「不誠実だと思います」
日頃は「リベラル」的な主張が目立つ、たかまつなな氏にしてもこの矛盾に気がつき、X上に
と投稿した。
私は日頃、たかまつ氏の主張に納得することは少ないが、この点においては氏の考えに賛同する。
「中道改革連合」は、中国の主張よりもはるかに常識的で理解可能な高市総理のような在り方を、ともに政治を進めることのできない立場として切って捨てる一方、なぜかそれよりもはるかに横暴な中国の立場をおもんばかる動きを示した。それは「中道改革連合」が主張する「中道」や「人間中心主義」の立場として正しかったのであろうか。
それはともかくとして、この左派勢力と国民の多数派との意識の乖離は、大半の国民が戦後の思想空間から抜け出してしまったことを象徴的に示している。
日本の軍備を最初から絶対悪として扱い、反戦平和主義を唱え、「憲法9条を守れ」と主張するのは、良識的な見解としては当然だと、かつての日本では見做されてきた。この思想空間の中に、オールドメディアを含めた左派勢力は今なお留まっているが、中国の常識外れの横暴を前に、国民の大半はこの考えをおかしいと考えるようになった。
今回の選挙を通じて、日本国民の思想状況が一変していることが可視化された。現在の安全保障環境にあっては、国防力の増強は避けられず、そのためには憲法改正も必要だし、集団的自衛権に対する制約ももっとなくすべきだと、多くの国民は考えていることが明らかになった。国民は戦後思想から脱却しており、その結果として戦後政治は終わりを告げたのである。
この状況の抜本的な転換に気づかないうちは、代表や幹事長を交代させたところで、「中道改革連合」に未来はないであろう。
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