人でも手に入れる事が出来れば御の字だろう」
「開放してください」
「私が知ることじゃないないな」
「ただし一夏君を除くですね分かります」
アイアンクローされた。
「山田くんにも言ったが、私は身内の事で弄られるのが嫌いなんだ」
「先生、しってます?ぼく、しにそうです」
「死んだら楽になるぞ」
「なにそれうれしい」
「だが殺さん」
「あべし」
まるでブレーカーが落ちたように意識が真っ暗になった。あ、死んだ。
気付いたら真っ白い森に突っ立っていた。
目の前に居るのはトマホークを片手でクルクルと回している、白と青のカラーリングをしたフード付きコートを着た肌の黒い人影。
ラドンハゲードンことコナーさんじゃないですかー・・・俺、まだアルタイルさん倒してないんですけど・・・うわっ、こっちきた!
黙って河原でビーバーでも大量乱獲でもしてください!拳銃撃ってくるな!ロープ付きダート投げないで下さい
最後のコナーさんはラウラのワイヤーナイフとロープダート繋がりです。
戦闘訓練「首吊りの森」がアンロックされました。
シャルバレなんて無かったんや・・・ま、発覚してから「実は知ってたけど?」って言うのも面白いですよね。
イギリスと中国の専用機がダメージレベルCになるのは防ぎましたが、大人からストップが掛りました。普通に考えたら苦情の電話とか大変そうですよね、なのでこうさせて頂きました。
ダクソで死にまくる→息抜きにwikiを見る→クラブのコメントを見る→「太鼓の達人」・・・?→とりあえずクラブを両手に持ってみる→L2→テラ太鼓の達人クソワロタwww
次回
学年別タッグトーナメント、開始。