第2回政権幹部「野党質問、そんなに要らない」 「高市1強」国会にも攻勢
「様々な声に耳を傾け、謙虚に――」。自民党が歴史的圧勝をした衆院選の翌9日、高市早苗首相(党総裁)は記者会見で、静かな口調で今後の政権運営について語っていたが、途中で「しかし……」と語気を強めた。「大胆に政権運営にあたってまいります」
首相は自民を歴史的圧勝に導いたことで「高市1強」と呼べる権力を得ることに成功した。選挙後、首相側は本来は党側が担うべき国会運営にも関与を強め始めた。
緊急連載「1強再来 変わる日本政治の風景」 第2回
自民党は衆院選で歴史的大勝を収め、3分の2を確保しました。自民が最強で残りは弱小政党という第2次安倍政権と同じ「1強多弱」の世界が再び到来します。日本の政治風景はどう変わるのか、全3回の緊急連載で検証します。
「昨晩から、首相側が特別国会の召集日を早めたがっている」。同じ9日、自民の国会運営を担う国会対策委員会の関係者らは困惑していた。官邸幹部によると、当初は特別国会の18日召集で調整していたが、首相側では16日に早める案が一時浮上したという。
水面下で検討される予算審議の短縮化
狙いは新年度当初予算の早期…