I・S~DC~ インフィニット・ストラトス~ダサシンクリード~ 作:凡人9号
なんと初登場にしてあのキャラの秘密が!?
うん、早すぎだよ・・・馬鹿だよこの作品の作者(確信)
敵との戦闘中に錘着けてたのが発覚したり、リンゴから篠ノ之束メッセージが出てきたり、アルタイルと戦ったり、アサシンブレード手に入れたり、千冬さんに事情聴取されたり、一夏君に嫉妬されたりしましたが、俺は元気です。
そして、ノビノビと生きて生きて、夢の中でアルタイルに殺されながらもIS学園で過ごし・・・いよいよ六!月!学園全体衣替え!夏服は良いモノだ・・・
今月頭にあった休みに一夏君が『実家に帰るけど、一緒に行くか?』とか誘ってきたが、クリスは付いていき、俺は残った。
リンゴISの装甲とか作らなきゃなんか居心地悪くって、簪嬢と並んでISモニター弄くってた。
なんか二年の『整備課』の生徒もいたが、俺は純粋に『練習してる』と思われてるらしい・・・
あ、整備科って・・・整備課だったんだね・・・早坂さんェ・・・
そんな日を終え、朝の特訓で千冬さんにフルボッコにされ気絶した俺は・・・引きずられていた。
「・・・あ、千冬さん」
「今は先生だ」
「千冬先生・・・俺の制服って」
「無理矢理着せた」
「・・・・・・いやん」
「お前の考えているような事は一切ないぞ」
「え?俺の部屋入ったかって話だったんですけど?千冬先生一体何を想像したんですか?」
「フンッ!」
あぺ・・・
「ッハ!俺は一体!」
「・・・・・・山田先生、ホームルームを。鷲津、座れ」
「は、はいっ!」
「すみませんでした」
起きたと思ったら叱られた、解せぬ。
「え、ええっとですね・・・今日はなんと転校生を紹介します!なんと二人もです!」
「え・・・へ?」
「「「えええええええええええええ」」」
一夏君のポカンとした声の後に続いてクラスメイト達が声を上げる・・・徐々に落ち着いてきたところで、教室のドアが開き、人が入ってくる。
「失礼します」
と片方は爽やかな笑みを浮かべる金髪、
「・・・・・・」
もう片方は仏頂面の眼帯銀髪。
あれ?爽やかな方って・・・男の制服着てね?
「シャルル・デュノアです、フランスから来ました。この国では不慣れな事も多いでしょうが、皆さんどうかよろしくお願いします」
なんというか・・・フランスのイケメンっぽい言葉が飛び出してきた。ただまぁ、声高くないか?
周りは周りで「お、男?」とか呆気に取られているが・・・三人いるんだ、四人目がいてもおかしくはないだろ。
「はい。この学園に僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国から転入を――」
「きゃ・・・」
「・・・はい?なんでしょうか?」
あ、コレ駄目だ。耳塞いどこう・・・
「「「きゃああああああああああ」」」
訓練中に千冬先生から感じる気迫よりは弱いが、それでも体が震える程の衝撃・・・もう君等合唱団でもやったらどうですかね?
「男子!四人目の男子!」そうだね、男だね。
「しかもウチのクラス!」そうだね、何でだろうね。
「しかも美形!守ってあげたくなる系の!?」そうだね、華奢だよね。
「地球に生まれてよかったぁーーーー!」そうだね、感激だよね。
「あーー、騒ぐな。静かにしろ!」
「みっ皆さん!お静かに!まだ自己紹介は終わってませんなから!」
山田先生はともかく千冬先生の一言でも止まらない女子達のリビドーは一体どれほどなのだろうか・・・俺は知らん。
ゆっくりと静まっていった所で皆がもう一人の方に注目をする。
腰まで届かんばかりの長い銀髪。
右目は赤く、左目には黒い眼帯。
腰から下がるナイフに加え雰囲気自体も冷たく鋭い。
そして周りの目線を向けられても無視を貫く・・・・・・軍人だな。初めて見たわ。
「・・・挨拶をしろ、ラウラ」
「はっ、教官」
言葉をかけた千冬先生に、敬礼を返しながら返事をする様は・・・犬だな。
「ここではそう呼ぶなと言っただろ。私はもう教官ではない、それにお前もここでは一般生徒だ。これからは織斑先生と呼ぶように」
「了解しました」
そのやり取りを見るだけで分かる。彼女はドイツ軍人だ。そう言えばいつぞや千冬先生が『物を知らぬ子供に、物を教えられなかった。それだけが心残りだ』とか言ってたな、やけに堅苦しいし・・・もしかして彼女の事か?
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
ドイツ語の苗字ってなんでこんなかっこいいんだろうな・・・いや、ドイツに限らす海外全般。デュノアとかライバルキャラっぽい名前だよなぁ。
「え・・・ ええっと、以上ですか?」
「以上だ」
山田先生が気を使って話を振ったというのになんだその反応は!相手は教師だぞ!お前よりも多分強いぞ!なぜなら、千冬先生曰く『日本代表候補』どころか『日本代表』に後一歩まで届いた程の腕前・・・初めて聞いたときは驚いたが、かわいいは正義であり、正義とはそれ即ち強さだ。納得した。
口を噤んだボーデヴィッヒさんだったが、ある一箇所で表情が変化した。
一夏君だ・・・・・・ま た お 前 か !
「き・・・貴様が――!」
次の瞬間、一夏君に近づいたボーデヴィッヒが、彼を引っ叩いた。
「お、俺達に出来ない事を平然とやってのけた!?」
「そこに痺れる!憧れるゥーー!?」
ガタッとガッツポーズをしながら立ち上がったクリスと俺だったが、次の瞬間千冬先生に叩きのめされた。
「・・・・・・え?」
「私は認めん!貴様などがあのお方の弟など・・・認める物か!」
スゲェな・・・これがブリュンヒルデ教の狂信者って奴なのか?
「いっいきなり何しやがる!」
「ふん・・・」
まるで『眼中にない』と言わんばかりにツカツカと空いている席に真っ直ぐ向かっているボーデヴィッヒだったが・・・ついでと言わんばかりに俺とクリスに目線を飛ばしてくる。
クリスは完全にビビッてたが・・・千冬先生に比べれば子供のやる事だ。お兄さんは大人なんです。受け流す余裕くらいあるのです。
とか思ってたら何故か隣に座ってきた・・・いや、何故席を移動したよ隣だった人よ・・・千冬先生もおかしいと思わない?・・・あ、思わない、そうですか。
や、山田先生なら!・・・あ、泣きそうな顔してる。やめたげよう。
「あー、ゴホン。ではホームルームを終わる。各人、直ぐに着替えて第二グラウンドに集合!本日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。では解散!」
・・・いや、着替えてとか言われても俺まだISスーツ支給されてないんですがやっぱりジャージですかね?・・・あの服装の群の中でジャージだと逆に浮くんですよね。
「おい織斑と金城、お前達はデュノアの面倒を見てやれ同じ男だろう・・・そして鷲津、来い」
・・・・・・俺もデュノア君と話したいで御座る。
なんて言い返せるわけもなく、俺は千冬先生に近づいていく。これ一夏君、そして女子達、さらにボーデヴィッヒ!お前等全員してこっちみんな!クリス、おめーはニヤつくな。
「お前にはラウラの相手をしてもらう」
「で、ですよねー・・・でもなんでです?」
「他に適任がいない」
「千冬先生がやればいいじゃないですかーやだー」
「私ではアイツと話し合いにならん。お前もキツいだろうが、出来るだろう」
「過大評価されるのは嬉しいんですけどね・・・ま、頑張りますよ。構えばいいんでしょう?構えば」
「ああ、それとな――」
ここまではよかった!次の爆弾発言がなければな!
「アイツをお前の隣の席にしたのは私だ」
「千冬さん・・・アンタって人はー!」
「ああ、付け加えると――」
ニヤけながら言葉を溜める千冬先生に・・・俺は殴りたかったが、次の言葉でその気力すら失せた。
「お前とアイツの寮室も同じにしておいたぞ」
俺は、膝から崩れ落ちた。俺の城が・・・陥落した・・・・・・だと・・・!?
「次の時間、多少なら遅刻しても構わない。それだけのことをやったと自覚している――
だが私は謝らない」
アンタが、何故それを・・・この世界に仮○ラ○ダーは無かったはずだ・・・
「お前や金城がそう言っているのを見てな。私もやりたくなった」
子供かよ・・・
重たい足を引きずりながら、ようやく、ようやく俺は更衣室に辿り着いた。
「・・・・・・きゃ!」
俯いたままドアを開けたら聞こえた声・・・・・・え?
顔を上げたらそこにいるのは脱いだシャツを胸の前に持って体を隠しているデュノア君・・・君?
「え、なに今の女の子みたいな悲鳴?」
「え、な、なんでもないよ!急にドアを開けられたからび、ビックリしちゃってさ!まさか女の子がきたのかと思っちゃったよ!」
「・・・え?なんでそこで女子?」
「さっき追われてたんだ・・・一夏とクリスのお蔭でなんとかなったけどね」
「あーおー・・・まぁここの女子は何故か餓えてるからな、気を付けた方がいいぞ?」
「そ、そうだよね?あ、あは、あはは」
「女子だってばれたら大変だからな」
「あ・・・・・・え?」
カマ掛けたつもりだったんだけど顔を真っ青にするなんて露骨な反応されたらもう・・・拡張領域からそのまま腕に装備した状態でアサシンブレードを呼び出し、デュノアを壁に叩きつけてから飛び出したブレードを首筋に添える。
「うっくっ・・・!」
「ま、動くなや。俺もこんなところで人殺しなんてしたくないし、デュノアも死にたくないだろ?」
というか、この間千冬さんに釘刺されたばっかだし。ていこうするなよーたのむからするなよー?
「・・・・・・殺してくれてもいいよ」
・・・・・・あ?今コイツなんていった?
「貴様・・・死にたいのか?」
「その、方が・・・楽に、なれる・・・」
ブレードをそのまま拡張領域へと戻し、押さえつけていた手を離して、鞄からジャージを取り出す。
「けほっ・・・な、なんで」
「死にたがりを殺す趣味はない。死ぬなら勝手に絶望して死んでろ」
多分だけど、コイツは今死ぬべき人間じゃない。根拠なんてどこにもない直感だ。きっと、生きてた方が楽しい事になるだろうし、コイツも楽になるだろう。
俺自身の決意も大事だが、千冬さんとの約束も大事だ・・・破ったらマジで殺される。今はまだ、破ってまで殺すときじゃない。きっと後悔する事になるだろう。一回クールダウンしろ俺。
「って言うかお前なんでワザワザ男装なんてしてIS学園に来たんだ?」
「そ、それは・・・」
「ああ、言いたくないなら別に良い。さっきはすまんかったな、いきなり刃物突きつけちまって」
「ま、まぁ怖かったけど・・・大丈夫、気にしてないよ。あ、あと・・・」
「男装の事は言わんよ。面倒になるだけだし・・・それよりさっさと着替えようぜ?千冬先生に引っ叩かれるのはイヤだろ?」
「あ、あはは、それは痛そうだね」
一夏君とクリスは先に行ったのか?薄情な奴等め。
しかしなんだ、今のコイツは気に食わねぇな。押さえつけてる時の方が本音だったな。まぁそりゃ殺されかけたら本音になるのも当然だろうけど。
第二アリーナに着いたら、何故かリヴァイヴ装備の山田先生のたわわなモノを白式を装備した一夏君がワシ掴んでいた。
こいつ・・・殺すぞ。ああ、今なら良い。今コイツを殺してもきっと俺は後悔しない・・・とかやってたら既にオルコットさんと鈴嬢が行動していた。
なるほど、『ぶっ殺すと心の中で思ったら既に行動は終えている』って奴か。実際に見ると恐ろしいな。
が、オルコットさんのレーザーは一夏君が頭を下げる事で避け。鈴嬢が投げた青龍刀は山田先生が放った弾丸で打ち落とされた。うむ、千冬先生の言う通りの腕前だ。
その後、千冬先生の一言で山田先生VSオルコットさん&鈴嬢の模擬戦が行われたが・・・結果は山田先生の圧勝に終わったけれど、実に学ぶべき事の多い模擬戦だった。
特に多対一における立ち回りだ。即席コンビと言う事もあったのだろうが、オルコットさんの攻撃を鈴嬢に、鈴嬢の攻撃をオルコットさんに当てさせるように行動していた。
二人も二人で流石代表候補と呼ぶべき奮闘振りだったが、それでもやはり山田先生の方が五枚ほど上手だった。俺も戦ったら勝てるかどうか、いや負けるな。
何事においても『自分の出来る事と出来ない事』を把握している人間は強いモノだ。まさに歳の功である。
「さて、これで諸君等にもIS学園教員の実力も理解できただろう。以後はしっかりと敬意を払って接するように」
流石にあれ見て敬意を払わない奴はいないだろ。まぁ、それとこれとは別なんだろうけど。
「さて、専用機持ちは織斑、金城、デュノア、オルコット、凰、ボーデヴィッヒだな。六、七人のグループになって実習を行う。各グループリーダーは専用機持ちだ、これは決定事項である。分かったら行動しろ」
・・・デュノアの所でもいいんだが、千冬先生の目線がしつこいのでボーデヴィッヒの元へ歩いていく。
見せてもらおうか、織斑千冬仕込のドイツ軍人の性能とやらをっ!
「まぁなんだ、よろしくだボーデヴィッヒ」
「ふむ・・・・真っ先に私の元へ来たお前は見込みがありそうだな、名は」
「鷲津翔だ。指導のほうよろしく頼むぜ、ボーデヴィッヒ・・・えっと」
「少佐だ」
「了解、ボーデヴィッヒ少佐」
ま、コイツはコイツでクセがあって楽しそうだ。よろしく頼むぜ少佐。
初日にこんな形でバレるデュノア嬢も珍しいのかな?いや、更衣室でバッタリはありがちか。
それにしてもこの主人公、ブレブレである。まぁ作者にお酒入ってるからなんですけどね!
そしてボーデヴィッヒとのスタートは好意的・・・
あれ?この主人公、もしかしなくても→ロリコン?
次回
実習終了
屋上昼食までを予定。