Windows Update適用後に「QTTabBar」が消える不具合の解決法

Windows 11 において、Windows Update(KB5070311KB5074109KB5074105 など)を適用した後に、エクスプローラーのタブ拡張ソフト「QTTabBar」が消えてしまう不具合が報告されています。

特定の更新プログラムに限らず、最近のアップデートによるエクスプローラー内部の仕様変更が影響していると考えられます。当サイトのコメント欄でも複数の解決報告をいただいており、原因と共通の復旧手順が判明しましたので、詳しく共有します。

発生条件と症状

  • トリガー: 更新プログラム KB5070311 KB5074109、KB5074105 など の適用
  • 環境: Windows 11(標準のエクスプローラー、および「旧エクスプローラー仕様」に戻して使用している環境の両方)
  • 症状: これまで表示されていた QTTabBar のツールバーが消失し、設定画面を開こうとしても反応しない、または有効化できない状態になる。

原因について: 再三の検証の結果、ついにこの不具合の「根本的な原因」を特定しました。原因は、Windows 11 のエクスプローラーに順次組み込まれつつある「AI に関する新機能」です。

以前は「新しいエクスプローラー(タブ付き)だと動かない」というケースが一般的でしたが、今回はこの AIコンポーネントがエクスプローラーの内部構造(シェル連携)に干渉し、QTTabBar の動作を阻害していることが判明しました。この機能を 「ViVeTool」 を使ってピンポイントで無効化することで、正常な状態へ復旧させることが可能です。

あわせて読みたい
Windows 11のエクスプローラーに「閉じたタブを開く」機能を追加『FolderResume』公開 誤って閉じてしまったフォルダーや、PC の予期せぬ再起動で消えてしまったエクスプローラーのタブ…。Webブラウザーにある「閉じたタブを開く」機能のように、フォルダー...

解決法:コンポーネントの再登録

この問題は、Windows のシェル(画面表示)に関わる特定のシステムコンポーネントを、手動で再登録(リフレッシュ)することで解決できます。

以下の手順で、3つのコンポーネントを再登録してください。

手順

  1. スタートボタンを右クリックし、「ターミナル (管理者)」を開きます。
  2. 以下の 3つのコマンドを、順番にコピーして貼り付け、Enter を押して実行してください。
Add-AppxPackage -Register -Path 'C:\Windows\SystemApps\MicrosoftWindows.Client.CBS_cw5n1h2txyewy\appxmanifest.xml' -DisableDevelopmentMode
Add-AppxPackage -Register -Path 'C:\Windows\SystemApps\Microsoft.UI.Xaml.CBS_8wekyb3d8bbwe\appxmanifest.xml' -DisableDevelopmentMode
Add-AppxPackage -Register -Path 'C:\Windows\SystemApps\MicrosoftWindows.Client.Core_cw5n1h2txyewy\appxmanifest.xml' -DisableDevelopmentMode

エラーが出ずにプロンプトが戻ってくれば成功です。(赤字のエラーが出た場合は、既に起動しているプロセスが邪魔をしている可能性があるため、PC を再起動してから再度試してみてください)

それでも表示されない場合

コマンド実行後、エクスプローラーを開き直しても QTTabBar が表示されない場合は、以下の追加手順を試してください。

  1. PC の再起動: コンポーネントの登録情報を反映させるため、一度 Windows を再起動します。
  2. QTTabBarEnabler の実行: ダウンロードした「QTTabBar(現在は 2048 Beta2)」フォルダーの中にある QTTabBarEnabler.exe を実行し、「Restore」 ボタンをクリックして、バーの登録を修復します。
  3. 再インストール: 上記でもダメな場合は、一度 QTTabBar をアンインストールし、再度インストールし直してみてください。

私の環境では、上記の「3つのコンポーネント登録」を行っただけで、旧エクスプローラー環境でも無事に QTTabBar が復活することを確認しました。 同様の症状でお困りの方は、ぜひお試しください。

【2025/12/09 追記: 解決!根本的な原因はエクスプローラーの AI に関する新機能】

再三の検証の結果、ついにこの不具合の「根本的な原因」を特定しました。 原因は、Windows 11 のエクスプローラーに組み込まれつつある「AI に関する新機能」でした。

この機能は、2025年11月11日の更新(KB5068861)以降、段階的に実装が進められていたものですが、今回の KB5070311 の適用によって、一部の環境で有効化されたようです。 (※すべての環境ではなく、対象となった環境でのみ不具合が発生しています)

この AI 機能がエクスプローラーの描画処理に介入することで、QTTabBar の表示が阻害されていたことが確認できました。(おそらく、旧エクスプローラーのツールバーの部分を表示できなくしたのでしょう)

以下の手順で、この特定の機能を 「ViVeTool」 を使って無効化することで、QTTabBar を正常に復活させることができます。

解決手順(ViVeTool による機能無効化)

1. ViVeTool の準備 ViVeTool をお持ちでない方は、GitHub からダウンロードして展開してください。

ViVeToolの使い方(PowerShell):

1.下記のページから「ViVeTool-v0.3.4-IntelAmd.zip」をダウンロードしてください。

https://github.com/thebookisclosed/ViVe/releases

※2026/01/26 現在の最新バージョンは v0.3.4 です。ご覧になった時期によりバージョンが異なる場合がございます。

※ Snapdragon 搭載の PC(ARM版 Windows)をお使いの場合は、「ViVeTool-v0.3.4-SnapdragonArm64.zip」の方をダウンロードしてください。

ViVeTool のダウンロードページ
ViVeTool のダウンロードページ

2.ダウンロードした zip ファイルの上で右クリック>「すべて展開」をクリックします。

3.「圧縮(ZIP 形式)フォルダーの展開」が表示されますので、右下の「展開」をクリックします。

圧縮(ZIP 形式)フォルダーの展開
圧縮(ZIP 形式)フォルダーの展開

4.展開されたフォルダーが表示されますので、フォルダーの中の何もないところで右クリックします。

エクスプローラー - ViVeTool-v0.3.4-IntelAmd フォルダー
エクスプローラー – ViVeTool-v0.3.4-IntelAmd フォルダー

5.表示されたメニューの「ターミナルを開く」を、キーボードの Ctrl と Shiftキーを押しながらクリックしてください。

ターミナルを開く
ターミナルを開く

6.「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。

ユーザーアカウント制御

7.Windows PowerShell が開き、「PS ****ViVeTool-v0.3.4-IntelAmd>」のように表示されていれば準備完了です。

※左上に「管理者:Windows PowerShell」と表示されていることを確認してください。

Windows PowerShell
Windows PowerShell

この状態で、必要なコマンドを入力して実行してください。

「アクセスが拒否されました。」と表示される場合

エラー「An error occurred while setting feature configurations in the Runtime store (アクセスが拒否されました。)」が表示される原因は、Windows PowerShell が管理者として起動されていないためです。

Windows PowerShell
Windows PowerShell

コマンドの実行前に、Windows PowerShell ウィンドウの左上に「管理者:Windows PowerShell」と表示されていることを確認してください。

管理者:Windows PowerShell
管理者:Windows PowerShell

2. コマンドの実行 ターミナル(管理者)またはコマンドプロンプト(管理者)を開き、ViVeTool のフォルダーへ移動してから、以下のコマンドを実行します。

コマンドプロンプトの場合:

コマンドプロンプトの開き方を見る

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。

2.「cmd」と入力します。

ファイル名を指定して実行

3.Shiftキー + Ctrlキーを押しながら Enter を押してください。

キーボード

管理者権限が不要な場合は Enter のみで構いません。

4.「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。

ユーザーアカウント制御
vivetool /disable /id:57048216
コマンドプロンプト
コマンドプロンプト

ターミナル(Windows PowerShell)の場合:

.\vivetool /disable /id:57048216
Windows PowerShell
Windows PowerShell

3. PCの再起動 「Successfully set feature configuration(s)」と表示されたら、PC を再起動します。

4. 確認と仕上げ 再起動後、エクスプローラーを開いて QTTabBar が表示されているか確認してください。

もしこれでも表示されない場合は、機能は無効化できているものの、表示設定(レジストリ)がリセットされたままになっている可能性があります。 その場合は、以下のいずれかを実行してから、一度サインアウト(または再起動)してください。

  • QTTabBarEnabler.exe を実行して「Restore」を押す。
  • または、配布している QTTabBar_Restore.reg を適用する。

これで、AI 機能をオフにした状態で、安定して QTTabBar を利用できるようになります。

【2025/12/10 追記: KB5072033 のインストール後、タブバー(上部)が空白になる】

2025年12月9日にリリースされた KB5072033 をインストール後、タブバー(上部)が空白になることを確認しました。

KB5072033(26200.7462)をインストールすると、ViVeTool を使用しても、QTTabBar のタブバー(上部)が使えなくなります。

タブバー(下部)は使えますので、今までタブバー(上部)を使用していた方は、下記の手順でタブバー(下部)を表示して使用する以外方法はないようです。

  1. タブバー(上部)の空白の上で右クリック>「QT コマンドバー」をクリックします。
  2. コマンドバーが表示されますので、コマンドバーの右側の何もない所で右クリック>「ツールバー」>「タブバー(下)」をクリックします。
  3. すると、タブバー(上部)の空白が消え、タブバー(下部)が表示されます。

タブバー(上部)を使いたい場合: 旧エクスプローラー化を解除し、「標準の(新しい)エクスプローラー」 に戻して使用してください。(ENOT様の検証結果と同様、標準環境であれば上部タブバーも正常に動作します)

【2025/12/16 追記: タブバー(上部)も復活!】

前回、KB5072033 の適用後に「タブバー(上部)が空白になり使えない」とお伝えしましたが、本日検証していたところ、機能自体は生きており、単に表示幅が潰れて右端に隠れていただけであることが判明しました。

空白のバーの上で右クリックしても「QT コマンドバー」や「ツールバーを固定する」など 5つ程度のメニューしか表示されませんが、以下の手順で簡単に復活させることができます。

空白になったタブバー(上部)の直し方

1.空白になっているタブバーの上で右クリックします。

2.メニューにある「ツールバーを固定する(B)」にチェックが入っている場合は、クリックしてチェックを外します。

タブバーの右クリックメニュー
タブバーの右クリックメニュー

3.固定を解除すると、バーの右端に「縦の点線(ハンドル)」が表示されます。

ツールバーの固定を解除すると縦の点線(ハンドル)」が表示される
ツールバーの固定を解除すると縦の点線(ハンドル)」が表示される

4.マウスカーソルを点線の上に合わせ(カーソルが左右の矢印 になります)、左クリックしたまま左端までドラッグします。

5.左端までドラッグしたら、左クリックを離してください。隠れていたタブバーが表示されます。

隠れていたタブバー(上部)が表示される
隠れていたタブバー(上部)が表示される

6.再度右クリックして「ツールバーを固定する(B)」にチェックを入れ、固定して完了です。

これで、以前と同じようにタブバー(上部)が使用できるようになります。諦めていた方はぜひお試しください。

「ツールバーを固定する(B)」にチェックを入れたまま新エクスプローラーに戻し、再度旧エクスプローラーへ切り替えた際にも、タブバー(上部)が空白になる現象が確認されています。 その場合も、上記と同じ手順ですぐに元に戻せます。

【2026/01/17 追記: タブバーが消える・無効化される問題への追加対策

記事へのコメントで、ユーザー様より「エクスプローラーを閉じるたびに無効化される」という貴重な情報をいただきました。 この情報をヒントに筆者の環境で検証したところ、インターネットオプションで「QT基本機能バー」を無効にすると、頂いた情報と全く同じ「設定が保存されず、勝手に無効化される状態」を再現できました。

QTTabBar は仕組み上、IE のコンポーネント(BHO)を利用しています。まずは以下の手順でインターネットオプションから「アドオンの管理」を開き、QTTabBar 関連の項目が勝手に「無効」に切り替わっていないか確認してみてください。

ケース1:エクスプローラーを閉じるたびに設定が無効化される場合

【手順】

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。

2.名前の欄に inetcpl.cpl と入力して OK を押します(インターネットのプロパティが開きます)。

ファイル名を指定して実行
ファイル名を指定して実行

3.「プログラム」タブへ移動し、「アドオンの管理」 ボタンをクリックします。

インターネットのプロパティ
インターネットのプロパティ

4.表示されたリストの中に「QT 基本機能バー」や「QT コマンドバー」「QT コマンドバー 2」などの項目があるはずです。その状態が「無効」になっていませんか?

5.もし「無効」であれば、対象を選択して右下の「有効にする」をクリックし、PC を再起動してください。

Windows Update の直後などは、システムの負荷や一時的な不整合により、Windows が「このアドオンは動作を遅くしている」と誤判定して、勝手に無効化してしまうことがよくあります。 おそらくこれで「空白」や「上段のバー」が復活するはずですので、ぜひご確認ください。

※もし「有効」にしても勝手に「無効」に戻ってしまう場合: ご利用のセキュリティソフトが、QTTabBar の挙動をブロックしている可能性があります。 一度、セキュリティソフトの「リアルタイム保護」を一時的にオフにした状態で、有効化できるか試してみてください。もしそれで直る場合は、セキュリティソフト側の「除外設定」に QTTabBar のフォルダーを登録してみてください。

どうしても解決しない場合は、記事下のコメント欄のやり取りも参考にしてください。

ケース2:まったくタブバーが表示されない場合

「アドオンの管理」で有効にしているにも関わらず、QTTabBar のツールバーが一切表示されない(右クリックメニューにも出てこない)場合は、Windows 側の「サードパーティ製のブラウザー拡張」が無効化されている可能性があります。

これはエクスプローラーの拡張機能を制御する大元の設定です。過去に PC の高速化やセキュリティ設定などで変更している場合、ここがオフになっていることがあります。

以下の手順で設定を確認してください。

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。

2.名前の欄に inetcpl.cpl と入力して OK を押します(インターネットのプロパティが開きます)。

ファイル名を指定して実行
ファイル名を指定して実行

3.「詳細設定」タブをクリックします。

4.「設定」の一覧にある「ブラウズ」セクションを探します。

5.「サードパーティ製のブラウザー拡張を有効にする」にチェックが入っているか確認してください。

インターネットのプロパティ
インターネットのプロパティ

6.もしチェックが外れている場合は、チェックを入れて「OK」をクリックします。

設定変更後は、PCを再起動(またはサインアウト)して適用させてください。

※この設定がオフになっていると、QTTabBar は機能しません。

【過去の検証記録(2025/12/06~12/08)】

【過去の検証記録について】 以下の手順は検証の結果、現在の環境では効果がないことが判明しています。 ただし、QTTabBar が参照しているレジストリ値の詳細など、技術的な調査に役立つ情報を一部含んでいるため、資料として残しています。 通常の修復を目的としている方は、本編(上部)の推奨手順をご確認ください。

【過去の検証記録(2025/12/06~12/08)】を見る

【追記】コマンドでも直らない場合の「最終手段」

(情報提供:Wedge様)

環境によっては、上記のコマンドを実行しても改善されないケースが報告されています。 その場合、以下の「更新プログラムの入れ直し」を行うことで、正常に復旧した事例があります。

この方法はコマンド操作が不要ですので、難しい操作が苦手な方にもおすすめです。

手順:KB5070311 の入れ直し

  1. アンインストール
    • 「設定」>「Windows Update」>「更新の履歴」>「更新プログラムをアンインストールする」を開きます。
    • リストから KB5070311 を探し、アンインストールして PC を再起動します。
  2. 再インストール
    • 再起動後、再び「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」を行います。
    • KB5070311 が再度検出されるので、インストールして再起動します。

【なぜこれで直るの?】 最初のインストール時に、システムコンポーネントの整合性が崩れたり、登録処理が失敗したりしていたものが、一度削除して入れ直すことで正しくリセット・再構成されるためだと考えられます。

コマンドで直らなかった方は、ぜひこの「入れ直し」を試してみてください。 (貴重な情報をいただき、ありがとうございました)

そもそも KB5070311インストールすべきか?

最後に重要な点ですが、今回不具合の原因となっている KB5070311 は、セキュリティ修正を含まない「プレビュー更新プログラム(オプション)」です。

必須の更新ではありませんので、特別な理由がない限り、今回はインストール自体を見送る(スキップする)ことを強くおすすめします。

もし自動更新で入ってきてしまう場合は、Windows Update の画面で「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオフにするか、一時的に更新を一時停止するなどして、来月の定例更新(修正が含まれる可能性が高い)を待つのが最も安全な選択肢です。

レジストリ修復

検証の結果、QTTabBar が表示されなくなる原因が判明しました。 原因は、エクスプローラーのツールバー設定を管理するレジストリ値 ITBar7Layout が、何らかのタイミング(更新適用時など)でデフォルト値(=QTTabBarを表示しない状態)にリセットされてしまっていたことでした。

「ITBar7Layout」は、旧エクスプローラーを開くと自動的に作成されるレジストリ値です。

通常は QTTabBarEnabler.exe の「Restore」機能でこの値も修復されるはずですが、環境によっては正しく書き込まれない場合があるようです。

そこで、このレジストリ値を強制的に「QTTabBarを表示する設定」に書き換える修復ファイル(.reg)を作成しました。 コマンドや再インストールでも直らなかった方は、以下の手順をお試しください。

解決手順

このファイルは、単にツールバーの配置設定(ITBar7Layout)を修正するだけですので、システムへの悪影響はありません。

1. 修復ファイルのダウンロード 以下のリンクからファイルをダウンロードし、解凍(展開)してください。

2. 実行前の準備 エクスプローラーを複数開いている場合は、必ず「1つだけ」開いている状態にしてください。(設定の競合を防ぐためです)

3. 修復の実行 解凍したフォルダの中にある 「QTTabBar_Restore.reg」 をダブルクリックします。

  • ユーザーアカウント制御が表示されたら 「はい」 をクリックします。
  • 続行の確認画面(警告)が表示されたら 「はい」 をクリックします。
  • 「正常に追加されました」と出たら 「OK」 をクリックします。

4. エクスプローラーの再起動 タスクマネージャーなどからエクスプローラーを再起動するか、一度 Windows をサインアウト/サインインしてください。

これで、QTTabBar のタブバー(上部)が表示され、「ツールバーを固定する」が有効になった状態で復活するはずです。

【検証メモ(技術的な詳細)】 C:\Program Files\QTTabBar\Tools\ExplorerSafeMode.exe を実行し、通常の(QTTabBar のない)エクスプローラーを開いている状態でタスクマネージャーからエクスプローラーを再起動すると、意図的にこの ITBar7Layout がリセットされ、今回の「バーが消える不具合」と全く同じ状態が再現されることを確認しました。 また、これを何度か繰り返したり新エクスプローラーに戻したりしているうちに、「なぜだろう様」から報告のあった「上部ツールバーだけが表示されない」という現象も確認できました。 このことからも、今回の不具合の本質は「ツールバー設定値の意図しないリセット」であると断定できます。

【どうしても QTTabBar が表示されない場合の確認項目】

ページで紹介している方法(コマンドや再インストール、regファイルの実行)を試しても表示されない場合、エクスプローラー自体が設定の書き換えを邪魔しているか、セキュリティソフト等が変更をブロックしている可能性があります。

以下の「エクスプローラーを完全に停止させた状態での修復」と「レジストリの確認」を行うことで、表示できるようになる可能性があります。

※前提として、QTTabBar がインストールされている状態で作業を行ってください。

手順 1:エクスプローラーを停止した状態で修復する

Windows のエクスプローラーは、起動中は設定を保持し、終了時にレジストリを上書き保存する性質があります。そのため、エクスプローラーが動いている状態で修復を行っても、再起動時に元に戻ってしまうことがあります。

これを防ぐため、以下の手順でエクスプローラーを完全に終了させてから修復を行います。

  1. タスクマネージャーを開きます。
  2. 「詳細」タブで explorer.exe を探し、右クリックして「タスクの終了」を選択します。
    • (※画面下のタスクバーやデスクトップアイコンが消えますが、正常です)
    • 複数ある場合はすべて終了させてください。
  3. タスクマネージャーの「新しいタスクを実行する」をクリックします。
  4. 「参照」ボタンから、以下のいずれかのファイルを選択して実行します。
    • QTTabBarEnabler.exeを実行し、「Restore」 をクリック。
    • または、配布している QTTabBar_Restore.reg を実行して登録。
  5. 修復が終わったら、再度「新しいタスクを実行する」から explorer と入力して実行し、画面を戻します。

これでエクスプローラーを開き、QTTabBar が表示されるか確認してください。

手順 2:レジストリ値の確認と強制リセット

上記を行っても表示されない場合、何らかの原因(セキュリティソフトの保護など)で、レジストリ値が正しく書き換わっていない可能性があります。

  1. レジストリエディターを開きます。
  2. 以下のキーへ移動します。 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Toolbar\ShellBrowser
  3. 右側の画面にある値 ITBar7Layout をダブルクリックして開きます。
  4. バイナリ値が表示されますので、ゆっくりと下にスクロールしてデータを確認します。

【正常な状態の目安】 真ん中あたりのデータが、以下の画像のようになっているか確認してください。

ITBar7Layout – バイナリ値の編集

もし画像と全く異なる配列になっている場合、レジストリの書き換えが阻止されている(または直後に元に戻されている)と考えられます。

【対処法:値の削除と再生成】

  1. 再度、タスクマネージャーで explorer.exeすべて終了させます。(※これが重要です)
  2. レジストリエディターに戻り(表示>最新の情報に更新を行ってから)、ITBar7Layout を右クリックして「削除」します。
    • (表示>最新の情報に更新をして値が消えていれば OK です)
  3. この状態(エクスプローラー停止中)のまま、タスクマネージャーから QTTabBarEnabler.exeこのタスクに管理者特権を付与して作成します。にチェック)を実行して「Restore」を押すか、QTTabBar_Restore.reg を実行します。(regファイルを実行した場合、レジストリ値追加の確認画面がタスクマネージャーの後ろに隠れる場合がありますので、ずらして OK をクリックしてください)
  4. 最後にタスクマネージャーから explorer を起動します。

これでエクスプローラーを開き、QTTabBar が表示されるか確認してください。

この記事が「役立った!」と思ったら、ぜひSNSでシェアをお願いします。
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日々の PC 操作から生まれた疑問や、「もっとこうしたい」という想いを原動力に、2008年頃から現在に至るまで Windows の知識を独学で追求してきました。試行錯誤を重ねて見つけた「なるほど!」な技や、困った時の解決策を、皆さんの PC ライフに役立ててほしい一心で発信しています。

プロフィールを見る

PCが突然壊れても慌てないために。大切な写真やデータを守るなら、定番のバックアップソフトが一本あると安心です。

コメント

コメント一覧 (44件)

  • この記事のおかげで、QTTabBar を復旧できました。
    ありがとうございます。

    私の場合、原因は KB5074109 だと思われますが、
    履歴を調べると、入れてから問題が表面化するまで半月以上かかっていました。
    Windows Update の直後ではなかったので気付きにくかったです。

    • 匿名様 コメントと復旧のご報告、ありがとうございます。 QTTabBar が無事に戻ったとのこと、本当によかったです。

      「更新を入れてから半月以上経ってから症状が出た」という点、非常に重要な情報です。 おそらくその原因は、更新プログラム適用後に、マイクロソフト側で「段階的に機能が有効化(ロールアウト)」されたからだと考えられます。
      最近の Windows は、更新プログラムを入れた瞬間ではなく、忘れた頃にサーバー側でスイッチが入って仕様が変更されることがあるため、直近の操作と結びつけにくく、「何が原因か分からない」という状況に陥りやすくなっています。

      貴重な実体験のご報告、大変参考になりました。ありがとうございました。

  • 復活できました。素晴らしい!
    私の環境では、KB5074105 適用後QTTabBarが表示できなくなりました。
    上からvivetool までひととおり実行したら見事に元に戻りました。
    大変助かりました。

    • 匿名様 コメントとご報告ありがとうございます。

      無事に QTTabBar が復活したとのことで、本当によかったです。
      記事がお役に立てて光栄です。ご訪問ありがとうございました。

  • 本日2026/01/31、PCを再起動したらQTTabbarが動作しなくなっており、検索してここを見つけました。
    結論としてはここに書いてある手順を上から実行し、vivetoolの実行、再起動で復旧できました。ありがとうございました。
    「更新プログラムKB5070311で…」というタイトルですが自分の環境ではKB5070311を入れておらず、「本当にここの手順で直るのか?」という不安のもとで作業していました。多分KB5074109(こちらは適用)が原因だと思われますので、KB5070311以外の更新でもQTTabbarが動作しなくなることが最初の方に明記されていれば良かったと思います。

    • Inaba Hiroto 様、コメントありがとうございます。無事に復旧できたとのこと、本当によかったです。

      貴重なご報告に感謝いたします。KB5074109 での不具合発生、非常に重要なデータとなりました。ご指摘の通り特定の KB 番号に限らず、新機能が有効化されるタイミングで症状が発生してしまいます。

      せっかく辿り着いていただいたのに、タイトルで不安な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。ご指摘を受け、早速タイトルと導入文を修正させていただきました。

      貴重なフィードバックをいただき、本当にありがとうございました。

  • PC Managerのクリーンアップ機能を使った直後にタブバーが消失してしまいました(厳密にはエクスプローラーの下部にタブを表示することは可能でしたが、それ以外の機能が使用不可に)。
    これまでクリーンアップ機能を使ってもこのような不具合は一切起きなかったので、今回の出来事には非常に驚かされてしまいました。
    再インストールや再起動でも治らず困っていたところ、こちらの記事を見つけ無事修復できました。
    ありがとうございました。

    • 宗様、コメントありがとうございます。

      PC Manager は便利ですが、時としてシェルの深い部分(レジストリ等)を掃除しすぎてしまうことがあるようです。「PC Manager が原因」という事例は他の方にも非常に参考になる情報だと思います。 無事に解決できたとのことで、本当によかったです。貴重な事例をありがとうございました。

  • はじめまして。
    QTTabBarをどうしても継続して使いたくて、こちらのサイトを参考にやってみています。
    しかし、私に知識が足りず、ViVeToolのところで躓いてしまいました。
    詳しく記載してあるのですが私にはわからなかったのでもう少し詳しく教えていただけないでしょうか。

    ※更新プログラム KB5070311は見当たりませんでした。

    また、以下私が試してみたことです。
    設定→インストールされているアプリ→QTTabBar ver 1043→変更→「選択した機能は現在使用できないネットワークリソースにあります。」[OK]をクリックして再実行するか、インストールパッケージ`QTTabBar.Setup.msi`を含むフォルダーに対する代替パスを以下のボックスに入力します。
    と表示され、QTTabBar.Setup.msiをダウンロードしました。
    インストーラーだったのでインストールすると、Ctrl+フォルダをダブルクリックすると別ウインドウで開くようにはなったのですが、ツールバーなどは表示されません。

    もしよろしければアドバイスをいただけないでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

      • 早速ありがとうございます。
        やってみたのですが「An error occurred while setting feature configurations in the Runtime store (アクセスが拒否されました。)」とエラー表示されました。

      • 再度、行ったら、QTTabBarが表示されるようになりました!
        ありがとうございます。
        私が管理者としてターミナルを開かなかったことがエラーの原因だと思います。
        お騒がせして申し訳ございません!

        これでいつも通り使えます。
        ありがとうございました!!!

        • うりこ様

          ご報告ありがとうございます。無事に QTTabBar が復活して本当に良かったです。
          この「管理者として実行」する手順は、記事に書いてあってもつい見落としてしまったり、忘れてしまったりする「一番のハマりポイント」ですので、全くお気になさらないでください。

          「ViVeToolの使い方」にも【「アクセスが拒否されました。」と表示される場合】を追記しておきました。また何かあればお気軽にコメントください。

  • 私もQTTABbar消えてGeminiに相談していましたが、様々な対応をしても一向に昨日が復元できず最終的に諦めていました。本日、当情報を見つけVeToolの利用で復元することができました。
    情報共有ありがとうございました。(マルチタブだけなら他のツールでもいいのでしょうが、私にとってはマウスホバーでmp3やmp4をプレビュー再生できる点でQTTABbar一択でした。)助かりました!

    • みかん様、コメントありがとうございます。

      色々と試されて一度は諦めかけていたとのこと、復元できて本当によかったです。当記事の情報がお役に立てて光栄です。
      「マウスホバーでのプレビュー再生機能」は非常に便利ですよね。無事に快適な環境が戻って何よりです。

  • こんにちは。
    1月のアップデートでQTTabBarが使えなくなってしまい情報を求めてこちらに辿り着きました。
    結果として「ViVeTool による機能無効化」で無事にQTTabBarは復活しました。
    ありがとうございました。
    MicroSoftはWindowsのAI機能に力を入れているようですので(Windows11インストールの条件にも含まれていたようですので)これから先にも同様のことは起こりそうでゲンナリしています。
    今回は本当に助かりました感謝します!

    • チャーハン様、コメントありがとうございます。
      記事を参考にしていただき、QTTabBar が無事に復活したとのこと、ご報告ありがとうございます。

      今後もアップデートのたびにこうした「いたちごっこ」が続くかもしれませんが、また何か対策が見つかれば記事にしていきます。
      貴重なご報告、ありがとうございました。

  • こんにちわ。
    本日WindowsUpdateでセキュリティアップデートKB5074109がインストールされてQTTabBarが表示されなくなったので調べて辿り着きました。
    こちらの手順を一通り試したところ(3つのコマンドは無効であるか有効なデバイスに関連付けられていませんと出て実行できませんでした)、一応QTTabBar自体は表示できるようになりました、ありがとうございます。
    ただ、上段は空白すらなく選択できないため下段しか使えず、エクスプローラーを閉じるたびに無効化されるので都度表示>オプションからQTタブバーを有効化させる必要がある状態です(ツールバーを固定するがチェック入らないことが原因?)。
    これは以前とは異なる対処法が必要になったということなのでしょうか?
    あるいは自環境の問題なんでしょうか、一応QTTabBarを一旦アンインストールして再度インストールしたのですが。何か助言を頂ければと思いコメントさせて頂きました。

    • 隕石様、コメントありがとうございます。

      当サイトを参考にしていただきありがとうございます。

      まず、「ツールバーを固定する」にチェックが入らないのが気になりますね。反応していないのか、エクスプローラーが壊れている可能性も考えられます。
      QTTabBarEnabler.exe を実行>「Restore」は実行済みでしょうか?

      もし既に実行しているのであれば、一度下記の手順をお試しください。

      1.エクスプローラーを 1つだけ開き、タブバーを有効化させた状態のまま、スタートボタンを右クリック>「ターミナル(管理者)」をクリックします。
      2.Windows PowerShell が開いたら、次のコマンドをコピーして貼り付け、Enter を押してください。※「ツールバーを固定する」ためのレジストリ値を書き込みます。
      reg add "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Toolbar" /v "Locked" /t REG_DWORD /d 1 /f

      3.「この操作を正しく終了しました。」と表示されたら、開いているエクスプローラーを閉じてください。
      Windows PowerShell

      4.エクスプローラーを開き、ツールバーが固定されたかを確認してみてください。

      もしツールバーが固定されない場合は、「システムファイルチェッカー」を実行し、PC を再起動してから再度上記の手順を行ってみてください。

      Win10/Win11 システムファイルの修復「システムファイルチェッカー」
      https://windows-waza.com/windows-10-sfc-scannow/

      • ご助言ありがとうございます。

        Restoreは何度もやりましたが、効果があるように実感できる変化が何もありません…
        ご提示いただいたコマンドを試したところ固定されなかったので、DISMとSFCをして再起動後に再度行いましたが、変化ありませんでした。「ツールバーを自動で隠す」にはチェックが入るのに固定はできない不思議な状態です。そういえば「コマンドバー1,2」にもチェックが入らず、表示できるツールバーはどれも「タブバー(下)」や「コマンドバー(縦)」、「エクストラビュー(左)(下)」といった感じに()が付いてるやつだけなんですが、これって何か関係があるんでしょうか?

        ところで試しにKB5074109を削除してみたのですが、それで以前に戻るということはありませんでした。

        • 隕石様

          詳細な情報をいただきありがとうございます。 前回いただいた情報「エクスプローラーを閉じるたびに無効化されるので都度表示」という点をヒントに検証したところ、私の環境では「QTTabBar の基本機能(アドオン)」を無効化することで、ご報告と同じ症状を再現できました。

          そのため、Windows Update 等の影響で、システム側のアドオン設定が勝手に「無効」に切り替わっている可能性があります。 例えば「QT コマンドバー」や「QT コマンドバー 2」が「無効」になっていると、タブバー右クリックメニューで選択しても保存されず、有効になりません(チェックが入りません)。

          この確認・解決手順を図解付きで記事の本文に追記させていただきました。 お手数ですが、記事に追加した「【2026/01/17 追記: エクスプローラーを閉じるたびにタブバーが無効化される場合】」のセクションをご覧いただき、設定をご確認いただけますでしょうか。

          • ありがとうございます、確かに無効になっていました。

            ただ、記載の通りに有効化してみましたが変化はありませんです。
            再起動や改めてRestoreも固定コマンドもしましたし、再無効化されていないことも確認し、念のためセキュリティでQTのフォルダを除外にもしましたが変わらずです…

          • 隕石様

            ご確認とご報告ありがとうございます。

            恐らくですが、当初「無効」になっていた時点で、セキュリティソフト等の働きにより、動作に必要なファイルの一部が既に隔離・削除されてしまっている(ファイルが欠損している)可能性が高いです。

            現在は「QTフォルダーの除外設定」が済んでいる状態ですので、この状態で一度ソフトをアンインストールし、再度インストールを行ってみていただけますでしょうか。
            除外設定が効いていれば、今度は必要なファイルが消されずに正しく配置されるはずです。

            もし、再インストールしても改善しない場合は、差し支えなければ現在お使いの「セキュリティソフトの製品名」を教えていただけますでしょうか。 (ソフトによっては特有の強力な保護機能が働いている場合があるため、製品名がわかればより詳しくお調べできるかと思います。)

            何度もお手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

          • いけました!

            セキュリティソフト(ESET)をネット切断したうえで一時停止して再インストールしたところ、それでも変化がなかったので一旦記載されているすべての手順をやり直したところ、ViveTool→Restore後の再起動で表示が復活しました。
            どうやらKB5074109をアンインストールしたあとで再度Windowsアップデートがされていたようで、そこでまたAIのやつが入っていたのが問題だったようです… お手数おかけすることになって申し訳ありません!
            この度は親切丁寧に助言頂きまして本当にありがとうございました!

          • 隕石様

            無事に解決して本当によかったです!安心しました。 KB削除後に自動で再インストールされていたという点は、非常に貴重な情報です。今後の記事作成の参考にさせていただきます。
            諦めずに作業された結果ですね。お疲れ様でした。 また何かありましたら、いつでもコメントください。

  • 皆様、度重なる検証と情報提供ありがとうございます。

    当環境も、ご案内いただいた内容の例にもれず、「復旧」いたしましたことを報告いたします。

    【2025/12/09 追記: 解決!根本的な原因はエクスプローラーの AI に関する新機能】
    ※こちらで復旧いたしました。

    名残惜しいですが、これでタブバー(下)再表示の儀式も終了となります。

    • なぜだろう様

      解決のご報告、ありがとうございます。無事に復旧されたとのこと、何よりです。
      当環境だけでなく、他の方の環境でも再現・解決できたというご報告は、記事の正確性を裏付ける上で大変貴重です。 情報共有いただき、ありがとうございました。

  • 純粋な解決法ではないのですが、QttabBarから「Explorer Tab Utility」という。WIndows標準タブ機能強化ツールに乗り換えというのも一手かもしれません。

    (私もQttabBarが必須すぎるがゆえに、Windowsアプデでこれまでも何度か泣かされてきたので…)

    QttabBarほど高機能ではないのですが、新規ウインドウをタブとしてキャプチャーする、閉じたタブをCtrl + Shift + T で元に戻すなど、個人的にクリティカルな機能は満足できています。ご参考まで。

    Explorer Tab Utility @ git hub
    https://github.com/w4po/ExplorerTabUtility

    インストーラー
    https://github.com/w4po/ExplorerTabUtility/releases/tag/v2.5.0

    • ぽごらん様、貴重な情報をありがとうございます。

      代替案のご提案、助かります。
      さっそく確認させていただきました。 こちらの「Explorer Tab Utility」は、Windows 11 の「新しいエクスプローラー(標準タブ機能あり)」専用のツールのようですね。

      この記事のような「旧エクスプローラー」環境下ですと動作しないようですが、もし標準のエクスプローラーに戻して運用する場合には、かなり強力な助っ人になりそうです。
      選択肢の一つとして、状況に合わせて使い分けるのが良さそうですね。教えていただきありがとうございました。

  • はじめまして。
    以前こちらの記事を拝読し一度解決はしたものの、
    なぜか最新のKB5072033を入れた後(だと思われます)
    また使えなくなってしまっておりましたが、
    追記分を試してみた所うまく直すことが出来ました。
    本当に困っていたので、とてもありがたいです。

    分かりやすくてためになる記事を書いて下さり
    本当にありがとうございました!

    • リン様、コメントありがとうございます。

      再びお困りだったところ、追記した方法で無事に解決できたとのことで、本当によかったです。
      「分かりやすくてためになる」と言っていただけて、記事を更新した甲斐がありました。こちらこそ、解決のご報告をいただけてとても励みになります。

      今後も Windows の更新で何か影響が出るかもしれませんが、また何かあればいつでも覗きに来てくださいね。

  • wenbang様 情報ありがとうございます。

    【2025/12/09 追記: 解決!根本的な原因はエクスプローラーの AI に関する新機能】
    KB5070311が導入された旧エクスプローラーでの確認結果を報告します。

    ViVeTool 3.04をダウンロード
    C:\vivetoolを作成解凍
    ターミナル(Windows PowerShell)にてコマンドを実行
    「Successfully set feature configuration(s)」と表示されPC を再起動
    エクスプローラーを開いて QTTabBar の表示

    タブバーが何故か下段に復活、オプションメニュー確認すると
    エクストラビュー(左)、QTコマンドバー(縦)、エクストラビュー(下)、QTタブバーが表示
    この段階では、QTタブバー(下)メニューは無くなりました。

    下段タブが使えることを確認後QTTabBar_Restore.regを実行し再起動

    エクスプローラーを開くとタブが消えました。(タブの部分が空いている)リボン表示が下側にかぶってレイアウトが少しおかしくなっています。

    QTTabBarEnabler.exeを実行。 タブは消えたまま。

    RestoreOldExplorerRibonを実行し、通常エクスプローラー環境に戻す。
    再起動後、QTTabBar のタブバー(上部)が表示され、「ツールバーを固定する」
    が有効になった状態で復活、オプションメニューも正常です。
    フォルダーオプション-全般の表示フォントも正常に戻りました。
    念の為シャットダウンし起動後問題ない事を確認しました。

    後2台のPCに同様な症状が出てもこれで直せます。
    解決ご尽力 有り難うございました。

    • ENOT様

      詳細な検証結果のご報告、ありがとうございます。 最終的に完全復活されたとのこと、本当によかったです。また、残り2台のPCへの対処法も確立できたとのことで安心いたしました。

      ご報告いただいた挙動は非常に興味深いですね。 おそらくですが、「ViVeTool で機能を無効化」したことで QTTabBar が表示される土台はできましたが、エクスプローラーまたはレジストリの設定自体が不安定になっていた(または中途半端にリセットされていた)のだと推測されます。

      そこで RestoreOldExplorerRibon を実行し、「旧エクスプローラー環境の設定を再定義(上書き)」したことで、正しいレイアウトの整合性が取れ、リボンもタブも正常な位置に戻ったのですね。

      ・ViVeTool で機能を無効化する。
      ・レイアウトが崩れる場合は、RestoreOldExplorerRibon を再実行して設定をリフレッシュする。

      この「2段構え」が必要な環境があるという情報は、ViVeTool だけでは表示が崩れてしまった方にとっての「最後の鍵」になります。 非常に有益な情報を共有いただき、感謝いたします。

      2025/12/10 追記(コメントをご覧になっているユーザー様へ):
      2025年12月9日にリリースされた更新プログラム KB5072033 をインストールして検証を行ったところ、ENOT様のご報告と同様に、「旧エクスプローラー環境では、タブバー(上部)の領域が空白になり表示されない」 という現象を確認しました。 (※ViVeTool での対策を行っても、レイアウトが崩れる場合があります)

      現状、この環境下で QTTabBar を使用し続けるには、以下の 2つの選択肢 のいずれかを選ぶ必要があります。

      タブバー(上部)を使いたい場合: 旧エクスプローラー化を解除し、「標準の(新しい)エクスプローラー」 に戻して使用してください。(ENOT様の検証結果と同様、標準環境であれば上部タブバーも正常に動作します)
      どうしても旧エクスプローラーを使いたい場合: 上部の表示は諦め、記事内で紹介した 「タブバー(下部)」 を表示させて運用してください。

      ご自身の使用スタイルに合わせて、どちらの環境で運用するかご判断ください。

      【2025/12/16 追記: タブバー(上部)も復活!

  • 情報ありがとうございます
    この記事内のすべてを行いましたが改善されませんでした
    応急処置のつもりでKB5070311をアンインストールし再起動したところ自動更新が有効のままだったので再びKB5070311がインストールされてしまいました
    その状態でエクスプローラを開いたところQTTabBarが復活しました
    2台のPCで同じように復活したのでご報告させていただきます

    ありがとうございました

    • Wedge様、コメントありがとうございます。

      「KB5070311 を一度アンインストールして、再度インストール(自動更新)したら直った」のですね。 しかも 2台の PC で再現性があったとのこと、これは間違いなく有効な解決策の一つですね。

      おそらく、最初のアップデート適用時にシステムコンポーネントの登録処理が正しく完了しなかった(または整合性が崩れた)ものが、一度削除して入れ直すことで正常にリセットされ、正しく構成されたのだと推測されます。 (Windows Update では稀にある「入れ直せば直る」現象)

      コマンド操作などが難しい方にとっても、この「入れ直し」は最も試しやすい方法ですので、記事にも有力な解決策として追記させていただきます。 非常に貴重なご報告、ありがとうございました。

      ※申し訳ありません。お名前を「なぜだろう様」と書き間違えておりました。 正しくは「Wedge様」ですね。大変失礼いたしました。記事の方も修正させていただきました。

  • 本対応前・後問わず、改善しない(消えてしまう)ケースがあります。
    タブバー(上)、コマンドバーなどウインドウの上部に表示されるはずのツールバーがすべて表示されません。GUI上触れない、または見えない状況になるのかもしれません。
    ただし、下部やサイドには表示できまうが、新しく開いたインスタンスには継承されず、毎回手動復帰が必要です。

    エディション Windows 11 Business
    バージョン 25H2
    OS ビルド 26200.7309
    (旧エクスプローラ対応は本ページで案内されている同様のツール)

    • なぜだろう様

      詳細なご報告、ありがとうございます。 コマンドを実行しても改善されないケースがあるとのこと、承知いたしました。 やはり環境によっては、完全には改善されない場合があるようですね。

      ただ、下部やサイドには表示できているとのことですので、QTTabBar の機能自体が完全に動作しなくなっているわけではないようです。

      現状で試す価値があることとしては、以下の 3点が挙げられます。

      1.システムファイルの修復 コマンドプロンプト(管理者)で sfc /scannow を実行し、Windows のシステムファイルに破損がないか確認・修復してみる。

      2.Win11 旧エクスプローラー(リボンあり)を完全復活させるツールを使って一度「標準(新しい)エクスプローラー」に戻し、PC を再起動してから、再度「旧エクスプローラー」を適用し直してみる。

      3.本家の対応待ち 上記でも改善しない場合、OS 側の仕様変更が影響している可能性が高いため、QTTabBar 本家のアップデート対応を待つ。

      お手数をおかけしますが、もしよろしければ 1 と 2 をお試しいただけますでしょうか。 貴重な情報をいただき感謝いたします。

      • ありがとうございます。
        しかしながら、ご案内いただいた1~2でも解消しませんでした。
        また、wenbang様ご提供の方法も(通常では)できない状況です。
        (当環境では、KB5070311はGUI操作でのアンインストール対象外。)

        案内の「3」か、忍耐が切れるまでタブバー(下)から操作します。

        状況追記:
        ①かろうじて表示できるもの
        「エクスプローラ」からメニュー>表示>オプションのエクストラビュー(左)、QTコマンドバー(縦)、エクストラビュー(下)、QTタブバー(下)は表示できます。(オプションの選択肢もこれらのみ)

        ②コンテキストメニューで操作
        ①でタブバー(下)を表示してから、そのタブ空欄を右クリックすることで、コンテキストメニューは表示可能。ただし、ツールバー>タブバー、コマンドバー1or2を選択しても反応なし。

        • なぜだろう様

          詳細な検証状況とご報告、ありがとうございます。 KB5070311 がアンインストールできない環境とのこと、承知いたしました。

          【今後の対策】 残念ながら、これは OS 側の仕様変更(ヘッダー描画の刷新)による影響が大きいため、ユーザー側の設定で直すには限界がありそうです。 基本的には「下部タブバー」で凌いでいただき、QTTabBar開発者様が新仕様に対応したバージョンをリリースされるのを待つのが、最も確実な解決策になるかと思います。

          ただ、もし操作が可能であれば、ダメ元で以下のいずれかを試してみる価値はあるかもしれません。

          1.システムの復元を行って KB5070311 をインストールする前に戻す。
          2.新しいユーザーアカウントを作成し、そちらで QTTabBar をインストールして動作を確認する。(もし解決すれば、現在のユーザープロファイルの破損が原因と特定できます)

          この「上部だけ塞がれた」という詳細な挙動は、他の方にとっても非常に重要な判断材料になります。 貴重な検証結果を共有いただき、本当にありがとうございました。

          • ご案内ありがとうございます。
            残念ながら復活はいたしませんでした。なかなか強情な環境のようです。
            レジストリは更新されていることは確認できましたが、報告済みの状態から変わりがありません。

          • なぜだろう様

            検証およびご報告、ありがとうございます。 レジストリが正常でも復活しないとのこと、承知いたしました。

            実はあれからさらに調査を進めた結果、この不具合の根本的な原因は、今回の更新で有効化された「エクスプローラーの AI 関連の新機能」であることが特定できました。 この新機能が画面描画に割り込んでいるため、いくらレジストリで「QTTabBarを表示しろ」と命令しても、物理的に表示がブロックされていたようです。

            下記のセクションを追記しましたので、ぜひお試しください。

            【2025/12/09 追記: 解決!根本的な原因はエクスプローラーの AI に関する新機能】
            https://windows-waza.com/problem-with-qttabbar-disappearing-after-update-kb5070311-and-how-to-fix-it/#index_id12

コメントする

【投稿について】
記事の内容に関するご質問や情報提供は大歓迎です。
ただし、記事の趣旨と無関係な内容、特定の人物・団体への批判、攻撃的な表現、不適切な語句を含むコメントは、管理人の判断で予告なく削除・非公開とさせていただく場合があります。
また、スパム対策機能により自動的に削除される場合もありますのでご了承ください。

CAPTCHA