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本社・工場・研究所

  • 本社・大阪工場・研究所:大阪府大阪市生野区巽西1丁目8-1
  • 上野テクノセンター:三重県伊賀市ゆめが丘7丁目3
  • ロートリサーチビレッジ京都:京都府木津川市州見台6丁目5-4

概要

社史

前身は1899(明治32)年創業の「信天堂山田安民薬房」。

1908(明治41)年に現在のブランド名となる「ロート」の商標を取得する。

1931(昭和6)年、現在の目薬のスタイルである「両口式点眼瓶」を開発。

以降同社の「ロート目薬」は爆発的ヒット商品となる。

1944(昭和19)年、米軍による都市無差別爆撃(大阪大空襲)により、現在の大阪市中央区心斎橋にあった本店を焼失、以降事実上の休眠状態となっていたが、1949(昭和24)年9月、創立50周年記念を兼ねて後身となる現在の「ロート製薬株式会社」を創設した。

当時、製薬業界では創業者の姓から社名をとるのが一般的だったが、創業者の子息で初代社長となる山田輝郎はあえて「山田製薬」を避け、山田安民薬房の代名詞になっている「ロート目薬」から社名を取り、ロート製薬と名付けたのである。

ロート製薬となってからは、同じ大阪市の東成区に本社を構えたが、市内・大阪府下に点在していた工場を集約する目的で、間もなく生野区巽(1955年に大阪市に編入されるまでは、大阪府中河内郡巽町)に現在の大阪工場を建設。1959年に竣工・稼働開始し、同時に本社も新・大阪工場内に移転した。

以降医療品・化粧品の生産を手がけていくが、現在は処方箋を必要とするいわゆる医療用医薬品は取り扱っておらず、医薬部外品と、化粧品扱いになるスキンケア用品のみ製造・販売している。

また、漢方薬、漢方製剤も取り扱っており、和漢箋シリーズなど女性をメインターゲットにしたラインナップを持っている。

また2021年8月末には、の薬「ボラギノール」を製造している天藤製薬の株式の過半数を取得し、ロート製薬の子会社とした。

妊娠検査薬や、更年期障害のための薬の開発に古くから取り組んでおり、そのため女性社員を積極的に採用することで知られている。2025年時点で、女性社員は全体の約6割を占めている。また、海外進出を積極的に行っているため、グループ全体で外国籍従業員比率は68%となっている。女性管理職の比率は3割以上となっており、日本企業の平均(約12%)を大きく超えている。取締役も、14人中6人が女性である。

メンソレータム社

1975年、近江兄弟社の破綻に伴い同社が返上していた米国メンソレータム社のライセンシーを取得、以降、日本国内でメンソレータムブランド製品の製造・販売を手がける。

現在はロート製薬自身がメンソレータム社の株式を取得し筆頭株主となり傘下に置くと同時に、ロート製薬自体の海外における法人名にもなっている(英国メンソレータム社、台湾メンソレータム社など)。

なお、後に近江兄弟社は再建されるが、上記の通りメンソレータムブランドはロート製薬が独占権を持つようになっていたため、現在同社から発売されている製品のブランドはメンタームである。

CI(コーポレート・アイデンティティ)

2024年時点でのCIは、「ロートは、ハートだ。」である(参照)

2016年から2024年5月までは「NEVER SAY NEVER」をCIとしていた。

2018年時点での一社提供番組(BS-TBSの「彩~日本遺産~」)においては、番組冒頭で「NEVER SAY NEVER」の旧CIと共にロート製薬提供の表示がなされていた。

また、同年6月にはそのCIと似た姓を持つ公式バーチャルyoutuberが誕生した。

2004年から2016年2月までは「Happy Surprise! よろこビックリ誓約会社」をCIとしていた。(状況によっては「Happy Surprise!」が略されて「よろこビックリ誓約会社」のみとなる場合もあった)

1989年から2004年5月までのCIは「健やかな明日のために」である。

これ以前においては「胃腸薬と目薬でおなじみの」が定番の紹介となっており「胃腸薬」と「目薬」の部分が、それぞれの時代・時期の該当商品名になっている(パンシロンとVロートの、胃腸薬とロート目薬の、などとなっている)パターンである。CIの主張というよりも、ただの商品の宣伝となっている。

オープニングキャッチ

過去にはテレビ番組の一社単独提供をしていた事が多く、同社の一社提供番組の開始時には「ロート・ロート・ロート♪~」の音楽が流れるオープニングキャッチが流れていた。

アップダウンクイズ』・『クイズダービー』(以上TBS系列)・『三枝の愛ラブ!爆笑クリニック』(フジテレビ系列)など著名番組の一社提供(但、フジテレビ系列の番組はすべて60分番組、かつ前半枠のみ)を手がけていたため、主に1980年以前生まれの者にとっては特に馴染み深いものである。

版が何度か変わっており、初代は現本社工場の竣工から間もない1962年(昭和37年)に撮影された。当時、まだ生放送以外のビデオ録画制作は行われておらず、32ミリまたは16ミリムービーフィルムによる撮影だった。当時のテレビはまだモノクロが主流であったが、カラー化を見越してカラーフィルムで撮影が行われた。ハトは画面に映えるように飛ぶように、社屋屋上で餌付けしてタイミングを見計らったという。原版はこの初代のものだけである

当時はロゴ(後述)と社名のみだったが、1976年からの2代目ではロゴを省き、「(番組タイトル)/提供/ロート製薬」の3段表示に変わった。

1989年6月にCIでのロゴ変更が行われた際は初代の映像をそのまま使用しつつ、演出の変更(番組タイトルと社名の一括表示から、番組タイトルの表示後に社名を表示する様になった)を行った。これが3代目に当たる。

3代目では、社名表示が「提供/RR(赤と青のダブルR。当時のCI)/ロート製薬」の3段表示になった。ここまで3代の歌唱は混声合唱。

1993年からの4代目は社屋のロゴと合わせてBGM(大阪パフォーマンスドールによる歌唱)の変更を行っているが、この際はCGによるレタッチが行われたのみである。

大阪パフォーマンスドールによる歌唱は、この4代目のみで終わった。

オープニングキャッチで見られる社屋正面の池は1993年の段階では既に現存せず、埋め立てられた今は駐車場になってしまっている。

その後は提供番組が『SMAP×SMAP』のみになったことに伴い、1996年秋にBGMのみ変更(5代目)。2002年には番組タイトル表示が廃され、2004年に再度のCIでのロゴ変更に伴い改変を受けている(6代目)。

2010年に『SMAP×SMAP』の前半枠の一社単独提供から降りたのを最後に、このオープニングキャッチは現在使用されていない。

2015年、『妖怪ウォッチ』とのコラボショートアニメを製作。

※ロート製薬公式アカウントのツイート。該当動画収録

冒頭部がOPキャッチのセルフパロディとなっているが、社屋が現在の姿になっていることにも注目。このアングルは原版とは別の場所からである。

2020年には同社の目薬発売111周年を記念したCM(関根勤が出演。下部に動画あり)で、オープニングキャッチのBGMがピアノ演奏によるアレンジで復活を果たしている。

このほか、同キャッチをパロティにされることがあり、『クイズダービー』の姉妹番組として日本レジャーチャンネルで放送された『クイズ競艇ダービー』や、『SMAP×SMAP』の特別編企画『クサップ×クサップ』などで披露されたことがある。いずれも本家に敬意を表してか、音程は大幅に変えており、歌詞やオープニング背景の建物もそれぞれの番組企画に併せて変えている。

イレギュラーな事例

1986年に日本テレビ系列で放映された単発番組で、現時点で日テレ系列最後のロート製薬一社提供番組でもある『ギャグパラダイス!俺たちにカギはない』のオープニングキャッチでは、初期と同じく番組タイトルを表示していなかったが「提供」が付加され、「提供/ROHTO/ロート製薬」という表示方法になっていた。

1988年、昭和天皇ご危篤のために自粛ムードが高まっていた頃には、一社提供番組はオープニングキャッチを使わず、オープニングはブルーバックに番組タイトルから「提供/ROHTO/ロート製薬」と続く形(エンディングはその逆)が採られている。

関連動画

オープニングキャッチ(クイズダービー)の例

商標の由来

「ロート」の商標の由来は、ミュンヘン大学教授のアウグスト・フォン・ロートムントである。目薬の処方を手掛けていた井上豊太郎(1908年当時の日本国内における眼科医学の権威)がドイツ留学時代、そのロートムント教授の薫陶を受けたことから、恩師の名を戴き「ロート」としたという。本来、ロートとは独語で「赤い」(英語のレッドに当たる)を意味し、「赤い→目の充血」につながることから、目薬の名称にピッタリ当て嵌まったのだと考えられる。

65年間使われた初代ロゴ

前述の『アップダウンクイズ』などが放送されていた時代の同社一社提供番組のエンドカードは独特で、番組タイトルのあと、ブルーバックに、「提供」なしに「ROHTO/ロート製薬」と表示されていた(30分番組の場合。60分番組では前半枠の終わり際に、画面下部に表示)。TBS系列で放送されていた番組ではクロスプログラム導入後、一般的な「提供→番組タイトル」の順になっている。

この当時の企業ロゴはイタリック体で、「R」の傾斜した払い棒の上に「OHTO」が乗る形になっていた。元来このロゴは、ロート目薬が両口式点薬瓶方式にリニューアルされた後の1934年に使われたのが始まりで、ロート目薬のロゴだった頃はさらに「OHTO」の上に「Eye-Lotion(ただし、戦時中は独語の“Augentropfen”に差し替え)」も付加されている。

戦後の一時期に販売されていた「ロート胃腸薬」「ロート頭痛薬」「ロートパスタ(泥膏)」で、ロート目薬のロゴから「Eye-Lotion」を省いたものがロゴとして使われたが、前述の同社一社提供番組のオープニングキャッチが1962年に開始された際、これが企業ロゴに転用され、以後1989年5月まで27年、ロート目薬のロゴから数えると実に65年もの長きにわたり使われていた。

●なおインドネシアなどでは、日本国内で2代目のダブルRのロゴに切り替えられてからもしばらくの間、現地仕様のロート目薬のパッケージにこのロゴが使われており(例えばインドネシア版では、「目薬」を指すインドネシア語「Obat mata」が「OHTO」の上に乗っている)、日本版旧ロート目薬に比べてロゴがより大きく目立つものとなっていた。

また現地における広告では、初代と2代目、両方のロゴが記されていたものもあった。

なお、このパッケージは当然のことながら既にリニューアルにより消滅している。

●同社の子会社が運営しているレストラン「ロートレシピ」の本店格で阪急大阪梅田駅近くにある「ロートレシピNU茶屋町プラス店」内には、オブジェとして初代ロゴのエッチングが壁に飾られている。巽西本社でかつて使われていたエッチングを再利用したものではなく、よく見ると木製で、2023年1月の開店に合わせ、イチからつくられたものだという。無論、このオブジェは1箇所にしかない。

●ところで、同社では2024年6月10日からは4代目ロゴが使われているが、そのロゴは初代ロゴのデザインをベースにアレンジしたもので、Rの斜め棒が傾斜せず、かつ途中から赤のアンダーバーになっており、次の「OHT」は横一直線、末尾の「O」は若干浮いている。Rが表すのは、ロート製薬の原点である「人」で、「人から湧き出る情熱でハート(心)を動かし、世界を元気にする」という決意が込められている。

●千葉マリンスタジアムのバックネット裏広告は佐々木朗希登板時にはROHKiロゴとなった。

関連項目

メンソレータム ロート クラシックナース

アップダウンクイズ お笑い頭の体操 クイズダービー SMAP×SMAP おもしろ博士クイズ

おっさんホイホイ 昭和 あふれ出る昭和臭

大阪シティバス:前身にあたる大阪市営バスの時代、生野営業所(正式名は、大阪市交通局生野自動車営業所)がロート製薬本社の西隣に立地していた。1981年に東成自動車営業所に統合されたが、その東成営業所すらも市営バス時代末期に廃止になっている。

ニート生活:CMパロディ

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