中之島線とは、大阪市中央区天満橋京町にある京阪本線天満橋駅から分岐し、同市北区中之島5丁目の中之島駅までを結ぶ京阪電気鉄道の路線である。営業キロ3.0km。
歴史
2001年(平成13年)に中之島新線の事業着手が正式に決定し、同年7月に本路線の線路・駅施設の保有を行う第三セクター会社「中之島高速鉄道」が設立された。同年9月には2社で事業の許可を申請、2003年(平成15年)に大阪国際会議場にて起工式が挙行され、中之島新線の建設工事に着手開始。
2008年(平成20年)3月に線路工事が完了。試運転を経て同年10月19日より天満橋駅~中之島駅間が開業した。翌2009年(平成21年)には中之島線の各駅が新3000系車両とともにグッドデザイン賞を受賞している。
北浜駅や淀屋橋駅に近いが、本線の延伸でなく新線開業となったのは淀屋橋駅での京阪本線と、御堂筋線が同一階にホームがあり、構造的に本線の延伸が不可能だったから、という理由によるもの。実質的に京阪本線の複々線のような扱いだが、大江橋、なにわ橋駅と京阪本線や地下鉄などの乗り換えは一旦改札を出て、地上に出る必要がある。
中之島線開通と共に導入された3000系は2021年に乗り入れなくなり、その後導入されたプレミアムカーの入線も8000系含めて(同線の8000系の運用は2017年まで間合いの準急、普通などであった)なかったが、2025年の関西万博の開催に合わせ、中之島発着の臨時特急・快速急行が8000.3000系で運行され、初めて営業運転でプレミアムカーが運用された。
駅一覧・運行間隔
駅一覧については京阪本線の記事を参照。
開業当初は日中に快速急行を毎時2本、区間急行を毎時4本運転していたが、利用客数が非常に少ないため、ダイヤ改正を経て現在は普通列車が日中15分間隔で運行するダイヤを組んでいる。朝夕ラッシュ時は準急・快速急行を中心とした優等列車を設定している。
運賃について
渡辺橋駅と中之島駅で乗降する場合は加算運賃が60円が適用される。また大江橋駅と淀屋橋駅、なにわ橋駅と北浜駅は同一駅扱いとされており、定期券でそれぞれ相互の駅で利用できる。
小ネタ
建設過程で用地の問題から京阪本線側で天満橋駅~北浜駅間の線路移設を行うことになり、2006年(平成18年)の4月16日には天満橋駅のホームの形態が変更され、従来、淀屋橋駅方面に直通する線路が1・2番線方面から3・4番線方面に移設された。
将来の計画
利用状況は低迷しており、延伸工事や他路線との接続で利用客を増やす構想がある。
関連項目
京阪電気鉄道 京阪電車 京阪 京阪本線 京阪3000系 京阪3000系(2代) 中之島高速鉄道
京阪中之島線:表記揺れ