小数を含む計算を見ると、なんとなく後回しにしたくなることがありますよね。
ですが、掛ける数が0.4のような場合は、実はとてもシンプルな処理ができます。
計算を力技で進めるのではなく、「どう変形すると楽になるか」に注目してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
35+200×0.4
200×0.4をどう扱うかがポイントです。
解説
この問題の答えは「115」です。
まずは、計算を正しく進めるために基本の計算順序を確認しておきましょう。
《計算順序の基本》
(1)掛け算・割り算
(2)足し算・引き算
※同じ種類の計算が並んでいる場合は、左から順に計算する。
このルールに従い、先に「200×0.4」を計算します。
ここで注目したいのが、0.4という数の正体です。
0.4は分数に直すと
0.4
=4/10
=2/5
となります。
つまり、0.4を掛ける計算は「5で割ってから2を掛ける」計算と同じです。
これを使って式を整理してみましょう。
200×0.4
=200×2/5
=200÷5×2
=40×2
=80
ここまでくれば、あとは足し算だけです。
35+200×0.4
=35+80
=115
小数の掛け算をそのまま処理しようとすると手が止まりがちですが、分数に直して考えることで一気に見通しがよくなります。
まとめ
今回は35+200×0.4を、0.4を分数に直して計算する方法で解きました。
小数を含む計算でも、「割り算に置き換えられないか」「扱いやすい形にできないか」と考えるだけで、暗算の負担は大きく下がります。
数字をそのまま計算するのではなく、意味を分解して考える視点を、ぜひ身につけておきたいですね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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