ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

佐々木朗希

ささきろうき

日本のプロ野球選手。ポジションは投手。千葉ロッテマリーンズでの活躍を経て現在はMLBのロサンゼルス・ドジャース所属。岩手県陸前高田市出身。日本プロ野球界における21世紀および令和初の完全試合達成者。
10

概要

佐々木朗希は、日本プロ野球選手。ポジションは投手

千葉ロッテマリーンズでの活躍を経て、2025年よりMLBロサンゼルス・ドジャース所属。

岩手県陸前高田市出身。日本プロ野球界における21世紀および令和初の完全試合達成者である。

プロフィール

名前佐々木朗希
読み方ささきろうき
英字表記ROUKI SASAKI
愛称労基、ロキ、ササロー、ろーたん
所属千葉ロッテマリーンズロサンゼルス・ドジャース傘下マイナー
出身岩手県陸前高田市
最終学歴岩手県立大船渡高校
生年月日2001年11月3日
身長・体重190cm⇒192cm、85kg
投球・打撃右投右打
ポジション投手
プロ入り2019年ドラフト1位
ロッテの契約金1億5000万円
同初年俸1500万円(2019年)
同最高年俸3000万円(2022年・推定)
プロ一軍デビュー2021年5月16日・西武ライオンズ
MLB入り2025年ポスティング行使・ドジャース入団
MLB最高年俸76万ドル(約1億2000万円・2025年)

背番号

プロ野球

背番号使用年所属チーム
172020年〜千葉ロッテマリーンズ

MLB

背番号使用年所属チーム
112025年~ロサンゼルス・ドジャース

国際大会

背番号使用年大会名
112018年U-18W杯
142023年第5回WBC

経歴

2001年11月3日生まれ、岩手県陸前高田市出身。

小学校の頃に野球を始めるが、東日本大震災に遭遇・父と祖父母を亡くし、その後大船渡市へ転居。名門校からの誘いもあったが、愛する大船渡を離れることなく大船渡高校へそのまま進学した。

高校2年生時には、全国大会未経験ながら報道ステーションのスポーツコーナー内で彼の特集が組まれた事があり、若くして異例の存在であった。同郷の菊池雄星や大谷翔平も2年時にこのような特集はされておらず、この時期からテレビ朝日高校野球担当からの推しっぷりがうかがえた。

高校3年生の時の2019年、高校生の日本歴代最速となる163km/hを計測したことで国内外から大きな注目を浴びるようになった(後に所属することになるロサンゼルス・ドジャースもこの当時から既に佐々木に注目していたとされている)。この年は奥川恭伸ヤクルト1位指名)・西純矢阪神1位指名)・及川雅貴(阪神3位指名)と合わせた4人で『高校BIG4』と称された。

この年、夏の高校野球岩手県大会では、大船渡は初戦をコールド試合で制し、3回戦は6回コールドになるまで佐々木を完投させて勝利。4回戦でも勝利を上げるが、この試合は延長12回までもつれ、それを再び完投した佐々木はたった1ゲームで194球も投げていた。次の準々決勝は佐々木の登板はなかったものの大船渡は勝利。準決勝では大船渡の打線が好調で、4回の時点で4点差をつけること成功。投手は三度佐々木を完投させ、9回まで129球を投げて失点をゼロに抑え、最終的には5-0勝利した。大船渡が決勝進出を決めた段階で、BS朝日にて岩手大会決勝・花巻東対大船渡を緊急生中継する事を決定した。もうテレビ朝日高校野球担当からの熱い期待、ここに極められりである。

登板回避問題

このように佐々木は、大船渡高の決勝進出に大きく貢献する活躍を果たしたが、アメリカ独立リーグでのプレイ経験がある国保陽平監督(当時)の「故障予防のため」との判断で決勝戦・花巻東戦では登板回避。チームは2-12と大敗したため甲子園出場は逃した(なお花巻東の胴上げ投手は西舘勇陽投手で、2023年読売ジャイアンツから1位指名)。この「登板回避問題」はメディアでも取り上げられるほど物議を大いに醸した。

特に球界の大物であった張本勲氏は

「絶対に投げさせるべきですよ」

「怪我が怖いならスポーツ選手をやめたほうがいいですよ。みんなスポーツ選手の宿命ですから」

昔さながらな精神論を「サンデーモーニング」で振りかざし、その張本氏の精神論に噛みついた日本人メジャーリーガーのダルビッシュ有投手が

神龍(シェンロン)が願いを一つだけ叶えてあげると言ってきたら、このコーナーを消して下さいと迷いなく言う」

「ずっと停滞していた日本球界を変えていくには勉強し、今までのことに疑問を感じ、新しいことを取り入れていく。その中で議論というのは外せないルーツ。それを黙って仕事しろとはまさに日本球界の成長を止めてきた原因と気付けへんのかな?」

と自身のtwitterにツイートし、これらに反応したサッカー界の長友佑都選手も

「(張本氏の)この記事が事実だとしたら非常に残念。苦境に立たせて大怪我をしたらマイナスでしかない。プロ野球で生きていく選手ならなおさら。国保監督は選手の将来を批判覚悟で守った英断。何度も言うが、日程を選手ファーストで考えてほしい」

と自身のtwitterにツイートするなど、野球界に留まらず、スポーツ界全体で大きな論争を呼ぶことになった。

また、登板回避そのものではなく、そこに至るまでの国保監督の采配を批判する向きもあった。

現地取材をしていたあるスポーツライターは、上記のように4回戦と準決勝において佐々木をそれぞれの試合で完投させていたことを持ち出して

「故障予防が第一ならこれはマズイでしょう。」

と、苦言を呈していたほか、準決勝がノーシード校との対戦だったことに触れた上で

「(準決勝は)決勝に全力を注ぐ意味でも、先発回避で良かったのでは……。言っていることと実際のマネージメントがチグハグでした」

と、回避に至るまでの佐々木の起用方法を批判していた。

また、高校野球の監督として歴代2位の68勝の記録を持つ髙嶋仁氏は

「(国保監督が佐々木を決勝で投げさせないという)苦渋の決断をした勇気は認めなあかん」

と前置きした上で

僕だったら、決勝から逆算して、そこで万全に投げられるように県大会全体でやりくりをすると思います。準決勝を他のピッチャーで何とかしのいだと思う。無理はさせないようにするのが前提ですが、その上で何とか甲子園に連れていってやろうとしましたね。甲子園は聖地で、成長の大きな機会でもありますから」

というコメントを残している。

NPB時代

キャリアは身体づくりからスタート

同年秋のドラフト会議にて、1巡目指名で千葉ロッテマリーンズ東北楽天ゴールデンイーグルス北海道日本ハムファイターズ埼玉西武ライオンズの4球団競合を経て交渉権を手に入れた。

その後12月9日に入団記者会見が開かれ、背番号が「17」になったことが公表された。

最初のルーキーイヤー(2020年)は登板機会が一軍はおろか二軍でも全くなく、鳴り物入りで入団しながら登板機会が全く与えられないことから、「投げない怪物」といつしか揶揄する向きも出始めた。

これは、私立の強豪校ではなく元々県立高校出身ということもあり、プロでやっていけるだけの身体がまだ出来ていなかったと首脳陣が判断したため。一年目は体力・筋力作りから始まるという文字通りゼロからのスタートとなった。

一方で、練習中に右肘の肉離れを起こし、その後も痛みが引かず(一時は靱帯損傷の可能性も囁かれたが、検査の結果、痛みの原因は尺骨神経の炎症と判明した)、投球練習すらままならない日々を送るというつらい経験もしたという。このことは彼の中で一種のトラウマとなり、故障への恐怖心とそれまで心の奥底に秘めていたメジャーへの一刻も早い挑戦への思いを強めたという。

2021年(二年目)に右肘の容体が良くなったことでようやく登板機会が与えられるようになり、投手としての実力をこの頃から開花させていき、怪物としての片鱗を徐々に披露することになる。ただし、彼への扱い方は「過保護」と呼ばれるぐらいに慎重に慎重を重ねたものであり、「球数は常時100球以下・登板間隔は10日以上を必ず空ける」ことをロッテ首脳陣は彼の育成計画を踏まえて常に徹底させた。なお、この方針はメジャーでのプレイ経験がある吉井理人投手コーチ(現ロッテ監督)によるものである。

そして、迎えたキャリア3年目の2022年…………中6日のローテーションを一年間しっかりと守りきることを目標に臨んだこのシーズンで、佐々木は自身の一つの転換点となる偉業を達成する。

覚醒、「令和の怪物」の真骨頂

4月10日オリックス戦で完全試合を達成し、元巨人の槙原寛己氏以来28年ぶり16度目16人目の達成者となった。20歳5ヶ月での完全試合達成はプロ野球史上最年少記録となった。その他にもこの試合で最多奪三振「19」のプロ野球タイ記録、連続打者奪三振「13」のプロ野球新記録もそれぞれマークした。

実は、彼にとってこの完全試合がプロ初完投、初完封でもある。プロ初完投・初完封が完全試合なのはプロ野球史上初となる大偉業。本来であれば「プロ初完投」は大きな話題となるはずだが、とんでもなさすぎる大偉業だっただけに、こちらは大きな注目とはならなかった。さらに、プロ通算14試合目、プロ通算5勝目での達成もプロ野球史上最速記録2021年の5月16日の西武戦でプロ一軍デビューしてからたった1年未満での達成だから、その驚異的すぎる化け物ぶりが「令和の怪物」たる所以でもあるのだろう。

なお、佐々木とバッテリーを組んだ松川虎生捕手も前年にドラフト1位でロッテに入団したばかりの高卒ルーキーであり、こちらもプロ野球史上最年少である。彼の意表を突いたリードがなければ、佐々木の完全試合は成し遂げられなかったのである。また、守備だけでなく打撃でも相手の先発投手の宮城大弥投手から走者一掃のタイムリースリーベースを放つ大活躍を見せており、この試合の解説を担当したロッテOBの有藤通世氏も「なぜヒーローインタビューに彼(松川捕手)も呼ばないのか」と不満を漏らしていた。

「昭和の怪物」江川卓氏、「平成の怪物」松坂大輔氏といった時代や世代を代表する怪物ですらプロ入り後に完全試合・ノーヒットノーランは達成できておらず、そのインパクトは計り知れない(江川氏は高校・大学時代にノーノー9回、完全試合2回を達成しており、松坂氏は高校時代に夏の甲子園決勝でノーノーを達成済み。また、大谷選手は現役であるため完全試合とノーノー達成の可能性がまだ残されている)。

また、この活躍はアメリカにも届くこととなり、現地のメディアが「日本のプロ野球で若い投手がとんでもないことを成し遂げた」と話題になった他、先の登板回避問題で国保監督を擁護したダルビッシュ投手も「今すぐにメジャーリーグに来ても十分通用するだろう」と太鼓判を押したほど。当然MLBの各球団も佐々木に大変大きな興味を示すようになり、当時から既に将来的に大きな契約が結ばれるのではないか…?という話が出ていた。

「投げない怪物」を汚名返上

この3年間「投げない怪物」と多方面から散々揶揄され続けた彼だったが、今回の完全試合達成で上記の岩手県予選決勝の「登板回避」とロッテ首脳陣の焦らずじっくりとした「佐々木朗希育成計画」が正しかったことが図らずも証明されることとなり、行き過ぎた勝利至上主義による、高校野球や大学野球「登板過多」問題「球数過多」問題「エース酷使」問題に一石を投じたという点でも、彼の大偉業は極めて意義深いものだったと言われている。

あわや2試合連続完全試合未遂&まさかの交代事件簿

さらに同年4月17日の日本ハム戦で先発登板し、8回まで14奪三振を含む前回のオリックス戦から継続中の17イニング連続パーフェクト、3日の西武戦の8回2死から継続中の52者連続アウトを達成し、2014年8月28日サンフランシスコ・ジャイアンツの右腕ユスメリオ・ペティット投手(当時29)がコロラド・ロッキーズ戦で記録した46者連続アウトを大幅に更新した。

ただし、この日のロッテ打線の援護点が0だったことで、井口資仁監督が彼の今後の大事を取って9回にクローザーの益田直也投手に交代させたため(なお、井口監督は仮に援護点が1点入っていたとしても、続投させずに100球前後を目途に交代させるつもりだったと試合後に明かした)、世界野球史上初となる2試合連続の完全試合達成は果たせなかった。っとはいえ2007年の日本シリーズ第7戦の山井大介氏の交代騒動の時代とは異なり「ローテイションを崩さないこと」の重要性が野球ファン一般に認知されていたため、山井氏の時のような否定意見は殆どなく、寧ろこの場面での完投を望む意見を出す者が叩かれる時代となっていた。

ちなみに、彼の交代後、試合は延長戦で3番手の西野勇士投手が、日本ハムの万波中正選手にこの試合日本ハム唯一の安打となる決勝ソロホームランを打たれたために0-1で惜しくも敗れ、彼に勝ち星が転がらなかった。日本ハムにとっては、正に「(彼との)勝負には負けたが、試合には勝った」内容となった。

その後

4月24日のオリックス戦で今季3度目の先発登板となるも、初球を相手の1番バッター福田周平選手にヒットにされ、連続アウトは52で途絶える。さらに、この日は球審の白井一行氏がストライクゾーンの判定に厳しかったこともあって制球に苦しみ(2回には判定に不服そうな態度を示したため、球審の白井から詰め寄られるという異例の事態にもなった)、自己ワーストとなる四死球5をマーク、これが祟って5回にノーアウト満塁から一挙2失点を喫し(この時点で3-2と1点差にまで詰め寄られた)、連続無失点記録も23で途絶えることとなった。

それでも5回を投げ切り、試合もロッテが6-3で勝利したため、苦しみながらもなんとか今季3勝目を手にすることとなったが、前回、前々回で素晴らしい投球を見せていただけに、ほろ苦い勝利になってしまったといえよう。

4月25日、疲労の蓄積を理由に佐々木は一度一軍登録を抹消され、しばしの休養期間の後、5月上旬より一軍に復帰した。これにより、2022年も中6日のローテーションを最後まで守り切るという目標は果たせないままシーズンを終えることになった。

これ以降も登板間隔を少しずつ短くしつつ、体を慣らしていく方向で調整していたようだが、日本球界時代は規定投球回到達はおろか年間を通してフル稼働できたシーズンは結局1度もないまま終わってしまっている(2桁勝利に関しては、2024年シーズンに10勝を上げたことでようやく達成できた)。

このことから高いポテンシャルを秘めながらも投手としてはまだまだ成長途上であることは否めず「しばらくは日本でプレーし続けた方が結果として良い選手になれる」という意見もあったが…

2023年WBC出場

前述の活躍もあり、2023年に行われる第5回WBCの日本代表メンバー(侍ジャパン)に選出された。彼ですら3番手投手と目されることから、侍ジャパンの投手層が如何に厚いのかが分かる。

2023年3月4日ナゴヤドーム(バンテリンドーム)で行われた中日ドラゴンズとの強化試合で登板した際は、自身最速かつ同じく日本代表の大谷翔平選手に並ぶ165km/hを記録。

また、父と祖父母の命日である3月11日に東京ドームで行われた1次リーグB組のチェコ共和国戦で先発投手として登板。ここでも164km/hを記録し、4回1失点と好投して勝利に貢献した。

なお侍ジャパンの栗山英樹監督は震災発生日であるこの日に佐々木を登板させる事を事前に決めており、「野球の神様が朗希に頑張れとメッセージを送っていると思う。」とコメントしている。

アメリカではMLBのスカウトや一部の野球マニアが知る人ぞ知るというくらいの注目度だったが、twitterSASAKIがトレンド入りしたほか、MLB公式を世界で最もエグい投手の証拠を得たと、驚愕させた。さらにWBCで25球以上投げた先発投手で100マイル超えの速球を投げた確率が90%をマークしたのは、佐々木が初めてとの事。

試合の外では、チェコ戦にてデッドボールを与えてしまったウィリー・エスカラ選手に対し、後日ロッテ製のお菓子を持って謝罪に向かうという一幕があり、これにはエスカラ選手だけでなくチェコ野球協会も感激。

日本のプロ野球シーズンが始まると佐々木の登板をチェコの野球専門twitterが取り上げるなど、これをきっかけにチェコと野球の本格的な交流が始まることとなった

その後は、準決勝メキシコ戦に先発。MLBでも活躍する選手たちを相手に上々の立ち上がりを見せるが、4回にルイス・ウリアス選手に3ランホームランを打たれてしまい、この回で無念の途中降板となった(0-3と罪悪感と悔しさ故か、ベンチ裏に引っ込んだ後は号泣していた)。

その後、落ち着きを取り戻した後はベンチで応援に回り、吉田正尚選手が同点ホームラン(3-3)を打った際には、被っていた帽子を思いっきり地面に叩きつけて喜びを爆発させ、9回裏に村上宗隆選手が6-5とサヨナラ2ベースを打った際には、他のチーム名と共にベンチから飛び出して村上選手を出迎え祝福した。

最終的に日本代表が決勝で米国代表相手に一進一退の攻防を制して優勝を果たしたことで、自身初の優勝経験をすることとなった。

メジャー挑戦の表明

2024年シーズン終了後の11月9日(自身の23歳誕生日の6日後)に、球団を通してポスティングシステムを利用したMLB挑戦を正式に表明した。

25歳未満でのMLB挑戦は、同じく23歳でMLB挑戦を正式に表明した同郷の大谷翔平選手に次ぐ二例目であり、野茂英雄氏、大谷選手に次ぐ3人目のマイナー契約からのスタートとなった(ちなみに、当時26歳の野茂氏の場合は近鉄からの任意引退選手あがりの980万円のマイナー契約である)。

マイナー契約により支払われる上限がすでに決まっており、「契約金+年俸」で優劣や格差が全くつけられない故に、どんな球団でも佐々木を格安で獲得できるビッグチャンスとなった。そのため2017年オフの大谷選手同様、このポスティング行使はMLBの球団にとっては事実上約3億円という契約金付きのFA移籍であり、全30球団が佐々木の獲得交渉に平等に乗り出すことができるのである。

なお、金銭面では能力に合わない程安価でそのお買い得さ故に佐々木が全30球団に対して自分の要望を通せる程完全な売り手市場状態でもあり、佐々木は年俸以外の好きな条件や付帯条項(登板数・中6日ローテ・イニング数・球数・育成環境・リハビリ&トレイニング法・住居費・往復渡航のフライト代など)を球団に対して設けることができるというメジャー契約にはない、これはこれで美味しいメリットがある(例えば、大谷選手の場合はマイナー契約を逆手に取ってエンジェルス二刀流をやらせてもらうために「中6日ローテと専門DH枠」を確約させ、メジャーでの二刀流を確固たる代物にすることに成功、メジャーリーガーとして大成した現在も所属中のドジャースに対して同様の措置を無利子後払い契約で取らせてもらっている)。

佐々木も同様に、2024年のシーズン中に自身の球速が低下する事態に見舞われたことから各球団と面談する際に「昨シーズンは自分の速球の球速が前々シーズンと比較しても低下していた。その原因を分析し、二度と起こらないようにするためのプランを立てられるのか」という要望(メディアでは宿題と呼称された)を出していた。

  • そもそも、メジャー契約は球団側にとってもミスが許されない重い内容の為、個人成績の更新やチームの勝利を地元メディアやファンから性急に求められやすい。
  • 一方でマイナー契約なら球団側のリスクは少なく、実験的な運用を試すことが出来る(その代わり、選手側として古巣に満足な譲渡金を遺せず、最悪MLBに上がれないまま日々を過ごすことになるリスクはあるのだが)。実際に大谷の場合、マイナー契約選手扱いだったためかなり実験的なMLB二刀流挑戦を比較的のびのびと行うことが出来た
    • これと同様の理屈が、2025年にMLB挑戦を表明した村上宗隆にも当てはまる。村上は佐々木と異なりメジャー契約ではあったものの、速球への対応力や三振率の高さ・守備の不安定さなどから高額契約を勝ち取れず、そのためまずは調整期間も兼ねて弱小球団のホワイトソックスと2年間の短期契約を結び、そこでメジャー環境に適応した後、別の強豪球団と長期契約を結ぶという戦略にシフトしている。

昨年の大谷選手と同様、様々な球団が獲得に名乗りを上げる大争奪戦となり、紆余曲折を経て、2025年1月17日(現地時間)に、自身のInstagramにて、ロサンゼルス・ドジャースとの契約合意を発表。

佐々木の要望に最も納得のいくプランを用意してくれたことに加え、先輩である大谷や山本の激励、オーナーやフロント陣が安定していることもドジャースに決める要因となった模様。他にも球団や本拠地とするロサンゼルスの街が歴史的に多くの日本人日系人を受け入れてきたことも大きな要因になったとされている(※)。

(※)人種差別が撤廃された現在でもアメリカでは南部を中心に伝統的に白人至上主義の風土が根強く残っている地域があり、例えばレンジャーズアストロズの本拠地であるテキサス州の球団は、ファン・メディアから(差別的なものも含めた)厳しい目線で迎えられることが多く、上原浩治やダルビッシュ有も入団当初はその風土に苦しんだ。

5日後の1月22日(現地時間)にドジャー・スタジアムにて入団会見が行われた。背番号は高校時代やU-18W杯で使用していた11に決定。この番号は前年度までは内野手のミゲル・ロハス選手が使用していたが、佐々木の加入に伴い番号を譲った模様(ロハス選手は72に変更)。また、選手名はロッテ時代と同様“R.SASAKI”であったことがロッテファンの間で話題となった。

そして、ちょうど震災から14年後となる2025年3月11日(現地時間)、オープン戦で順調な仕上がりを見せたことから、ドジャースのロバーツ監督は佐々木朗希の開幕戦第2戦での先発を明言、これにより佐々木朗希はマイナー契約からメジャー契約へと正式に昇格を果たし、名実ともにメジャーリーガーへの仲間入りを果たした

なお、これによりドジャースは、大谷選手が投手復帰できれば、先発ローテーション6人のうち半数に当たる3人を日本人が担う(大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希)というMLB史上初の事態が起きる可能性が出てきた。ベッツ選手・大谷選手・フリーマン選手がベッタニマンMVPトリオと呼称されているように、現地の熱狂的なドジャースファンからは早速最強日本人先発トリオと呼称されている。

国内からの批判

しかし、そこまでの佐々木の姿勢や成績から、ファンや球界OBからは反発の声や冷ややかな意見も多く、お世辞にも日本から気持ちよく送り出してもらえたとは言い難い

実は、佐々木は完全試合を達成した頃から、遅かれ早かれメジャーに挑戦するだろうという見方が関係者の間で噂されていた。しかし、佐々木自身が長年メジャー挑戦に対する姿勢を明確にしていなかったために具体的な挑戦のタイミングは不透明であった。

ところが、2023年シーズン終了後に、契約更改の交渉が難航し、越年となったことから、球団との間で契約を巡って何か揉めているのではないかとする見方が強まり、兼ねてより取り沙汰されていたメジャー挑戦の噂が持ち上がり始めた

結局、2024年シーズンは残留することとなり、球団側も佐々木自身もメジャー挑戦に関して具体的な発言をすることはなかった。

しかし、シーズン本番に突入すると、プロ野球選手会から突然脱退したり、肩の消耗や体の故障を防ぐためとも受け取られかねない長期の登板回避(本人はコンディション不良が原因としている)等、メジャー挑戦を見据えての行動と疑われても仕方のない行動をとり始めたため、ファンからは「ロッテや日本球界を蔑ろにしているのではないのか?」という疑念の声が上がるようになる。

さらに、メディアでは佐々木を半ば芸能人のように盛り上げる一方で一部の週刊誌スポーツ新聞が佐々木に関するネガキャンゴシップめいた記事を次々に投稿・連載してファンの反感を余計に煽ったために、佐々木への世間の風当たりは日増しに強まっていくことになった。

このため、いざ佐々木がメジャー挑戦を発表してもファンの間では意見が分散してしまったのである。

ロッテの所属選手のメジャー移籍を巡ってここまでの大騒動に発展したのは1996年オフにヤンキース移籍をロッテに直訴し、ロッテ・パドレス・ヤンキースのゴリ押し三角トレードを経て艱難辛苦の末にヤンキース移籍を決めたロッテの大先輩エースでもあった故・伊良部秀輝氏以来である(ちなみにポスティングシステムが設立したのもこの時の伊良部氏の一件が原因である)。

ただ、メジャー挑戦が決まった後、少なくとも古巣のロッテは球団姿勢として一貫して佐々木のメジャー挑戦を好意的に受け止めている。2024シーズン終了後、ファン感謝デーで佐々木郎希投手を送り出すセレモニーを行っており、移籍後は公式Xでも彼の愛犬を取り上げたりしている。

ファンの主張とそれに対する反論等

佐々木に対する批判的な意見としては、以下のようなものがある。

身体面や体力面での不安

上記の通り、中6日という緩い先発ローテですら年間を通して一度も守れたことがなく、規定投球回到達も一度もない。これでは日本よりもさらに過酷とも言われるMLBの環境に適応できるとは到底考えられない。実際、アメリカメディアの間でも一部ではこの点を指摘した上で「MLBに来てもチームのお荷物になるだけでは?」と佐々木に対して手厳しい論調がある。

とはいえ、MLBのスカウトたちはそんなことなど百も承知で佐々木への視察やスカウトを行っていたはずである。恐らく、MLB球団側も佐々木をいきなり一線級の投手としてフル稼働させるようなことはせず、球数・登板数・イニング数を段階的に増やしながらメジャーのマウンドに少しずつ慣らしていく方向性で運用していくはずである(実際、佐々木とほぼ同年代であるポール・スキーンズ投手(パイレーツ)はそうした運用法でも十分活躍しており、規定投球回未達ながらも2024年シーズンに新人王になっている)。

さらに言えば、現在のMLBでは年々球速が上昇した弊害からなのか投手の故障やそれが起因しての「トミージョンサージェリー」が相次いでおり、これを受けてなのか先発投手の負担を減らすべく、中5日や中6日での登板を行う方向へと球界全体がシフトしつつある。これも身体面や体力面で課題を抱える佐々木にとっては追い風と言える(特に、ドジャースは肘と左肩の手術明けの大谷選手や故障明けのグラスナウ投手・同じく故障明けで年齢的にも既に高齢の域に差し掛かっているカーショウ投手などを抱えていることや、前年度に先発陣に故障者が続出してしまった反省から、投手の消耗を極力抑えるべく中6日ローテを行うことを明言している)。

結局チームを優勝に導くことができず、球団に満足な恩返しもできていない。

野球はチームスポーツであり、チームの総合力が求められる。野球の実状をきちんと理解しているファンからは「優勝できるチームを編成・育成できなかったフロントと現場首脳陣の責任であり、佐々木にチーム勝敗の責任を追及するのは全くもってお門違い」と逆に否定的な意見が多い。

加えて、恩返しとはそもそも何をすることを指すのか?という疑問もある。

ただ、この恩返し論には他のプロスポーツファンからは「選手のキャリアは選手自身が決める事であり、チームから過度に束縛されるべきではない」という意見も出ているように、近年のスポーツにおける選手ファーストの理念に背いているという批判もある。

これ以外にも、「タイトル獲得や優勝などチームへの貢献や恩返しがなければ、ポスティングの行使を絶対に認めない」という極端な風潮が強まれば、それはそれで国内の優秀なプロスペクトがNPBを忌避する流れを却って増長させかねないと危惧する意見もある。

あまりにも少なすぎる譲渡金

所謂「25歳ルール(24歳以下)」により佐々木はMLB側とマイナー契約しか結ぶことができない。したがって、ロッテ側にも満足な譲渡金が入ってこない(移籍交渉終了後に2億5千万円に決定)。あと2年ロッテでプレイすれば、最低でもこの10倍程度の譲渡金がロッテに入ってきたはずであり、そこまで待つことはできなかったのか?それこそがここまで自分を育ててくれた球団に対する最低限の恩返しだったのではないのか?という意見もある。

なお、これに対して佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は「人生というのは何が起こるかわからない。たとえば来年重篤な故障に見舞われ、メジャー挑戦ができなくなる可能性もある。そう考えると、1年でも早くメジャーに挑戦したいという彼の思いは理解できる」と述べ、フォローしている。後に佐々木もNHKの独占取材の中で「ずっと故障への不安や恐怖心と向き合いながらプレイしてきた」と語り、入団会見でも「2年待って大金を手に入れるよりも価値ある2年間を送りたいと考えた」と述べている。

また、「譲渡金が安すぎる」という件に関しても、佐々木のメジャー挑戦表明の直後に、マイナー契約をしたが為に古巣92万円しか残せなかった上沢直之投手の例が蒸し返されたこともあり、「億単位の金が残せた分、佐々木の方がまだマシだったのでは?」という妙な方向での再評価もなされている。

ちなみに、前年に同じくポスティングによりオリックスからドジャースへ移籍した山本由伸投手の譲渡金は約70億円、ベイスターズからカブスへ移籍した今永昇太投手の譲渡金は約14億円だった。

同様にイチロー氏・松坂大輔氏・岩隈久志氏・ダルビッシュ投手・田中将大投手・佐々木同様、今オフにオリオールズに移籍した菅野智之投手なども個人タイトルや表彰の他にリーグ優勝や日本一に貢献し、その後ポスティング行使でMLB移籍し元所属先の球団に譲渡金を置き土産として多かれ少なかれ残した(松井秀喜氏の場合は海外FA権でヤンキース移籍を果たし、個人タイトルや表彰の他にリーグ優勝や日本一に貢献し、本来なら球団やファンから惜しまれつつも気持ちよく送り出してもらえるはずだったのだが、巨人フロントや一部の巨人ファンからは否定的な見方もなされた)。

また、同じくマイナー契約でMLB入りした大谷の場合、MLBに遅かれ早かれ挑戦することがファンや球界からすでに周知されていた事や(大谷はメジャー一本で元々考えていたが、栗山英樹監督(当時)の説得により日本球界を経ての挑戦へとシフトした経緯があった)、制度の移行期間であったこと、さらに2016年にパリーグ優勝や日本一に貢献した経済効果のおかげで纏まった金額を古巣のファイターズにある程度齎せたこと等もあり、佐々木のようなトラブルには全く発展せず、むしろその逆で同僚・首脳陣・フロント・チームスタッフ・裏方・野球ファンから惜しまれつつも気持ちよく送り出されている。

日本球界でほぼ禁忌とされていた25歳未満での渡米を半ば強行するような形になってしまったため、「今後も佐々木の例を引き合いに25歳未満でポスティング申請を要求したり、入団交渉時に早期のメジャー挑戦を要求する選手が増えるのでは」「このままではNPBがMLBのただの草刈り場に成り下がってしまうのでは」という懸念の声もあり、上記の上沢投手の一件もあり、ポスティングの制度について今一度再考すべきだという意見が上がっている

NPBを経由する必要が本当にあったのか?

ロッテの松本球団本部長は、兼ねてから噂されていた「早期のMLB挑戦を容認していたとする内容の密約」についてはきっぱりと否定しており、「佐々木はかなり前からメジャー挑戦の意思を固めていた」と発言。

しかし、今度はこれを受けて「そうだとしたらバルザー・ブライアン選手(常総学院⇒パドレス傘下マイナー)、佐々木麟太郎選手(花巻東高⇒スタンフォード大)、森井翔太郎選手(桐朋高⇒アスレチックス傘下マイナー)のように高卒後に即渡米して米球界に挑戦するべきではなかったのか」という批判が噴出した。特に、森井選手は佐々木と同時期にNPBを経由せずにマイナー契約を結ぶことを発表したため、余計に風当たりが強まる自体となった。

とはいえ、ブライアン選手・麟太郎選手・森井選手は、いずれも佐々木よりも後の時代の選手で時代背景が同じとは言えないことには留意する必要がある。

そもそも佐々木が高校を卒業した2019年当時は、まだ「田澤ルール」という日本球界独自のルールが存在しており、NPBを経由せずにMLB等の海外のプロリーグに挑戦するハードルやリスクが現在よりも遥かに高かったのである(なお、「田澤ルール」は選手会側の申し送りや独占禁止法に抵触する恐れがあると判断されたこと等により、佐々木がプロ入りした翌年の2020年に廃止されている)。

それに加えて、ブライアン選手・麟太郎選手・森井選手のいずれもアメリカで生活していけるだけの語学力と海外での生活をバックアップできるだけの家庭の経済力があった(ブライアン選手は父親がアメリカ人であるため元々語学力に問題はなかった。また、麟太郎選手は父である佐々木洋氏が母校の野球指導者&社会科教諭で、教え子である大谷選手や菊池雄星投手とも繋がりや個人的なコネがあるというかなり恵まれた環境にあった)からこそこうした手段が取れたのであり、誰にでも真似できることではない

ここで忘れてはならないのは、佐々木とその一家は歴とした大震災の被災者だということである。被災後は経済的にも精神的にも筆舌に尽くしがたい程の大変な思いや塗炭な苦しみをしていたはずであり、そんな切羽詰まった生活を送る中で、渡米してのキャリア形成など実行することは勿論、じっくり考える余裕すらも全くなかったであろうことは想像に難くない。さらに震災は経済力だけでなく、「人間いつ死ぬか分からないのだから、チャンスがあれば一刻も早く」という彼の死生観にまで影響を及ぼしていたという指摘もある。

このように、佐々木は上記3名の後輩選手と比べ、金銭・環境・メンタルいずれの面でも決してゆとりのある生活を送っていたわけではないのである。

また、佐々木をずっと取材してきた記者によれば、佐々木は高校3年生の時点でも骨の成長がまだ続いており、160kmの剛速球を投げ続けられる体がまだ出来上がっていなかったようである。当時監督を務めていた国保氏は医師などに体を診てもらってこのことを知ると、高卒後に即渡米すれば体が米国流の野球に耐え切れずに体に深刻なダメージを負うことを危惧し、佐々木に体が完成するまでは渡米しないよう忠告したと言われている。これも佐々木が直接マイナー経由でメジャー昇格を目指せなかった理由である。

ドジャースのタンパリング疑惑

これに関しては佐々木に直接の落ち度はないが、佐々木を獲得したドジャースのやり方にも国内外から反発の声が上がっており、移籍の盛り上がりに水を差してしまっている。

上記のように、MLBの全30球団に獲得のチャンスがあったとはいえ、日本国内では兼ねてから佐々木とドジャースが蜜月関係にあるとする疑惑があったこともあり(当然ながら本人は明言していない)、国内外の野球ファンからは“出来レース”だの“ドジャース確定ガチャ”だのといった冷めた意見もちらほら見受けられた。

さらにドジャースは以前から視察に訪れたアンドリュー・フリードマン編成本部長が佐々木に熱烈なラブコールを送る等の言動を取ったことから、一部のファンや米球界関係者からタンパリング(不正接触)疑惑を掛けられている。今年の春にMLBは、日本を含む一部の国のプロ野球選手に許可なく接触することを禁止する通達を出しているが、どうやら大した効果は上がっていないようである。

…もっとも、これにも事情があり、MLB側としては「対策を取りたくても取れない」というのが本音のようである。

主に大谷選手の歴史的な活躍のお陰でドジャースは2024年シーズンだけでも総売り上げは約1170億円に達したとされ、大谷選手の7億ドル契約(1015億円)の採算を通り越して、プラマイ約155億円の黒字をたったの1年で叩き出したことが判明しており、さらに、仮にこれから10年間、大谷選手のコンディションやパフォーマンスが万全な状態を維持すれば、ドジャースの総売り上げは約1.1兆円以上にも膨れ上がるとの試算もある。それだけでなく、大谷選手の出場したその年のポストシーズンの視聴率も、前年度と比べて大幅にアップしたことが明らかになっている。

このため、大谷選手の7億ドル契約は、彼がドジャース、ひいてはMLB全体にもたらした経済効果に対してあまりにも安すぎるという意見まで出始めており、1000億円の超格安物件「彼に追加報酬を支払うべき」との声も挙がっており、ソト選手が大谷選手を超える大規模契約を結んだ後はさらにそうした論調が強まることになった。

長々と書いたが、要するに、MLB機構にとってドジャースは今やこれ以上ない経済効果を生み出しているのである。いくらタンパリング疑惑があるとは言え、MLB機構側には稼ぎ頭のドジャースに対して大鉈を本気で振るうわけにはいかないというジレンマを抱えており、ドジャースのルール違反スレスレの行為をMLB機構は殆ど黙認しているのである。

そんな経緯もあってなのか、最近ではスタインブレナー氏一族主導で隆盛を極めたヤンキースに取って代わって、ドジャースがMLBの悪の帝国と揶揄されている。

とはいえ、さすがにタンパリング疑惑が強まりすぎたためなのか、佐々木の代理人のジョエル・ウルフ氏が抗議の声明を出した上、だんまりを続けていたMLB機構側も「不正行為があった場合は厳重な処罰を下す」と明言、以降ドジャースはあからさまな動きは見せなくなっていった。

移籍終了後にMLBはドジャースおよび古巣のロッテに特に不正行為や不正な金銭の流れなどは認められなかったと発表しており、タンパリングや密約などの疑惑は明確に否定されている。ただ、シーズン開幕後にThe Athleticのローゼンタール記者が「佐々木朗希の入団交渉において電通の関与があった」とする記事を米大手紙のニューヨークタイムズに寄稿しており、関係者の間で波紋を広げている(この記事の日本語版が即刻削除されるという不可解な出来事が起きたことも様々な疑念を呼んだ)。

ちなみに、こういったタンパリングスレスレの交渉はドジャース以外の球団も大なり小なり行っている(若しくは行っていた)と言われており、もし本格的な規制に乗り出せば海外からの選手の獲得が非常に困難になり、せっかく再び盛り上がりを見せ始めたMLBの現状にやはり水を差すことになりかねないとの意見もある。

国際FA選手として扱うことへの批判

上記のように、佐々木投手は渡米当時23歳であったため、ルールに則り国際FA選手(InFA)として扱われた。

しかし、この枠は本来プロリーグが発展していない中南米のアマチュア選手との契約を想定したもので、登板数が決して多くはなかったとはいえ、プロリーグで5年間活動していた佐々木を彼らと同じ土俵に立たせるのは明らかに不公平ではないのかとする意見がある。

実際、佐々木の契約交渉の煽りを受けて契約が無効となった選手も少なくないと言われており(もっとも、契約とは言うがその実態は口約束であり、球団側としては取り消そうと思えばいつでも取り消せるというこれはこれで問題のある行為が横行しているのだが)、中南米の野球関係者の間ではルールの見直しを求める声も上がった。

年俸条件問題

ロッテOBの里崎智也氏は佐々木をはじめ、近年の国内有望若手選手のMLB流出の原因の一つに「平均・最大年俸の差」を挙げている。

MLBの平均年俸は約7.6億円近くであるのに対し、日本プロ野球選手の約4713万円と10倍以上差があり、自分の実力でさらに上を目指せる自信があれば、行きたくなる日本人選手は今後も増えていくだろうと予想されている。

この事に関してはプロ野球再編問題の際に球団参入に名乗りを上げた経験もある資本家の堀江貴文氏も言及しており、「何故NPBはMLBに選手を放出することを『応援』しているのか。なぜ自分たちがMLB球団より下であることを前提に活動しているのか。MLBに勝とうという競争心はないのか」とNPBの姿勢そのものにも問題があると指摘している。また、横浜DeNAベイスターズのオーナーである南場智子氏も「日本のプロ野球が産業として規模の発展に取り組む必要がある」と述べている。

総括

ポテンシャルを引き出せばメジャーに通用するという意見は国内外ともに多かったが、故障の多さとメンタルの不安定さ、ロッテへの貢献が少ないように見えるファン感情が日本国内へ波及し是より非の声が大きくなってしまったと考えられる。佐々木のあまり表で語らず、先を急ぐような人生観も安定志向の日本人には逆風となりやすく、単なる一個人の移籍事情が複雑な問題へと発展してしまった。

思い返せば、1994年に野茂氏が近鉄の任意引退選手扱いからのMLB挑戦を表明した時も、日本の球界・ファン・マスコミからは「無謀」「ワガママ」「自己中」「裏切り者」と批判や誹謗中傷の一色だった。しかし、野茂氏はそんなネガティブな意見を実力で跳ね返し、「MLB挑戦の道を切り拓いたパイオニア」として今日語られている。

野茂との大きな違いは、多くの日本人ファンがMLBで成功して欲しいと願っている事であり、本質的には彼を応援したい立場にいたことは間違いない。

MLB時代

2025年

かくして迎えた、東京ドームでの開幕戦では、3月19日の第2戦で先発。

初回こそ圧倒的なピッチングでカブス打線を圧倒するが、緊張・力み・疲労等もあってか2回以降は制球が一気に不安定になり、2回は味方の好守備に助けられて何度か凌ぐも、3回には連続四球で自滅し、メジャー初失点を献上してしまう。さらに、出塁したランナーに頻繁に盗塁を許す等、日本球界時代から指摘されていたフィールディングの脆さも露呈してしまった。

それでも失点後は何とか気持ちを切り替えてそれ以降の打者は三振に抑え、後続に後を託して3回でマウンドを降りた。

記念すべきデビュー戦の結果は、3回56球 1安打 3奪三振 5四球 1失点 防御率3.00。

収穫と課題の両方が垣間見えた内容となった。

その後も本拠地初登板で制球に苦しみ、四死球の多さで自滅して1回で降板する等、前評判に反して散々な結果となり、一時はファンの間でも彼の獲得を疑問視する意見も出始めた。3月のタイガース戦では1回持たずKOされ、ベンチでただ涙する姿がカメラに捕えられていた。

制球面に関しては、3回目の登板となったフィリーズ戦で、改良しかけていたフォームを元に戻したところ一定の改善が見られ、その後7回目の登板となったブレーブス戦でようやくメジャー初勝利を収めた

しかし、日本球界時代と比べると奪三振率が大幅に減退し、被本塁打率も増加、さらには課題であった球速の落ち込みも一向に改善されず、8回目の登板となったダイヤモンドバックス戦では5回途中5失点・0奪三振の大乱調で降板に追い込まれてしまう。

明らかに日本球界時代とはかけ離れた様子に、ファンやOBからは「体のどこかに不調を抱えているのではないか?」という懸念の声も上がったが、この時点ではチーム側は「制球力を磨くことや、体への負担を考慮してあえて球速を落としている」と発表しており、何事もないことを強調していた。

ところが、5月13日(現地時間)に、ドジャースは佐々木が右肩に痛みを抱えていることを発表

検査の結果、右肩のインピンジメント症候群と診断され、開幕からわずか1ヶ月半で無念の負傷者リスト入りとなり、ファンやOBの予想は最悪の形で的中することになってしまった。

インピンジメント症候群の治療には相応の期間を要することから、佐々木の長期離脱は避けられず、さらには中6日の間隔かつ4~5回の少ない登板回でも体が悲鳴を上げる事態となったことから、「メジャーで中6日で少ない回数を投げさせながら徐々に体を慣らしていく」というチームの育成プランも根本から狂ってしまったことになる。

なお、佐々木の球速の低下をはじめとする数々の不調もインピンジメント症候群に起因するものだったようで、さらに、佐々木本人は、この数週間ほど前から痛みを感じていたにもかかわらず、ダイヤモンドバックス戦の後までそのことをチーム側に知らせていなかったこと、日本球界時代から同様の痛みを感じていたことも明らかとなり、ファンや関係者の間で物議を醸すことになった(当時のドジャースは、ブレイク・スネル投手やタイラー・グラスナウ投手等の主力先発投手が軒並み故障で離脱していたため、彼なりのチームへの配慮だった模様。チームへの連絡を渋ったのは問題だが、一方で「チームがそんな状態なら『自分も故障している可能性がある』とはなかなか言い出せないものではないか?」という一定の擁護論もあった)。一応、佐々木のために補足しておくと、ロッテ側はこうした症状があったことをドジャース側に事前に伝えてありドジャースのスカウトもそのことを承知の上でスカウティングや入団交渉を行っていたようである。

こうした状況に、佐々木の内向的な振る舞いが渡米前の一連の行動と結びつけて、人格否定に走る者までいた。

一方で「プロスペクト(将来の大物)」としては契約金が破格に安かったこともあり、現地のファンからは「まだ彼は23歳だ」「山本だって最初は苦労した」として比較的寛容な目で見られていた。

マイナーでのリハビリ調整と苦闘

その後、体の痛みそのものは収まったものの、ドジャースのロバーツ監督は、まだメジャーで十分に投げられるだけの体や精神が出来上がっていないと判断し、佐々木を今期の構想外とすることを発表(しばしば勘違いされがちだが、あくまでスタメンの構想外ということであり、チームから戦力外通告にするということではない)。同時に、一度佐々木をマイナーに降格させて体作りも含めて改めて育成し直す方針であることも明らかにした。

しかし、そのマイナーでも安定したピッチングを披露できておらず、このままでは本当にチームから戦力外になるか、他チームへと放出されるのも時間の問題かもしれないとする見方も強まっていた。

思うような成績を上げられていない原因としては、日本球界時代に、故障への過度な恐怖心から、登板回避を繰り返したり体作りを満足に行ってこなかったことで、投手としての経験を積むことができずMLBで投げられるだけの体の基礎ができていなかったこと、もともと球種の数が少なく打者に配給パターンを読まれやすいこと、そして何より最大の持ち味であった100マイル(160km/h)前後の剛速球が未だに投げられるようになっていないこと…といった点が指摘されている。

この間、佐々木は「投手ディレクター」のロブ・ヒルの力を借りてピッチングフォームの修正を行った。ヒルは投手経験は皆無だが、佐々木との綿密なコミュニケーションと的確な解析の末に、佐々木の骨盤の開きが早くなっていることが不調の原因なのを突き止めた。そこで左足を従来以上に大きく上げつつ右足を折って、骨盤の開きを遅くするように変化させた。

また「読まれやすいのでは?」と言われていた球種も、むしろカットボールやスライダーを封印し、ストレートとフォーク/スプリットのみに絞るなどして、復活を虎視眈々と狙っていた。

ポストシーズンでの配置転換、守護神佐々木爆誕、移籍1年目で世界一を経験

ドジャースが9月末にポストシーズンへの出場を決めた後、マイナーで調子を上げていた佐々木は再びメジャーに復帰。9月24日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で7回裏から登板し、1回を無失点で乗り越え復帰をアピールした。

その後も佐々木はリリーフ登板で何度か調子を見定められ、成果を上げると、リリーフ陣が崩壊しかけていたドジャースのチーム事情から今季限定で佐々木はリリーフ登板メインに切り替わり、これまで経験したことのないクローザーとして起用されることになる。

結果的にこの起用は大当たりとなった。復活した佐々木は100マイルの速球を連発。ポストシーズンで対峙したレッズフィリーズブルワーズ戦、トロント・ブルージェイズ戦では抑え投手として登板。中には9回に他のリリーフが打ち込まれて1点差まで詰め寄られなお得点圏、最後のアウト一つという危機で登板して無事抑え切ったり、自身初の2日間連投をしたこともあった。ポストシーズンは合計7度の登板で防御率1.13(失点は1点のみ)、1ホールド3セーブという好成績で、ワールドシリーズ進出に大きく貢献した。レギュラーシーズンで一度もセーブを記録しなかった選手が、ポストシーズンでセーブを記録するというのは極めて珍しい事例だった。ワールドシリーズでも延長18回まで縺れた第3戦、2勝目の懸かった第5戦でリリーフ登板。この時は強力なブルージェイズ打線を相手に打ち込まれる展開もあったが、何とか失点を抑え、その後の後続に繋いでリリーフとして最低限の仕事をしている。最終戦のリリーフは前日に先発で投げ込むも安定感のある山本由伸に託されたが、移籍1年目でワールドシリーズ制覇を経験することになった

レギュラーシーズンを通して苦しんだ彼の伏兵のごとき活躍は印象的なものであり、ロバーツ監督からは地区シリーズ勝利後のビールかけ前にチーム全員の前で「朗希に乾杯」と讃えられ、MLB公式やファンからも「MVPだ」と言われるほどの存在感を示した。

この活躍はアメリカだけでなく、日本でもこれまでの低評価を覆すには十分の成果であり、ポストシーズンのホームゲームでは登板中に「Roki」コールが聞かれた。また現地では「デーモン・クローザー」、日本では同じ東北出身かつ同姓で同じく終盤の守護神として活躍した佐々木主浩にあやかって「令和の大魔神」と評された。

余談

  • 彼の「ろうき」という名前は、「百獣戦隊ガオレンジャー」に登場した狼鬼が由来とされている。誕生当時(2001年11月)、3歳上の兄がガオレンジャー(及び狼鬼)ファンだった事や、「ろうき」なら他人と名前が被りにくいという母親の考えから、この名前になったのだとか。
    • アメリカでは“Roki”と表記されていることから、早くも「ロキ」という愛称が使われ始めている。また北欧神話の「LOKI(=終わらせる者。彼のストッパーとしての役割も含まれている)」と掛けたり、KING(王)と掛けた「Roking」という愛称もチラホラ見られている。また「Reiwa no Kaibutsu(令和の怪物)」も徐々に浸透し始めているようである。
  • 完全試合達成後、様々なところで影響を与えている。
    • ロッテの地元・千葉テレビが当日は放送されなかった(2022年の中継は平日のみ)が、中継していたcs放送「日テレジータス」が後日再放送したり、翌週のロッテ対日ハム戦で、テレビ東京・岩手放送(朗希投手の地元)・北海道放送(日ハムの地元)など4局が緊急で生中継した。
    • 好物とされる地元・岩手県大船渡市の水野醤油店が製造する調味料「酢の素」が全国から注文殺到、入手困難になっている。
  • 圧倒的なピッチングで無双している彼だが、一方で前述の2度目の完全試合未遂の時も共通しているが、ムエンゴに泣かされる事も多く、同チームの小島和哉投手と並んで悲運の投手と言われている。これはドジャース移籍後も変わっておらず、5回1失点で好投したカブス戦では味方から援護点を貰えなかったばかりか降板後にリリーフ陣が投壊してそのまま敗戦投手となり、6回2失点のQSを達成したレンジャーズ戦でも勝ち投手の権利を目前にクローザーがサヨナラHRを打たれるという悲運に見舞われている。
  • 朗希投手は東日本大震災が無ければプロ野球選手の道に進まなかったと話している。これは震災に遭い、つらい思いをしていた中でも家族や地元の人々からの助けを借りながら野球に打ち込めたことへの感謝の気持ちからであり、野球を通じて地元の人たちを元気づけたいという思いがあるためと答えている。
    • ドジャースの入団会見時にも、当時大火事に見舞われていたロサンゼルスの街に寄り添う文言を盛り込んだことで話題となった。また、その1ヶ月半後に、地元の大船渡市と陸前高田市で大規模な山火事が発生した際には、所属するドジャースと共に多額の支援金ならびに被災者向けの寝具を提供している。
    • ダルビッシュ投手は、侍ジャパンでチームメイトとなった際に、朗希投手のことを「すごく他人を信用しない。悲壮感もあるし他人に表情を見せない。」と評しており、「彼の精神状態が心配だ。」と朗希投手の繊細すぎる一面を気にかける発言もしている(こうした一面もまた震災で家族を失った経験が影響しているのではないのかとの見方もある)。
      • ドジャースのデイブ・ロバーツ監督も、朗希投手の故障が発覚した際にこのことに触れており、「もっとチームスタッフを信用してほしいし、我々に色々と話をしてほしかった。」と注文を付けている。
  • 佐々木のドジャースへの入団会見の前日はに、イチロー氏のMLB殿堂入りが決まるというこれまたおめでたい出来事があった。朗希投手も会見後のインタビューでこのことに触れており、「本当に日本人からしたら、考えられないほど素晴らしいことだと思いますし、僕自身も小さい頃からイチローさんのプレーを見て、野球に憧れて育ってきたので。本当にすごいなと思います」とコメントしている。
    • イチロー氏と朗希投手は現時点で直接の面識はないと思われるが、実はイチロー氏は高校時代から朗希投手に着目してその実力を高く評価しており、今回のメジャー挑戦の際にもエールを送っていたりする。
  • MLB移籍の際にトイプードルを飼っていたことを明かし、大きな話題になった。先輩の大谷選手や山本選手も犬を飼っているため、こちらの共演を望む声も上がり始めているとか。
  • MLBシーズン1年目の開始直前の2025年2月22日(現地時間2月21日)に、一般女性との結婚を発表した。なお、夫人の詳細については現時点では非公開としている(過去には松井秀喜氏も同様に夫人の詳細を明かさなかったことがあり、別段珍しい話ではない)。
  • 2025年のワールドシリーズではマウンド外の姿も複数ネタになっている。
    • 第二戦で完投勝利を果たした山本のおかげで次に試合へ体力を温存できたことから、佐々木はウィル・アイアトン通訳と共に土下座で感謝を示した。
    • 第三戦で18回にも続く延長戦時、前日に先発した山本が急遽ブルペンへ向かう姿を見た佐々木は思わず「マジ?」と驚いた顔をしていた。
    • 最終戦であわや乱闘騒ぎになった際パーカーのチャックをなかなか締められずにブルペンから慌ててドジャース側に合流する姿がどこかシュールと話題に。

関連タグ

プロ野球 投手 狼鬼 令和の怪物 完全試合 ミスターパーフェクト

無双 チートキャラ ムエンゴ

10

コメント

コメントが未記入です

スレッド

スレッドがまだありません

pixivに投稿されたイラスト

pixivに投稿された小説

  • 観戦記

    観戦記 千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ(4月16~17日)

     読者諸兄諸姉の皆様、初めましての方は初めまして。そうでない方は毎度ご贔屓を賜りまして誠にありがとうございます。ふさ千明でございます。  また観戦記で申し訳ありません。  先述のとおり愛する千葉ロッテマリーンズが優勝した時、1本にまとめて冊子にするためのものですのでご寛恕いただけますと幸いです。  今回は4月16日17日の千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ戦です。噂の佐々木朗希登板試合でもあります。  そちらだけ読みたいという方は2ページ目からお願いします。  このたびも完全に私の個人的な楽しみのための投稿で誠に申し訳ありません。ただ、今回はもし私が野球をそれほど好きでなかったとしても観戦記を書いたであろうというほどのことが17日の試合で起きています。ただただ感動しました。それが少しでも現れておりましたら幸いです。  今年はずっとこんな感じで行くと思いますが、今後とも何卒宜しくお願いいたします。
    13,757文字pixiv小説作品
  • 辛い過去を背負う者

    やっと僕の好きな佐々木朗希君の小説書けたああ! もう朗希君好きの僕からして最高だと思った(*^^*) 次は牧原の小説書こうかなぁなんて思ってます(笑) 一応立浪さんのタグは入れてますが、ほぼ出番ないです
  • PDB個人的検証

    もしもあの選手がFA宣言したら in PDCその1

    どうもtatsu31です。 突然ですが新シリーズです。これはこれまで以上に自己満足的な部分が強いですがそれでも読んでくれれば幸いです。 皆さんが話題にされている「あの事件」についてはあえて触れていません。その代わり自分の思うあることは最初のページで書いています。
    16,778文字pixiv小説作品
  • 観戦記

    観戦記 令和5年4月14日千葉ロッテマリーンズ対オリックスバファローズ(ZOZOマリンスタジアム)

     読者諸兄諸姉の皆様、初めましての方は初めまして。そうでない方は毎度ご贔屓を賜りまして誠にありがとうございます。ふさ千明でございます。  長らくお待たせしているところにアップするのが観戦記で大変申し訳ありません。  今回書かせていただいたのは4月14日に行われた千葉ロッテマリーンズ対オリックスバファローズの試合なのですが、長年野球を観てきて初めての経験をしたので睡眠時間を削り、また移動時間を使って衝動的に書き上げました。  現在更新が止まっているハーレムチャレンジは私自身の中で引っ掛かっていた部分が解消できましたので少しずつですが進めております。ちょうどこの日球場に向かう新幹線の車中にて書き進め、6000字を超えました。ストーリーとしては予定の半分来たか来ないかくらいです。今しばらくお待ちいただければと思います。具体的には私が艦これの期間限定海域を突破するまで。  最後に。毎度拙い作品ではございますが、読者の皆様に少しでも楽しんでいただけましたら幸いこれに勝るものはありません。今後ともどうか宜しくお願い致します。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

Sep 6Sep 18Sep 30Oct 12Oct 24Nov 5Nov 17Nov 29Dec 11Dec 23Jan 4Jan 16Jan 28Feb 110255075100
佐々木朗希総閲覧数: 61,698
  • 閲覧数

pixivコミック 週間ランキング

  1. 1

    漫画:椎葉きのこ,原作:琴乃葉,キャラクター原案:さんど

    読む
  2. 2

    原作:遠雷 漫画:進む キャラクター原案:とき間

    読む
  3. 3

    河尻みつる

    読む
カテゴリー

注目記事