70代で「歩けなくなる」前に。全身の筋肉の7割が集まる“下半身”を鍛えるべき理由。尿漏れや姿勢の悩みにも
下半身の筋肉は、筋トレで何歳からでも増やせる?
この質問に対し、「はい、もちろんです!何歳から始めても筋肉は応えてくれます。それが筋トレの素晴らしいところです」とRISAさんは断言する。 「筋肉に適切な負荷をかけることで、体は成長します。大人はどうしても『楽をしたい』という省エネモードになりがちなものですが、あえて階段を使ったり、定期的に動かしたりして、筋肉に刺激を与え続けることが若々しい体を保つ秘訣です」 知っておきたい筋肉の「減少」の現実 一方で、私たちが直面する「減少の現実」も知っておかなければならない。海外の専門機関が示すデータ(※)によると、筋肉量は30代をピークに、意識して動かさない限り10年ごとに3〜8%ずつ減少していく。さらに骨密度も同様で、負荷を与えないと80代までに30〜50%も減少してしまう。 筋肉量:30代をピークに、10年で3〜8%ずつ減少。 骨密度:負荷を与えないと、80代までにピーク時の30〜50%も減るリスクがある。 「データが示すように、トレーニングをしているかどうかで、数十年後の人生の質には残酷なほどの差がつきます。今から下半身を鍛えて筋肉の『貯金』を蓄えておくことが、将来の自分への最高のプレゼントになりますよ」 出典:NM Sports Medicine "Maximize Your Mobility: Keeping Muscle Mass as You Age"
下半身の筋肉は衰えやすい…筋トレは必須
「最新の研究(※)でも、見た目の筋肉量以上に『脚の力』が衰えるスピードは早いことが分かっています。特に、パッと動くための筋肉(速筋)から減っていくので、階段で足が上がりにくくなるのはそのサイン。 薬で解決できないからこそ、自分の意志で動かす『筋トレ』が最高の処方箋になります。70代からガクンと落ちる前に、今からしっかり土台を作っておきましょう!」 出典:Cells 2023, 12(22), 2608 "Age Is Just a Number: Progress and Obstacles in the Discovery of New Candidate Drugs for Sarcopenia" 監修者:ピラティス・ボディメイクトレーナー/RISA