【「勝利の心理学」 衆院選での自民圧勝を専門家が解説】(1/5)
高市早苗首相が率いる自民党の圧倒的な勝利は、主に心理的効果とメディアの動きの結果である。モスクワ大学付属アジア・アフリカ諸国大学副学長のアンドレイ・フェシュン氏はこのような考えを示している。
「この一連の出来事は、日本の典型的なパターンに沿って展開した。選挙前、『高市人気』のおかげで自民党が勝利するという考えそのものは、高齢者たちの不満を引き起こした。彼らは、人気が選挙結果に影響を与えることはできるのだろかと疑問を抱いた。さらに、期間が短いという客観的な理由により、これまでのところ高市氏の活動は特別な成果をあげていなかった。しかし、その後、心理的要因が作用した。日本メディアが、『高市人気』によって自民党は議席を増やす可能性が高いと報道し始めたのだ。確かに、日本メディアは、自民党の支持率は依然として低いと伝えていた。しかし、高市氏のリーダーシップは与党のマイナス面を覆い隠した。そして、選挙が始まるころには、すでに社会は高市氏の勝利、つまり、自民党の勝利に向けて準備が整っていた。そして今、衆議院の3分の2の議席を獲得した自民党は、参議院で否決された法案を再可決することができる。したがって、これはもちろん、圧倒的な勝利である」