昨夏の参院選で初当選した、人工知能(AI)エンジニアの安野貴博参院議員が党首を務める「チームみらい」から衆院選比例近畿ブロックの公認を辞退した山本剛義(やまもと・たけよし=36、IT会社執行役員)氏が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。経緯を説明した上で謝罪した。

党側は4日、党の問い合わせフォームに対し、山本氏の経歴に関する情報が寄せられたとし「これを受け、直ちに本人へ事実確認を行ったところ、その場で本人より辞任の申し出がありました。党としても同意し、衆議院名簿届出政党等に所属する者でなくなった旨の届出(いわゆる比例名簿からの削除)を開始しました」と発表。その後、実際に削除された。

山本氏は「このたび、私・山本たけよしに関する一連の件で、世間を騒がせ、多くの方にご心配とご迷惑をおかけしました」と前置きした上で「謝罪がこのタイミングになってしまったこともお詫びします」と書き出した。「今回の問題の中心は、私の副業経歴に関する記載・申告がなかったことです。私は『雇用保険にも入っていない副業は本業と別枠』という認識で、職務経歴書や提出書類に、関わった副業先を網羅的に記載していませんでした。

今回の該当企業の件に限らず、他の副業先についても一切記載しておりませんでした。自身の勝手な判断が招いた結果だと認識しております」とした。

山本氏が勤務していた企業についてさまざまな臆測が広がっていた。「私は該当企業の不正会計等に、一切関与しておりません。会計処理を指示した事実も、承認・実行した事実も、企図・主導した事実もありません。この点だけは曖昧にせず、断言させてください」と記述。「また、該当企業の執行役員を担っていたのではないかという点についても、明確に否定させてください。各種メディアで自身の肩書きを『IT上場企業の執行役員』と紹介いただいていますが、それは現在勤めている会社での肩書きです。該当企業に関する肩書ではありません。該当企業に副業として関わっていたのは、2022年2月から2022年8月の期間です」とした。

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以下、発表全文。

【お詫びとご説明】

このたび、私・山本たけよしに関する一連の件で、世間を騒がせ、多くの方にご心配とご迷惑をおかけしました。

まず何よりも、応援してくださった皆さま、期日前投票に行ってくださった皆さま、日々の活動を支えてくださった皆さま、そして友人・家族に、心からお詫び申し上げます。

謝罪がこのタイミングになってしまったこともお詫びします。

様々な事情により発信できる最速のタイミングが、2/10 0:00でした。

遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。

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