×

米“LGBTQ+権利運動”象徴の旗、“運動発端”地域の公園から撤去 トランプ政権命令

2026年2月11日 10:43
米“LGBTQ+権利運動”象徴の旗、“運動発端”地域の公園から撤去 トランプ政権命令

アメリカで性的マイノリティーの権利獲得運動の発端となった地域にある公園から、LGBTQ+の権利運動を象徴する旗がトランプ政権の命令で撤去されたことが分かりました。

アメリカでは、ニューヨークで1969年に起きた「ストーンウォールの反乱」をきっかけに、性的マイノリティーの権利を求める運動が広がり、発端となった店やその向かい側にある公園は、アメリカのLGBTQ+権利運動を象徴する場所として長年、親しまれてきました。

しかし、地元当局によりますと、10日までに公園の象徴として掲げられていたLGBTQ+権利運動の旗が、トランプ政権の命令によって撤去されたということです。

トランプ大統領はこれまで、性的マイノリティーへの圧力を強めていて、去年2月には公園の公式サイトから理由が説明されないまま、トランスジェンダーなどを意味する表記が削除されていました。

公園には10日、撤去に抗議する人々が集まり「私たちの歴史は消せない」と訴えました。

また、ニューヨーク市のマムダニ市長はSNSで「ニューヨークは現代のLGBTQ+権利運動の発祥の地であり、消し去ろうとするいかなる行為があってもその歴史を変えることはできず、沈黙させることもできない」と批判しています。

一方、国立公園を管理している担当局は声明で「我々の管理下ではアメリカ国旗または議会・省庁が承認した旗のみ掲揚が許される」と述べ、この公園については「歴史的な意義を展示やプログラムを通じて保存し続けている」と主張しています。

最終更新日:2026年2月11日 10:51
あなたにおすすめ

JP|EN