東京都世田谷区選挙管理委員会は6日、衆院選東京5区(世田谷区東部)と6区(世田谷区西部)の不在者投票用紙を送付した際、候補者氏名一覧を取り違えて同封する事案があったと発表した。その結果、計4人の有権者が正しくない氏名一覧を参考に投票したという。4人が投じた票は無効となる見込みだ。
世田谷区選管によると、選挙区外で不在者投票を行った有権者から5日、「誤った選挙区の氏名一覧に基づき投票した」と連絡があった。
選管が確認したところ、不在者投票用紙を2日に発送した際、5区の7人に対して6区の、6区の5人に対しては5区の候補者氏名一覧を同封していたことが判明した。
12人中5人がすでに投票を終えていたことも分かったが、正しい選挙区の候補者に投票したのは1人だけだった。選管は12人に誤送付を陳謝し、未投票の7人に対してはインターネットなどで正しい候補者を確認するよう案内した。
選管では5区と6区の不在者投票事務を一括して行っているが、2日は人手不足で送付物の二重確認を怠ったため、取り違えが発生したという。
選管は「選挙人の貴重な投票の機会を失することのないよう、複数人での確認を徹底し、再発防止に努める」としている。