I・S~DC~ インフィニット・ストラトス~ダサシンクリード~ 作:凡人9号
ようやくオルコット嬢が出てきました!大抵の二次創作でフルボッコに言い負かされる彼女はこの小説ではどうなってしまうのか!
この作者の事ですから期待はしないでね。
あ、後『草注意』です。
山田先生を内心ニヤニヤしなが見つつノートを取るという充実した学生ライフを過ごしている俺です。やっぱり癒しは大事だね。都会の荒んだ生活には必要不可欠だよ。
「し、翔・・・勉強教えてくれよ」
「そーだそーだ!男三人の中で一人だけ勉強付いていけてる逆に置いてきぼりされてる感じしないのか!」
「ねーよ。勉強に関してはお前等の不注意だろうが、正直言って学校通いながらあの参考書を一週間で覚えるのは無理だと思うけどな」
「思うなら織斑先生にそう言ってくれよ!」
「言えると思うか?言ったとしてもお前等みたいに視線だけで叩き伏せられるだけだ」
目と目が合ったら死を覚悟するレベル。日本刀が命を刈取る形をしてると錯覚するレベル。
「世界最強ってすごい、改めてそう思った」
「自己紹介の時もネタに走ったけど同意見だ。宗教かな?」
「どーだ俺のねーちゃん凄いだろー」
「無理するな一夏」
「そんな泣きそうな顔で言われたらこっちまで泣きそうになるわ」
なんだろう、有名人の家族ってこんな感じなのか?
「ちょっとよろしくて?」
「へ?」
「は?」
「後ろから話しかけるなんて礼儀知らずは誰だ!」
振り返ると金髪ドリルが居た・・・どっからどう見ても金髪ドリルだ、お嬢様キャラだ。なんかどこと無くチョロそうな雰囲気がする。金髪ドリルなんてツンデレじゃん?この目つきとかどう見てもツンデレの目つきですわ。
「そちらの貴方達は聞いているのかしら?お返事は?」
「あ・・・ああ、聞いているが、どういう用件だ」
「スルーされてるwwwスルーされてるwwwねぇ今どんな気持ち?ねぇワッシー今どんな気持ちwww」
「すごく・・・・・・どうでもいいです」
「どうでもいいって・・・ちょっとソレはどうかと思うぞ」
クリスとそんな会話をしているとこっちの事をガン無視して「まぁなんですのそのお返事は!私に話しかけられているだけでも光栄なのですからそれ相応の態度という物があるのではないかしら?」とか隣で喚いているが一夏君に投げっぱなしジャーマン!面倒な奴の相手はしないに限る!一人称『わたくし』とかどんなキャラ作りですか?
「これは駄目ですわ」
「どこが?これはこれでありだと思うが?」
「自分の常識を他人の常識とか考えてる時点で無理ですわ」
「そりゃ日本人じゃないから仕方ない。そもそもそういう相手と話す時はこっちが大人になってやろう」
「女子とまともに話せない奴がどの口で言うんだよ」
「はっ話せないわけじゃねーし!男より女子の方が人数多いと駄目なんだよ!」
「お前のポリシー訳分からん」
「なぁお前等」
「ん?いきなりどうした一夏」
「お前等教官倒した?」
「ハッハッハ!何を言ってるんだ一夏、当然じゃないか!」
「・・・じゃあ翔は?」
「お前モノ考えてから言ってる?」
「そりゃ俺だって考えて発言してるぞ・・・ってかなんでそんなに怒ってるんだ?」
「お前の姉貴とか勝てるわけねーじゃん!勝ったクリスお前人間じゃねぇだろ実は!」
「ハッ、ハァ!?俺が戦ったの織斑先生じゃねーし!ってかなんでお前織斑先生と闘ってんの!?」
「ち、千冬ねぇと翔が・・・あ、IS使ってだよな?」
「当たり前だろ!IS使わなかったら戦いにもなりゃしねぇわ!手加減されてハンデ貰った挙句相打ちだよ!」
「あ、相打ち!相打ちですって!あの織斑先生を相手に!それだけでも許せませんのにそっちの貴方達は勝ったというのですか!」
「圧勝」
「うんまぁ、多分」
ピースするな煽るな馬鹿か。こういうのは放っとけばいいんだよ。構うな畜生。
「当然!たぶん!たぶんってどういう意味かしら!」
「えーと、落ち着けよ・・・ほら、な?」
「こっこれが落ち着いていられまっ――」
あ、チャイム鳴った。いいよー、いい仕事したよー。
「っ!・・・また後で来ますわ!逃げ出さないことね!よくって!?」
よくねーよ。
「それではこの時間は実践で使用する各種装備の特性について説明をする」
うわーい千冬先生の授業だーやったー・・・山田先生なら教室の端っこで立ってるよ。
「はずだったが!その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないのだ」
代表者、所謂『生贄』ですねわかります。寝てたりすると勝手に決められるアレですよね、中学時代それで任命されて大変面倒でした。
「クラス代表者はそのままの意味だ。対抗戦だけではなく生徒会の開く会議や委員会の出席・・・呼び名は違うがクラス長だな。ちなみにクラス対抗戦は入学時点での各クラスの実力推移を測るモノだ。今の時点では大した差は無いだろうが競争は向上心を生む。一度決まると一年間変更は無いからそのつもりで」
競争は向上心を生み、ソレと同時に嫉妬や妬みも生みます。ソースは早坂さん。女子はそう言った面で大変らしいね。『私の暗黒面が育っていく』とかたまに呟いてて怖かったわ。
「はい!私は織斑君を推薦します!」
「私は金城君を!」
「ついでに鷲津君を!」
ついで!俺・・・ついで!・・・ま、まぁ俺ってイケメンじゃねーし、わ、分かりきってた事だしぃ・・・悔しいです!
「では候補者は男子三人でいいのか・・・他にはいないのか、自薦推薦は問わんぞ」
「えっお、俺っ!?」
いまさら気付いたのか一夏君が立ち上がるが、おそくね?彼ってもしかしなくても天然?
「織斑、席につけ。さて、他にはいないのか?いないのなら一先ず三人で決定して次へ進むぞ」
「ちょ、ちょっと待った!俺はそんなのやらない!」
「自薦推薦問わずと言った。他薦された者に拒否権など無い。選ばれた以上は覚悟しろ、いいな」
「い、いやでも・・・」
正直言おう、横暴だ。千冬さん、いくら弟といえど彼は生徒で貴方は教師、そしてここは学校であり教室だ・・・この状況を生放送したらどれだけ反響が起こることか・・・
「待ってください!納得がいきませんわ!」
机を叩いたと同時に立ち上がったのは・・・金髪ドリル、名前は聞いてないし、俺に対して自己紹介もしてない。俺はな!俺に直接自己紹介した奴の事しか覚えねぇことにしてるんだ!
「そのような選出は認められませんわ!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!私に!このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」
うん、そう思うなら自薦しようぜ?今のままじゃ『自分の意見言ってるだけの一生徒』だぜ?
「実力から行けば私がクラス代表になるのは必然。それを物珍しいからというだけの理由で極東の猿にされては困ります! 私はこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気なんて毛頭ございませんわ!」
クラスメイト殆どからの目線がパーフェクトフリーズになってることに気付かずに彼女・・・オルコットさん?は発言し続ける。
「いいですか!クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれは私ですわっ!」
ならクリスなんじゃなかろうか、勝って当然とか言ってたし・・・アイツ誰と戦ったんだ?
「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、私にとっては耐え難い苦痛で――」
「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
「イギリスとかwww植民地もまともに支配できてない馬鹿ですしおすしwww」
うん、こいつ等なんなんだ。まぁ煽られたから煽り返したくなるのは分からんでもないがクリス、『相手と話す時はこっちが大人になってやろう(キリッ)』とか言ってたお前はどこに行った。・・・俺も乗るか?・・・いや、駄目だろ。よし、こうしよう。
「それは失礼だぞ一夏、クリス。イギリスにも良い物や良い事もあるさ、ロンドン塔だろ?ビックベンだろ?タワーブリッジだろ?・・・ピーターラビットの作者さんやシャーロックホームズの作者さんの出身国だ・・・たよな?」
「おまっ!これだけ言われてなんとも思わないのかよ!」
「そーだそーだ!それでも日本人か!」
「そんな反応してるからサルとか言われるんだよ。もう少し理性的に生きようぜ?実際ピーターラビット、面白いだろ?」
「ふ、ふふっ。あら、そちらのお猿さんはまだ話しが分かるようですね」
あ、千冬先生がニヤついてる。きっと俺のやりたいことが伝わったんだろうなぁ。他の女子は中にはニヤついているもの居るが、鷹の目で見たら赤で表示されたか。まぁ多分『この男、女の意見に従うどこにでも居る弱い男だ』とか思ってるんだろ?残念俺は女尊男卑とは程遠い世界(田舎)で生きてきたんだ、そんなもん知らん。
「勿論ソレと同じように日本も良い国だ。何が良いって四季がある、他の国には見られない風情のある光景だな。まぁ今の日本で一番有名なものと言えばISなんだがな。なんと言っても開発者が日本人だ、そしてそのISを使った競技の初代優勝者も日本人、それも刀一振りで・・・ですよね千冬先生」
「うむ、一年ほど滞在したドイツもいい国だったぞ。何が良かったかと言えばビールが上手かったしISの技術も良く進んでいた。生憎イギリスには訪れたことが無いから知識だけとなるがな」
「そんな事言ったらそもそも日本の事自体良く知りませんよー、生まれて今まで北海道で野生育ちですから」
「私だって同じだ。生まれ育った場所とドイツとIS学園しか知らん、他の国にも行った事はあるにはあるが批判できるほど長く居たわけではないからな」
俺の取った行動、それは人生経験豊富で説得力のある人の発言によって自分がどんな事を行いをしたのかを自覚させる事だ!
いくら『女尊男卑』だろうが『女性』である千冬先生の意見はろくに否定も出来ないだろう。それもただの女性ではない、『世界最強』だ。俺が女でも意見はしない、死にたくないからだ。
ま、日本人なら通じるとは思うけど生憎相手日本人じゃないしなー。所詮田舎育ちの浅知恵よ・・・うちの田舎には良心持った人しか居ないからなぁ・・・余所者?過疎ってるから大歓迎ですよ、俺はな!大人は知らん。
「うっううぅ・・・けっ、決闘ですわ!」
「・・・いいぜ、四の五の言うより分かりやすい」
「フルボッコにしてやんよwww」
「クリス、その喋り方はウザイからやめろ」
「はい」
「一応言っておきますけれど、わざと負けたりしたら私の小間使い―・・・いえ、奴隷にしますわよ!」
「侮るなよ、真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない」
「手、抜かなきゃ瞬殺なんですけどね」
「そもそもISに慣れてないからな、真面目にやってもぶっちゃけ勝てるかどうか」
「あら、そちらの方は自覚しているようで」
お前、俺がハンデ在りとはいえ千冬先生と相打ちになったこと忘れてね?呆れて物言えんわ。
「で、ハンデはどれくらいつける」
「あら、早速お願いですか?」
「いや、俺がどれだけハンデつけたらいいのかなーって」
一夏がそう言った直後、クラスのほぼ全体から爆笑が響いた。
「お、織斑くん、それ本気で言ってるの?」本気なんじゃないかな?
「男が女より強かったのって大昔の話だよ?」大昔って言っても十年前くらいだけどな。
「織斑くんや金城くん、鷲津くんは、それは確かにISを使えるかもしれないけど、それは言い過ぎよ」所詮ISなんて、初心者の俺がハンデ在りの千冬先生と相打ちになる程度の物だ。機体スペックや搭載兵器等の条件次第では弱者が強者を越える事も出来るって事知らないのか。
「男と女が戦争したら三日持たないって話だよ?」さて、三日持たないのは男と女のどっちかな!
「じゃあ、ハンデはいい」
「ええそうでしょうそうでしょう。むしろ、私がハンデを付けなくていいのか迷うくらいですわ。ふふっ男が女より強いだなんて、日本の男子はジョークセンスがあるのね」
「ねぇ織斑くん。今からでも遅くないよ?セシリアに言って、ハンデ付けて貰ったら?」
「男が一度言い出したことを覆せるか。ハンデは無くていい」
「え?一夏ハンデ付けねぇの?じゃあ俺付ける」
「あら、そちらはハンデが欲しいのですか?」
「だから、俺『が』ハンデをつけるんだよ」
「えー? それは代表候補生を舐めすぎだよ二人とも。それとも、知らないの?鷲津君は知ってるみたいだから負けを認めてるんだし・・・」
「では金城のハンデは自分で考えろ」
「了解しました!」
ここまでは良かったんだよ。ここまでは・・・
「鷲津、お前もハンデをつけてやれ」
「あるぇーこっちに飛び火してきたぞー」
「扱う機体はラファール・リヴァイヴ。使用武器は火器のみ、近接武器は禁止だ」
「・・・・・・拳銃なんて撃ったこと無いんですけどどうすれば」
「なに、これから特訓すればいいだろう?そのための場所はある」
「・・・慣れてない武器で強い奴が相手・・・負け確でね?」
「条件は私と戦った時と同じだ・・・時に鷲津、貴様一夏達には『私と相打ち』と言ったそうだな」
「いやー盛ったのバレちゃいました?正直アレって俺の負けですよね」
「いや、お前の勝ちだ。言っただろう、『五割まで』削れと」
「・・・・・・その後修正しませんでしたっけ?」
「あれはリップサービスという奴だ。条件は厳しくしたほうが気合が入るだろう」
「疑問系ではないのはこれいかに」
気をきかせたのかなんなのか知らないけど近づいてきて小声で話してたけど・・・一夏、何でお前は嫉妬したような目で俺を見てるんだ、他の女子達もその目は止めろ、代わって欲しいとか言うな死ぬぞ・・・主に千冬さんの覇気を間近で受けたお前がな!
「さて、話は纏まったな。では勝負は一週間後の月曜。放課後、第三アリーナで行う。織斑とオルコット、鷲津はそれぞれ用意をしておくように。金城は自分で考えたハンデをまとめて提出するように・・・では、授業を始める」
さーて、この重ッ苦しい雰囲気の中授業が始まりますよー。なんかオルコット?はぶつくさ文句言ってるし、女子は半笑いだし・・・山田先生助けて下さい!
家に帰ってきた母が何故か居間でリバースして焦りました。そんな作者です。
主人公の取った対オルコット発言は『嗜める』でした。コレ日本人に効くのかね・・・まぁ説得力のある大人なんて俺の知る限り居ませんが。
転生者?煽る。もう俺コイツをどう扱ったらいいかわかんねぇよ。完全に判断ミスったよ。
なお、主人公のハンデはクラスでは認知されていない模様。これは千冬さんの罠だ!
正直、この主人公。打鉄での近接戦闘よりもラファールでの中距離戦の方が合ってます。本来は剣&拳銃の近中距離の複合型なんですけどね。生身だと剣使ったり投げナイフ投げたり拳銃ぶっ放したりと言った近代アサシン戦法が一番しっくりくる。だが脳筋だ!戦い方が申し訳程度のアサシン要素。
さて、次回はどうなる事やら。