名たかき金の鯱は
名古屋の城の光なり
地震のはなしまだ消えぬ
岐阜の鵜飼も見てゆかん
(『鉄道唱歌』第一集『東海道篇』三十四番)
駅データ
概要
愛知県名古屋市中村区にある東海旅客鉄道(JR東海)・名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)・名古屋臨海高速鉄道の駅。
このほか、隣接して近鉄名古屋線近鉄名古屋駅、名鉄名古屋本線名鉄名古屋駅(2005年に新名古屋駅から改称)、名鉄バスセンター(名鉄バスと三重交通)、名古屋バスターミナル(名古屋市バスとJRバス。2017年にリニューアル)がある。
中山道沿いに計画された鉄道を港湾まで結ぶ路線として、県内最初の鉄道となる武豊線武豊駅から延びる路線の途中、名古屋の市街地の西側にできたのが名古屋駅だが、岐阜より東の路線を東海道経由に変更して、東海道本線の主要駅となる。のちに関西鉄道(現在の関西本線)と中央本線も乗り入れ、関西急行電鉄(のちの近鉄)も近くの地下駅に乗り入れた。名鉄の前身のうち、名岐鉄道は市有化前の名古屋市電を運営していた会社を前身に持つ関係で市電へ近くの柳橋まで乗り入れ、愛知電鉄は熱田神宮のそばの神宮前で市電に連絡していたが、合併後に連絡線のトンネル内に地下駅を開設した。
駅の構内は面積が世界最大で綺麗に施設が並んでいるか(JR+おまけのあおなみ線)コンパクトにまとまっているか(近鉄・地下鉄)で、狭い区域に乗降分離した改札とホームを詰め込んでいる名鉄の難易度がやや高いが、1つのホームに色々な種別と行先の電車が乗車位置ごとに少しずつずれて停車するのに比べればどうという事はなく、ダンジョンとしては初級レベルである。
……というのは、周辺(特に東側の広小路口・桜通口)の地下街が十分過ぎるほどダンジョンだからであり、栄(栄町)の碁盤の目状の地下街とは違い、ところどころが曲がっていたり(当駅近くにて小半径のカーブで90°向きを変える地下鉄東山線の「線路敷」というべきトンネルの上部空間に、地下街の一部が出来たため曲がってしまっている)、近くのビルの地下と融合していたり(元々地下街建設以前、歩道に人が溢れすぎ車道まではみ出るがゆえの交通死亡事故も多々あったのがこの地下街の建設理由の1つで、それゆえビルに直入可能なよう仕向けられた)で、よその地域の人にはわけがわからない状態であろう。慣れない旅行者は西側の太閤通口(新幹線の方)の地下街でレベル上げ、もとい経験を積もう。
駅ビル
JR駅の東側にある駅ビル「JRセントラルタワーズ」は2つのタワーで構成されている。
- オフィス棟:245.1m 地上54階建て
- ホテル棟:226.0m 地上53階建て
前者は1999年の竣工時は中部地方で一番高いビルであった。また「世界一売り場面積の広い駅ビル」としてギネスブックに登録されている。2014年に近鉄の大阪阿部野橋駅ビル「あべのハルカス」が開業し、こちらが高さでは日本一になる。隣にはJRゲートタワーが建築されて、名古屋バスターミナルはこちらに新設される。
周辺
セントラルタワーズの南には、名鉄と近鉄の駅の上に名鉄百貨店(名鉄バスセンターが同居)と近鉄百貨店が並んでいる。
なお名鉄・近鉄のビル近辺は再開発が予定されている。高さは160メートル前後と都心部のビルとしては今や並の高さ(30~40階ほど)であるが、名鉄・近鉄のビル躯体が繋がるのみならず、広小路通(正確には、境になる笹島交差点の西なので太閤通)をまたぎ越して約400メートルとやたら横に長いビルになる計画がある。
駅東側は超高層ビルが並び、伏見・栄へとオフィス街が続く。
西側は予備校や雑居ビルが多く、雑然とした雰囲気である。アニメイト・メロンブックス・とらのあな・らしんばんの名古屋店もこちら。メロンブックスとらしんばんは、1Km以内の範囲内に別館まである。
ビックカメラが元の店舗だけに留まらず、ゲートタワーの9Fと10Fにもオープンしている他、ビックカメラの建物内には移転してきたソフマップも入っている。
この周辺ビルのうち、高層の高いビルのいくつかには屋上にヘリポートまで設置されている。
他
ちなみに現在の所在地の地名自体が、本駅の略称「名駅」になっている(所属区は中村区と西区。駅長室の位置から一応駅の所在地としては「中村区」とされるが、中央線ホームの一部など、地図で確認すると西区の地籍になっている)。名鉄(名古屋鉄道)・名城(名古屋城)・名港(名古屋港)と同じく、地元では「名駅」と呼ぶのが普通である。
また、2017年より豊田市・三重県方面から自動車でのアクセスの際、伊勢湾岸自動車道国道302号重複区間の名港中央IC下車した先の信号交差点で左折し、名古屋市道名古屋環状線で向かった先の四女子町で斜め右折し小栗通でささしまライブ駅下の地下を通過して太閤通へ向かう事による対距離料金で済ませる方法も出来た。
駅構造
JR東海
在来線、新幹線ともに高架ホームになっている。
在来線は、島式6面12線を使用し、9番線はホームのない中線である。
東海道本線と中央本線はどちらも金山駅までいく事が出来る。
新幹線は島式2面4線で全ての定期列車が停車する。
在来線
新幹線
名古屋市営地下鉄
東山線・桜通線ともに島式1面2線の地下駅。
注:番線としては連続しているが地理的に東山線乗り場と桜通線乗り場は離れており、東山線はJR名古屋駅東側地下でJR線に並行している(南北方向;栄・藤が丘方面が南寄り、但し先述の通り当駅南で90°向きを変え、次の伏見駅から先は東にある)が、桜通線はJRのツインタワーの下を概ね東西方向(今池・徳重方面が東)に貫いていてホームはJRビル敷地の下にあり、東山線とも直交している。両者は改札内連絡通路で連絡している。
桜通線の案内はややわかりにくく、改札口の「JR線乗り換え」で最短経路になっているのは新幹線の場合だけで、在来線に関しては「近鉄・名鉄乗り換え」の案内に従った出口のほうが近かったりする。
名古屋臨海鉄道
島式1面2線の高架駅。
名古屋鉄道
近畿日本鉄道
利用状況
近況
JR東海
名古屋市営地下鉄
あおなみ線
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は34,800人である。
名古屋鉄道(名鉄名古屋駅)
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は272,061人である。
- 名古屋鉄道の駅では最も利用者が多い。
近畿日本鉄道(近鉄名古屋駅)
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は90,883人である。
- 近鉄名古屋線の駅では最も利用者が多い。
年度別利用状況比較表
| 事業者名 | JR東海 | | 名古屋市営地下鉄 |
|---|
| 年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
|---|
| 2008年(平成20年)度 | 191,558人 | 383,116人 | 336,304人 |
|---|
| 2009年(平成21年)度 | 185,387人 | 370,774人 | 327,830人 |
|---|
| 2010年(平成22年)度 | 187,624人 | 375,248人 | 330,596人 |
|---|
| 2011年(平成23年)度 | 189,123人 | 378,246人 | 337,438人 |
|---|
| 2012年(平成24年)度 | 193,260人 | 386,520人 | 347,407人 |
|---|
| 2013年(平成25年)度 | 199,146人 | 398,292人 | 359,496人 |
|---|
| 2014年(平成26年)度 | 198,504人 | 397,009人 | 360,136人 |
|---|
| 2015年(平成27年)度 | 204,509人 | 409,019人 | 369,108人 |
|---|
| 2016年(平成28年)度 | 208,911人 | 417,822人 | 379,212人 |
|---|
| 2017年(平成29年)度 | 216,040人 | 432,080人 | 392,734人 |
|---|
| 2018年(平成30年)度 | 219,917人 | 439,834人 | 399,764人 |
|---|
| 2019年(令和元年)度 | 215,714人 | 431,428人 | 397,565人 |
|---|
| 2020年(令和2年)度 | 128,173人 | 256,346人 | 253,156人 |
|---|
| 2021年(令和3年)度 | 143,059人 | 286,117人 | 287,967人 |
|---|
| 2022年(令和4年)度 | 177,293人 | 354,586人 | 334,170人 |
|---|
| 2023年(令和5年)度 | 198,706人 | 397,411人 | 359,960人 |
|---|
| 2024年(令和6年)度 | 208,424人 | 416,847人 | 369,436人 |
|---|
| 事業者名 | あおなみ線 | 名古屋鉄道 | 近畿日本鉄道 |
|---|
| 年度 | 乗降人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
|---|
| 2008年(平成20年)度 | 23,008人 | 276,032人 | 127,479人 |
|---|
| 2009年(平成21年)度 | 23,678人 | 267,442人 | 122,352人 |
|---|
| 2010年(平成22年)度 | 24,600人 | 266,884人 | 122,123人 |
|---|
| 2011年(平成23年)度 | 26,238人 | 267,372人 | 121,328人 |
|---|
| 2012年(平成24年)度 | 26,754人 | 273,729人 | 121,784人 |
|---|
| 2013年(平成25年)度 | 27,517人 | 280,861人 | 125,684人 |
|---|
| 2014年(平成26年)度 | 28,597人 | 277,292人 | 119,985人 |
|---|
| 2015年(平成27年)度 | 29,634人 | 283,356人 | 123,495人 |
|---|
| 2016年(平成28年)度 | 30,646人 | 286,931人 | 125,620人 |
|---|
| 2017年(平成29年)度 | 36,481人 | 298,467人 | 126,826人 |
|---|
| 2018年(平成30年)度 | 37,653人 | 303,556人 | 126,343人 |
|---|
| 2019年(令和元年)度 | 37,718人 | 301,998人 | 125,997人 |
|---|
| 2020年(令和2年)度 | 24,670人 | 209,318人 | 68,362人 |
|---|
| 2021年(令和3年)度 | 26,822人 | 227,395人 | 80,878人 |
|---|
| 2022年(令和4年)度 | 30,800人 | 255,163人 | 89,232人 |
|---|
| 2023年(令和5年)度 | 34,800人 | 272,061人 | 90,883人 |
|---|
隣の駅
※新幹線「ひかり」や特急「しなの」、「しらさぎ」、「ひだ」、「南紀」、「ホームライナー中津川、瑞浪、多治見、大垣」については該当記事を参照。
関連イラスト
関連タグ
名古屋 名古屋市 駅 愛知県内の駅一覧
東海道新幹線 東海道本線 中央本線 関西本線
東山線 桜通線 あおなみ線
新幹線停車駅一覧
JRセントラルタワーズ ナナちゃん人形 地下街
君の名は。 ←一瞬だけホーム下の通路が登場(映画本編0:47:13前後)。新幹線乗り場との位置関係が逆に見える移動をしてるが(ホームへの階段の表示は10番線が画面奥に、手前側が11番線となり、さらにはその階段を素通りするなど、8番線乗り場より奥から新幹線乗り場に向かう形になっている)、仕様と思われる。
ミッドランドスクエア:風立ちぬ(宮﨑駿) 昭和9(1934)年時点での名古屋駅の所在地。
今の駅ビルは20世紀末竣工であるが、プラットホームは基本的に昭和12(1937)年の移転以来のものである。移転前はミッドランドスクエア近辺が駅舎、今の駅前の広場~大通りはそれまでの線路があった場所である。
外部リンク