ドクターヘリ運休「非常に危険な状態」、鳥取県が運航委託先を変更へ

富田祥広
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 鳥取大医学部付属病院(鳥取県米子市)に配備されている「県ドクターヘリ」について、県は2026年度から運航委託先を変更する方針を決めた。いまの委託先が整備士不足を理由に毎月数日間ずつ運休する事態が続いているため、救急医療体制の維持に向けて別の事業者と交渉を進める。

 県ドクターヘリは現在、関西広域連合管内の他の7機とともに学校法人ヒラタ学園に運航を委託している。神戸市を拠点にパイロット育成事業なども行うヒラタ学園は昨年7月以降、整備士不足で8機の運航を断続的に停止。県ドクターヘリは昨年7月と10月以降、ひと月に3~7日運休し、2月も20~28日の9日間運休することが決まっている。

 こうした状況について、平井伸治知事は1月28日の定例会見で「非常に危険な状態が続いている。新年度に契約する見込みはない」と明言し、「継続運航がしっかりできるパートナーを探すことが大切だ」との考えを示した。

 県によると、関西広域連合と連携して複数の事業者に26年度の運航を要請。県ドクターヘリの運航を検討している事業者を対象に、格納庫や基地病院などの視察を受け入れる予定という。平井知事は「万が一決まらなかった時は、鳥大病院のドクターカーや県の防災ヘリによる代替などセーフティーネットを張ることが課題となる」と述べた。

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富田祥広
鳥取総局
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国内社会、ルポルタージュ