中学生の暴行動画拡散問題 加害生徒が事実認める 会津若松市教委が会見

2026/02/03 07:50

 福島県会津若松市の中学校で生徒が、ほかの生徒に暴行を受けている動画が交流サイト(SNS)で拡散された問題で、会津若松市教委は2日、同市役所で記者会見を開き、動画に写っている生徒2人は同市の中学生と明らかにした。2人は別の学校に通っており、加害生徒は聞き取りに、暴行したことを認めている。

 市教委によると、被害に遭った生徒は冬休み中、加害生徒が通っている中学校敷地内で暴行された。当日に救急車で搬送され、治療を受けた。その後、関係者が会津若松署に被害届を提出した。市教委はSNSで拡散される前から暴行があったことを把握していた。

 現場にはほかに複数人がいた。市教委は捜査中であることも踏まえ、現場にいた人数や生徒同士の関係性について「詳細は明かせない」と説明。いじめかどうかについて「把握できていない」としている。

 動画の拡散を受け、現場となった中学校は1月31日に保護者説明会を開いた。市教委は2日、臨時の校長会を開いたり、同校に県のスクールカウンセラーを派遣したりした。教育長は「暴力行為は許されることではなく、動画の投稿拡散も二度と起きないよう、教え諭していく。生徒の心のケアも全力で取り組んでいく」と述べた。

 会津若松署は傷害事件として調べている。

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