概要
神奈川県足柄下郡箱根町湯本字白石下にある小田急箱根鉄道線(箱根登山電車)の駅。駅番号はOH51。
路線上は箱根登山電車の中間駅だが運行系統は当駅で分断されており、小田原駅方面の営業列車は全て乗り入れている小田急電鉄の車両による運行である。
箱根登山鉄道時代の2006年(平成18年)3月17日までは自社車両による運用も存在した為、小田原駅〜当駅間は狭軌・標準軌の3線軌条となっていた。現在は入生田検車区のある入生田駅までの区間が3線軌条のまま残り、自社車両はこの区間を回送列車として走行する。また両方向で架線電圧が異なるため、デッドセクションが当駅付近に設けられている。
箱根町の中心街に位置しており、特急ロマンスカーの終点でもある為観光客で賑わっている。
また箱根湯本温泉をはじめとする箱根温泉の玄関口で戦国大名・後北条氏の菩提寺・早雲寺も近い。
駅前を通る国道1号は当駅付近から箱根峠方面で本格的な山登りが始まる。毎年正月2・3日に開催される箱根駅伝のコースになっている事でも知られ、当駅付近に定点カメラが設置されランナーが通過する様子が映し出される。
沿革
明治・大正時代
- 1888年(明治21年)10月1日:小田原馬車鉄道の国府津駅〜当駅間開通に伴い、湯本駅として開業。
- 1896年(明治29年)10月31日:小田原馬車鉄道が小田原電気鉄道に改称。
- 1919年(大正8年)6月1日:鉄道線当駅〜強羅駅間開通に伴い、鉄道線の駅が箱根湯本駅として開業。軌道線の駅を箱根湯本駅に改称。
- 1923年(大正12年)
- 1924年(大正13年)9月10日:鉄道線当駅〜出山仮乗降場(出山信号場構内)間運転再開。
昭和時代
- 1928年(昭和3年)
- 1935年(昭和10年)10月1日:軌道線の路盤を転用して鉄道線小田原駅〜当駅間延伸。軌道線(同日小田原町内線に改称)早川口駅〜当駅間廃止。
- 1950年(昭和25年)8月1日:小田急電鉄の車両が当駅まで乗り入れ開始。
- 1970年(昭和45年)10月29日:駅改良工事完了。
- 1982年(昭和57年)7月12日:小田急電鉄の20m車6両編成の車両が乗り入れ開始。
平成時代
- 2004年(平成16年)10月1日:小田急グループ再編に伴い箱根登山鉄道(初代)が小田急箱根ホールディングスに改称し、同社の鉄道事業を箱根登山鉄道(2代)が継承。
- 2006年3月18日:小田原駅〜当駅間の営業列車が小田急電鉄所属車両のみとなる。
- 2007年(平成19年)3月18日:交通系ICカード乗車券「PASMO」導入。
- 2008年(平成20年)3月15日:小田急電鉄所属車両の乗り入れが特急型車両(ロマンスカー)と各駅停車用の4両編成のみとなる。急行・準急の乗り入れ終了。
- 2009年(平成21年)3月14日:駅舎改良工事完了。
- 2013年(平成25年)3月23日:交通系ICカード相互利用対象カードが使用可能になる。
- 2014年(平成26年)1月:駅番号導入。
令和時代
駅構造
箱根湯本管区の中心駅で管区長所在駅。
島式ホーム1面2線と相対式ホーム1面2線の計2面4線を有する地上駅。
2番線と3番線は同一ホームを使用しているが両者の間には車止めが設置されている。
小田原駅方面と強羅駅方面の行き来は4番線のみ可能で、前述の通り入生田駅方にデッドセクションが設けられている。また3・4番線には自社車両に搭載されている散水タンク用の給水設備がある。
4番線は臨時ホームで、通常時は主に降車ホームとして使用されている。なお駅舎側との行き来には塔ノ沢駅方にある構内踏切を経由する必要がある。
小田急管轄の小田原駅を除くと自社で唯一自動改札機が設置されている他、自動券売機、自動精算機、特急券発券機も用意されている。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は11,179人である(箱根町統計書より)。
利用状況比較表
| 年度 | 乗降人員 |
|---|---|
| 2008年(平成20年)度 | 9,303人 |
| 2009年(平成21年)度 | 9,066人 |
| 2010年(平成22年)度 | 8,834人 |
| 2011年(平成23年)度 | 8,635人 |
| 2012年(平成24年)度 | 9,274人 |
| 2013年(平成25年)度 | 9,541人 |
| 2014年(平成26年)度 | 9,719人 |
| 2015年(平成27年)度 | 8,714人 |
| 2016年(平成28年)度 | 9,578人 |
| 2017年(平成29年)度 | 9,911人 |
| 2018年(平成30年)度 | 11,179人 |
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