第2回政権幹部「野党質問、そんなに要らない」 「高市1強」国会にも攻勢

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 「様々な声に耳を傾け、謙虚に――」。自民党が歴史的圧勝をした衆院選の翌9日、高市早苗首相(党総裁)は記者会見で、静かな口調で今後の政権運営について語っていたが、途中で「しかし……」と語気を強めた。「大胆に政権運営にあたってまいります」

 首相は自民を歴史的圧勝に導いたことで「高市1強」と呼べる権力を得ることに成功した。選挙後、首相側は本来は党側が担うべき国会運営にも関与を強め始めた。

緊急連載「1強再来 変わる日本政治の風景」 第2回

自民党は衆院選で歴史的大勝を収め、3分の2を確保しました。自民が最強で残りは弱小政党という第2次安倍政権と同じ「1強多弱」の世界が再び到来します。日本の政治風景はどう変わるのか、全3回の緊急連載で検証します。

 「昨晩から、首相側が特別国会の召集日を早めたがっている」。同じ9日、自民の国会運営を担う国会対策委員会の関係者らは困惑していた。官邸幹部によると、当初は特別国会の18日召集で調整していたが、首相側では16日に早める案が一時浮上したという。

水面下で検討される予算審議の短縮化

 狙いは新年度当初予算の早期…

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    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2026年2月11日9時33分 投稿
    【視点】

     総選挙の結果、高市早苗首相の機能が大統領的になりました。行政権が立法権に対し圧倒的に優位になります。国会での予算案の審議時間が短くなるのは必然的な動きです。 <ただ、18日召集はすでに政府・与党内の調整を経て固めた日程だった。召集日の前

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    長島美紀
    (国際NGOプラン・インターナショナル)
    2026年2月11日10時45分 投稿
    【視点】

    記事の最後、「首相がやると言ったものは全部、フルスピードでやる」という言葉をしばらく眺めてしまいました。日本の議会制民主主義が前提としてきた「熟議」や「抑制と均衡」のあり方が、大きく揺らいでいるだなあと、改めてそのあやうさを感じます。 こ

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