ラオスの売春施設にいた10歳前後とみられる少女ら
ラオスの売春施設にいた10歳前後とみられる少女ら

警察が現地で捜査へ

憂慮すべきは、紀田容疑者の罪状だ。あくまでもブログの作成の際、虚偽情報でサーバーを契約したことが罪に問われており、児童買春の罪では立件されていない。海外での児童買春は、被害児童の特定が困難なため、取り締まりがしにくいという課題が長年残っている。

一方で警察は、今後、被害者特定のための捜査を継続する方針だ。2月にはラオスへ捜査員を送っており、ラオス警察に被害少女の特定に向けて協力を求めているという。

ラオスの売春施設にいた10歳前後とみられる少女ら
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さらにこのラオスへの捜査員派遣では、別の児童買春絡みの捜査も行われていたとみられる。特に隣国のタイには、ラオスへの児童買春ツアーをあっ旋している日本人事業者が複数いるとの情報があるのだ。内情を知る関係者は語る。

「表向きは普通の観光業者が、タイとラオスの国境で児童買春ツアーを行っています。公にはせず口コミで集客しているようです。警察は既にそうした日本人の業者を複数把握しており、タイ警察と協力して捜査を進めています」

昨年にはタイ在住の日本人実業家が、過去にラオスで児童買春をあっ旋していたとみられる投稿をSNSにしていたことが明らかになり、ネットで非難が相次いだ。SNSでは「アテンドはプレイ内容まで交渉します」「NN(避妊をしない性行為)希望の方はサポートもします」と宣伝。さらに、「今後は公にしないで有料な場所作って、メンバーで情報共有していこうと思います」といった投稿もあり、有料で児童買春のあっ旋をしていた疑いがもたれている。

2月に入っては、ラオスでの児童買春絡みでもう一つ大きな動きがあった。ラオスで少女らを買春し、わいせつ行為を繰り返し盗撮したとして、愛知県清須市の無職・宇治和彦被告(66歳)に懲役3年執行猶予4年の判決が下されたのだ。

続く後編記事『定年退職後にラオスで少女買春・盗撮を繰り返した男に有罪判決…!裁判で明かされた「買春日記」のおぞましき内容』で詳報する。

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