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侍ジャパン

さむらいじゃぱん

男子野球日本代表の愛称。
6

概要

男子野球日本代表の愛称であり、2009年の第2回WBCの際に制定された。(ただし2009年当時は「SAMURAI JAPAN」で、日本語表記になったのは2012年から)。

これ以前に男子ホッケー日本代表が「さむらいジャパン」という愛称を使っていた。

野球は監督が誰であっても「侍ジャパン」の名称を使用しており、現在でもファンの間で浸透している。海外でも「SAMURAI」と表記されたり、実況でも度々使用されるなど認知度が高い。

なお一部メディアでは「小久保ジャパン」や「稲葉ジャパン」など監督名を前につける呼称を使用しており、当百科でも第1回WBC(監督:王貞治)以降の記事は「監督名+ジャパン」の項に記載されていることが多い。アジア選手権やアジア競技大会の野球種目ではプロ野球のシーズンの真っただ中であることから社会人野球の選手を中心に編成している。

組織としては2012年に常設され、翌13年には以後はどの年代でも男子野球日本代表は侍ジャパン表記となり、ユニフォームも同じデザインに統一された。

しかし、JFL(日本サッカー協会)と違い、日本国内の野球団体を全て統括しているわけではないので広報活動や国内野球に対しての発言力は限定的である。

実は他国がうらやむほど国内に優秀な人材がいるにもかかわらず、毎回「なってくれる人材がなかなかいない」という理由で代表監督の選考に頭を悩ませている。これは、過去の功績から常勝チームであることを求められる一方で監督・コーチ・スタッフへの報酬がNPBの監督よりも少ないと言われていることから、候補者がやりがいよりプレッシャーを重く感じたり、負けた(=大会で優勝できなかった)時の国内からのバッシングを恐れているためと言われている。

主な成績

ロサンゼルスオリンピック(1984年)

金メダル 監督:松永玲一

この年にオリンピックの競技として採用されたが、正式種目ではなく公開競技という扱いだった。

前年のアジア予選で台湾(チャイニーズタイペイ)に敗れてオリンピック出場を逃していたが、キューバの出場辞退によって追加招集が決まり、運良く出場権を手にした。

予選では白組と青組のうち青組に入り、韓国(メンバーの中には後に中日でプレーする宣銅烈がいた)・カナダニカラグアと決勝トーナメントに進む2枠を争った。

初戦の韓国には2-0で勝ち、2戦目のニカラグアは19-1と圧勝するが、3戦目のカナダには4-6と敗れ2勝1敗。

勝敗は韓国と並んだものの、直接対決の勝利により1位通過。

準決勝では白組2位の台湾と対戦。(メンバーの中には西武でプレーする郭泰源ロッテでプレーする荘勝雄がいた。ちなみに郭源治は既に中日にプロ入りしていたため出場していない。)

延長10回にサヨナラ勝ちを決めて決勝へ進出。

決勝戦の相手は青組1位のアメリカで、6-3でアメリカを破り金メダルに輝いた。

3位決定戦は台湾が韓国を下して銅メダルに輝いた。

出場選手

ポジション背番号名前所属プロ入り
投手11米村明河合楽器'84中日5位
投手12吉田幸夫プリンスホテル
投手14伊東昭光本田技研'85ヤクルト1位
投手15伊藤敦規福井工業大学'87阪急1位
投手16宮本和知川崎製鉄水島'84巨人3位
投手18西川佳明法政大学'85南海1位
捕手20嶋田宗彦住友金属'84阪神4位
捕手21吉田康夫三菱自動車川崎'85阪神5位
捕手22秦真司法政大学'84ヤクルト2位
内野手2正田耕三新日本製鐵広畑'84広島2位
内野手3浦東靖新日本製鐵堺
内野手4森田芳彦鹿児島鉄道管理局'85ロッテ3位
内野手5上田和明慶應義塾大学'84巨人1位
内野手6和田豊日本大学'84阪神3位
内野手10広沢克己明治大学'84ヤクルト1位
内野手23福本勝幸東芝
外野手7荒井幸雄日本石油'85ヤクルト2位
外野手8古川慎一亜細亜大学'85ロッテ4位
外野手25熊野輝光日本楽器'84阪急3位
外野手27森田昇日本生命

※プロ入りした代表メンバーで最後に引退したのは広沢克己(2003年引退)。

ソウルオリンピック(1988年)

銀メダル 監督:鈴木義信

前回と同様、公開競技として実施された。

監督は鈴木義信(東芝)がコーチから昇格した。

出場国は前回の6か国から8か国に増えて予選は2リーグ制。Aグループはアメリカ・韓国・オーストラリア・カナダ。Bグループは日本・プエルトリコオランダ・台湾。

予選ではプエルトリコに7-1、台湾に4-3でサヨナラ勝ち、オランダに6-1と3連勝で1位通過を決めた。一方で前回銅メダルの台湾は3連敗でグループステージ敗退となった。

準決勝は開催国韓国と対戦し、3-1で勝利。

決勝は再びアメリカと対戦。

しかし、ジム・アボットの前に3-5で敗れ、オリンピック連覇は果たせなかった。

3位決定戦はプエルトリコが7-0で韓国を下し銅メダル。開催国の韓国はまたしても4位に終わった。

出場選手

ポジション背番号名前所属プロ入り・備考
投手11潮崎哲也松下電器'89西武1位
投手12渡辺智男NTT四国'88西武1位
投手14鈴木哲熊谷組'89西武2位
投手15菊池総東芝
投手16吉田修司北海道拓殖銀行'88巨人1位
投手18石井丈裕プリンスホテル'88西武2位
投手19野茂英雄新日本製鐵堺'89近鉄1位
捕手20古田敦也トヨタ自動車'89ヤクルト2位
捕手22應武篤良新日本製鐵広畑後に早稲田大学監督
内野手1西正文大阪ガス次回にも出場
内野手2葛城弘樹東芝
内野手3米崎薫臣日本生命'88近鉄1位
内野手6野村謙二郎駒澤大学'88広島1位
内野手9小川博文プリンスホテル'88オリックス2位
内野手10筒井大助住友金属
内野手28大森剛慶應義塾大学'89巨人1位
外野手8中島輝士プリンスホテル'88日本ハム1位
外野手21前田誠東芝
外野手25松本安司三菱重工名古屋
外野手27笘篠賢治中央大学'88ヤクルト3位

※プロ入りした代表メンバーの中で最後まで現役を続けたのは野茂英雄(2008年引退)。

投手は7人のうち4人が西武に入団している。

バルセロナオリンピック(1992年)

銅メダル 監督:山中正竹

今大会より初めて正式種目となった。監督は山中正竹(住友金属)がコーチから昇格。

今大会で初めてキューバが参戦した。

出場国は、日本・キューバ・台湾・アメリカ・プエルトリコ・ドミニカ・イタリア・スペインの8か国で、総当たりのリーグ戦を行い上位4か国が決勝トーナメントに進出する。

勝率が同じだった場合は直接対決での成績・それでも同じ場合は失点の少なさが上位となる。

7試合を終えた結果、キューバが全勝で首位通過し、5勝2敗で日本・台湾・アメリカが並んだが、三つ巴で1勝1敗だったため、3失点(台2+米1)の日本が2位、10失点(日0+米10)の台湾が3位、16失点(日7+台9)のアメリカが4位となった。

準決勝では台湾(メンバーの中には後に阪神に入団する郭李建夫がいた)と対戦したが台湾に2-5で敗れ、初めて決勝進出を逃した。

3位決定戦はアメリカ(メンバーの中にはジェイソン・ジアンビがいた)との対戦になり、8-3で勝利し、銅メダルを獲得した。

決勝はキューバが11-1で台湾を破り、無敗の9連勝で頂点へ上り詰めた。

キューバ代表はオマール・リナレス(後に中日に入団)、オレステス・キンデラン(日本ではシダックスでプレー)、ルルデス・グリエル(DeNAでプレーしたユリエスキ・グリエルの父)などの破壊力抜群の打線で他国を圧倒した。

出場選手

ポジション背番号名前所属プロ入り・備考
投手12佐藤康弘プリンスホテル
投手14杉山賢人東芝'92西武1位
投手15渡部勝美大昭和製紙北海道
投手16西山一宇NTT四国'92巨人3位
投手17小桧山雅仁日本石油'92横浜1位
投手18伊藤智仁三菱自動車京都'92ヤクルト1位
投手19杉浦正則日本生命のちに日本生命監督
捕手10高見泰範東芝のちに東芝監督
捕手23三輪隆神戸製鋼'93オリックス2位
内野手1大島公一日本生命'92近鉄5位
内野手3若林重喜日本石油
内野手4西正文大阪ガス2大会連続出場
内野手5徳永耕治日本石油
内野手6十河章浩日本生命
内野手7小島啓民三菱重工長崎
内野手8小久保裕紀青山学院大学'93ダイエー2位・のちに日本代表監督
外野手9坂口裕之日本石油のちに日本石油監督
外野手25佐藤真一たくぎん'92ダイエー4位
外野手26中本浩松下電器
外野手28川畑伸一郎住友金属

※代表メンバーで後にプロ入りしたのはこれまでで少ない8人。最後まで現役を続けたのは小久保裕紀(2012年引退)。高見泰範は'85年阪急5位指名(愛知工業大学)されたが入団拒否して社会人入りしている。

日本石油から4人、日本生命から3人と特定のチームからの選出が目立つ。

アトランタオリンピック(1996年)

銀メダル 監督:川島勝司

監督はソウルオリンピックでヘッドコーチだった川島勝司(ヤマハ)が就任。

参加国は、日本・キューバ・アメリカ・韓国・オランダ・オーストラリア・ニカラグア・イタリアの8か国で、前回同様総当たり戦で上位4か国が決勝トーナメントに進出する。

初戦のオランダ戦で12-2でコールド勝ちを決めたものの、2戦目のキューバ戦に7-8xでサヨナラ負けを喫すると、3戦目のオーストラリア戦は6-9、4戦目のアメリカ戦は5-15とコールド負けで3連敗と雲行きが怪しくなる。

しかし、5戦目のニカラグア戦を13-6で勝つと、6戦目の韓国戦は14-4のコールド勝ち、7戦目のイタリア戦を12-1で破り、4勝3敗で3位通過を決めた。

予選はキューバが前回に続いて無敗で首位通過、6勝1敗でアメリカが2位、ニカラグアも日本と同じ4勝3敗だったが直接対決の結果で4位となった。

準決勝はアメリカと対戦。(メンバーの中にはセス・グライシンガーがいた)

後半に一気に畳み掛けて11-2と予選の雪辱を果たし決勝進出。

決勝の相手は五輪連覇を狙うキューバ。

1回・2回と3失点ずつ計6点を奪われる苦しい展開だったが、4回に1点を返すと続く5回には5点を挙げて6-6の同点に追いついた。

しかし、6回からはキューバの猛攻に合い、6回に4点、7回に1点、8回に2点と3イニング連続失点。

対する日本も7回に1点、9回に2点を返すもここで力尽き、9-13で敗れ銀メダル。

キューバの2大会連続金メダルとなった。

3位決定戦はアメリカが10-3でニカラグアを下し銅メダルに輝いた。

今大会は極端な打高投低であり、キューバが9試合で118得点、日本が89得点、アメリカが93得点と驚異的な得点を記録している。

出場選手

ポジション背番号名前所属プロ入り・備考
投手11三澤興一早稲田大学'96巨人3位
投手12森中聖雄東海大学'96横浜2位
投手14木村重太郎東芝
投手15川村丈夫日本石油'96横浜1位
投手16小野仁日本石油'96巨人2位
投手18森昌彦NTT東海18を背負った選手で唯一プロ入りせず。森祇晶とは別人
投手19杉浦正則日本生命2大会連続出場。のちに日本生命監督
捕手9大久保秀昭日本石油'96近鉄6位
捕手21黒須隆日産自動車
内野手1福留孝介日本生命'98中日1位
内野手2野島正弘日本石油
内野手3松中信彦新日本製鐵君津'96ダイエー2位
内野手4今岡誠東洋大学'96阪神1位
内野手6桑元孝雄三菱自動車川崎
内野手7井口忠仁青山学院大学'96ダイエー1位
内野手8西郷泰之三菱自動車川崎
外野手10中村大伸NTT東京
外野手24高林孝行日本石油
外野手25佐藤友昭プリンスホテル
外野手27谷佳知三菱自動車岡崎'96オリックス2位

※最後まで現役を続けたのは福留孝介(2022年引退)。また福留は'95年近鉄1位を拒否して社会人入りしている。

シドニーオリンピック(2000年)

4位 監督:大田垣耕造

今大会で初めてプロ選手の参加が認められた。

監督は大田垣耕造が投手コーチから昇格。

プロ選手の参加によって、代表メンバーが20人から24人に増えた。内訳は大学生5人・社会人11人・プロ8人である。

なお、プロ選手の参加によって、本大会より金属バットから木製バットに統一された。

参加国は日本・キューバ・アメリカ・韓国・オランダ・イタリア・オーストラリア・南アフリカの8か国で、総当たり7回戦を行い上位4か国が決勝トーナメントに進める。

プロ選手が初めて参加したことで今度こそ金メダルと期待されたが、全チームが主力を派遣したパリーグ6球団に対し、ペナントを優先したセリーグ6球団からは若手2名のみと温度差があり、選手全員が初めて顔を合わせたのが現地入りしてからと遅く、その上拠点も別のため交流が試合と練習時のみとなかなか足並みが揃わず、予選も苦戦の連続で辛うじて4位を確保するのがやっとという結果になった。

準決勝は予選1位のキューバと対戦するも0-3で敗れた。

3位決定戦では韓国と対戦するが、1-3で敗れ、初めてオリンピックでメダルを逃してしまった。

韓国のメンバーは具臺晟(後にオリックス)、李炳圭(後に中日)、鄭珉台(後に巨人)、林昌勇(後にヤクルト)、そして李承燁(後にロッテ→巨人→オリックス)といったプロ選手で固めていたため、次のアテネ大会以降オールプロで臨む契機となった。

決勝はアメリカ(メンバーの中には阪神でプレーするマイク・キンケードがいた)が4-0でキューバの3連覇を阻み、ソウル大会以来の金メダルに輝いた。

出場選手

太字はプロ選手。

ポジション背番号名前所属プロ入り・備考
投手11土井善和日本生命
投手12河野昌人広島東洋カープ4年目
投手13渡辺俊介新日本製鐵君津'00ロッテ4位
投手14吉見祐治東北福祉大学'00横浜2位
投手15石川雅規青山学院大学'01ヤクルト1位
投手16山田秋親立命館大学'00ダイエー2位
投手17杉内俊哉三菱重工長崎'01ダイエー3位
投手18松坂大輔西武ライオンズ2年目
投手19杉浦正則日本生命アマ選手で唯一3大会連続出場。のちに日本生命監督
投手54黒木知宏千葉ロッテマリーンズ6年目
捕手2鈴木郁洋中日ドラゴンズ3年目
捕手21阿部慎之助中央大学'00巨人1位
捕手22野田浩輔新日本製鐵君津'00西武6位
内野手3松中信彦福岡ダイエーホークス4年目
内野手4平馬淳東芝
内野手5中村紀洋大阪近鉄バファローズ9年目
内野手6田中幸雄日本ハムファイターズ15年目
内野手8沖原佳典NTT東日本'00阪神6位
内野手9野上修日本生命
外野手1田口壮オリックス・ブルーウェーブ9年目
外野手10梶山義彦三菱自動車川崎
外野手24飯塚智広NTT東日本
外野手25廣瀬純法政大学'00広島2位
外野手26赤星憲広JR東日本'00阪神4位

※2025年現在、現役選手は石川雅規のみ。

予選に選出されていたプロ選手

ポジション名前所属
投手松坂大輔西武ライオンズ
投手小池秀郎大阪近鉄バファローズ
投手川越英隆オリックス・ブルーウェーブ
捕手古田敦也ヤクルトスワローズ
内野手野村謙二郎広島東洋カープ
内野手松中信彦福岡ダイエーホークス
内野手初芝清千葉ロッテマリーンズ
外野手井出竜也日本ハムファイターズ

※本戦に出場したのは松坂と松中のみ。

アテネオリンピック(2004年)

3位 監督:長嶋茂雄中畑清

前回プロ選手で固めた韓国に敗れたことから、この大会よりオールプロで挑むこととなった。

長嶋茂雄を監督に迎えたが、本大会を前にして長嶋は脳梗塞に倒れ、やむなく指揮を断念。ヘッドコーチの中畑清がそのまま本大会で指揮を執った。

日本の対戦相手はキューバ・カナダ・オーストラリア・台湾・オランダ・ギリシャ・イタリアの7ヶ国で、総当たりの結果、6勝1敗でキューバと並ぶも直接対決で勝利していたため首位通過を果たす。

しかし準決勝、予選で唯一黒星を喫したオーストラリアに0-1で再び敗れ決勝進出を逃した。

3位決定戦はカナダと戦い11-2で勝利。銅メダルを手にした。

決勝戦はキューバが6-2でオーストラリアを下し、8年ぶりに金メダルに輝いた。

出場選手

※所属は2004年当時、年齢は満年齢。

ポジション背番号名前所属プロ年数(年齢)
投手11清水直行千葉ロッテマリーンズ5年目(29歳)
投手13岩瀬仁紀中日ドラゴンズ6年目(30歳)
投手15黒田博樹広島東洋カープ8年目(29歳)
投手16安藤優也阪神タイガース3年目(27歳)
投手17三浦大輔横浜ベイスターズ13年目(31歳)
投手18松坂大輔西武ライオンズ6年目(24歳)
投手19上原浩治読売ジャイアンツ6年目(29歳)
投手20岩隈久志大阪近鉄バファローズ5年目(23歳)
投手21和田毅福岡ダイエーホークス2年目(23歳)
投手30小林雅英千葉ロッテマリーンズ6年目(30歳)
投手61石井弘寿ヤクルトスワローズ9年目(27歳)
捕手9城島健司福岡ダイエーホークス10年目(28歳)
捕手59相川亮二横浜ベイスターズ10年目(28歳)
内野手2小笠原道大北海道日本ハムファイターズ8年目(31歳)
内野手5中村紀洋大阪近鉄バファローズ13年目(31歳)
内野手6宮本慎也【主将】ヤクルトスワローズ10年目(34歳)
内野手8金子誠北海道日本ハムファイターズ11年目(29歳)
内野手25藤本敦士阪神タイガース4年目(27歳)
外野手1福留孝介中日ドラゴンズ6年目(27歳)
外野手10谷佳知オリックス・ブルーウェーブ8年目(31歳)
外野手23村松有人オリックス・ブルーウェーブ14年目(32歳)
外野手24高橋由伸読売ジャイアンツ7年目(29歳)
外野手27木村拓也広島東洋カープ14年目(32歳)
外野手55和田一浩西武ライオンズ8年目(32歳)

※最後まで現役を続けたのは和田毅(2024年引退)。

第1回WBC(2006年)

2005年5月に開催が発表されるも、日本はまだこの大会へ参加することを決めておらず、最終的にMLBが賠償や日本野球の孤立化などをちらつかせられて渋々承諾する形で参加。

福岡ソフトバンクホークス監督であった王貞治が代表監督に就任し、イチローなど日本の代表野球チームに初めて現役のメジャーリーガーが参加した。しかし、選手側の調整に対する不安や所属元球団によるリーグを優先する契約の制限などで松井秀喜城島健司といった中核を担うと思われた戦力を集められず、必ずしもベストメンバーとは言い難かった。

大会が始まっても広報の不足から来る認知度の問題、ペナントレースを優先するファンからの開幕直前に行われる大会への疑問視や参加の経緯に対する反発の声も強く、選手達も戸惑いすら感じるほど注目度が上がらない状況だったが、第2ラウンドのアメリカ戦にて西岡のタッチアップが主審ボブ・デービッドソンの判断によりアウトとされ、結果サヨナラ負けを喫した一件が大きく報道されたのをきっかけに世間の目が向き始める。その後も第2ラウンド突破が絶望的な状況でメキシコがアメリカに勝利した下剋上による奇跡的なベスト4進出、準決勝では不振を極めていた福留孝介の劇的な勝ち越し2ランからの大量得点で今大会2敗していた韓国にリベンジを果たして盛り上がりは過熱していき、その勢いのまま決勝でキューバを下してWBC初代王者に輝いた。

優勝 監督:王貞治

出場選手

※所属は2006年当時、年齢は満年齢。

ポジション背番号名前所属プロ年数(年齢)
投手11清水直行千葉ロッテマリーンズ7年目(31歳)
投手12藤田宗一千葉ロッテマリーンズ9年目(34歳)
投手15黒田博樹※1広島東洋カープ10年目(31歳)
投手15久保田智之※1阪神タイガース4年目(26歳)
投手18松坂大輔西武ライオンズ8年目(26歳)
投手19上原浩治読売ジャイアンツ8年目(31歳)
投手20薮田康彦千葉ロッテマリーンズ11年目(33歳)
投手21和田毅福岡ソフトバンクホークス4年目(25歳)
投手24藤川球児阪神タイガース8年目(26歳)
投手31渡辺俊介千葉ロッテマリーンズ6年目(30歳)
投手40大塚晶則テキサス・レンジャーズ10年目(34歳)
投手41小林宏之千葉ロッテマリーンズ10年目(28歳)
投手47杉内俊哉福岡ソフトバンクホークス5年目(26歳)
投手61石井弘寿※2東京ヤクルトスワローズ11年目(29歳)
投手61馬原孝浩※2福岡ソフトバンクホークス3年目(25歳)
捕手22里崎智也千葉ロッテマリーンズ8年目(30歳)
捕手27谷繁元信中日ドラゴンズ18年目(36歳)
捕手59相川亮二横浜ベイスターズ12年目(30歳)
内野手1岩村明憲東京ヤクルトスワローズ10年目(28歳)
内野手2小笠原道大北海道日本ハムファイターズ10年目(33歳)
内野手3松中信彦福岡ソフトバンクホークス10年目(33歳)
内野手7西岡剛千葉ロッテマリーンズ4年目(22歳)
内野手8今江敏晃千葉ロッテマリーンズ5年目(23歳)
内野手10宮本慎也【主将】ヤクルトスワローズ12年目(36歳)
内野手25新井貴浩広島東洋カープ8年目(29歳)
内野手52川崎宗則福岡ソフトバンクホークス7年目(25歳)
外野手5和田一浩西武ライオンズ10年目(34歳)
外野手6多村仁横浜ベイスターズ12年目(30歳)
外野手9金城龍彦横浜ベイスターズ8年目(30歳)
外野手17福留孝介中日ドラゴンズ8年目(29歳)
外野手23青木宣親東京ヤクルトスワローズ3年目(24歳)
外野手51イチローシアトル・マリナーズ15年目(33歳)

※1:黒田から久保田に交代

※2:石井から馬原に交代

※2025年現在、現役選手は川崎宗則のみ。NPBに最後まで在籍したのは青木宣親(2024年引退)。

関連タグ

野球 プロ野球 WBC 愛称 ジャパン 日本代表

サムライブルー:男子サッカー日本代表の愛称

ブレイブブロッサムズ:男子ラグビー日本代表の愛称

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