60代の父がコンビニで夜勤のアルバイトを始め、「これで月『8万円』くらいは稼げる」と喜んでいます。しかし、健康面が心配です。年金だけでは暮らしいけないようで、何か国の保障はないのでしょうか?
60代のお父さまが「夜勤で月8万円くらい稼げる」と前向きなのは心強い一方、夜勤は睡眠が崩れやすく、体力の回復に時間がかかる年代では心配も大きいでしょう。 しかも、背景に「年金だけでは暮らせない」という不安があるなら、収入が足りないときに相談できる公的制度や、医療費・保険料の負担を軽くする制度を利用する方法があります。本記事では、現実的に使いやすい順に整理して紹介します。 ▼65歳から70歳まで「月8万円」をアルバイトで稼ぐと、年金はどれだけ増える?
夜勤の収入は家計の助けになる一方、60代は体への負担が増えやすい
コンビニ夜勤で月8万円の収入を得ることで、食費や光熱費の穴埋めとなり、気持ちも前向きになります。ただし、夜勤は生活リズムが昼夜逆転し、睡眠の質が落ちやすい働き方です。60代は若い頃より回復が遅れやすく、疲れが蓄積すると、転倒や体調不良につながる恐れもあります。 もし夜勤を続けるなら、まずは「回数を増やさない」ことが安全策です。例えば、「週2回から始める」「連勤は避ける」「夜勤明けの昼に予定を入れない」 これだけでも負担が変わります。 もう一つは、勤務先に相談して22時以降の深夜帯を避け、夕方~23時などの準夜勤シフトにできないか検討することです。そうすることで、収入は少し下がっても、体を壊して働けなくなるリスクを下げられます。
まずは生活困窮者支援と家計の立て直し
「国の保障はないの?」と感じたら、最初の一歩は自治体の「生活困窮者自立支援制度」の相談窓口です。生活の困りごとを聞き取り、仕事や家計、住まいなどを一緒に整理して支援プランを作る仕組みで、相談するだけでもOKです。 住まいが不安定になりそうな場合には、条件を満たせば家賃相当額を一定期間支える「住居確保給付金」につながることもあります。 もう一段、生活が回らない場合のセーフティーネットが「生活保護」です。生活保護は、「資産や能力などを活用しても生活が成り立たない」ときに、最低限の生活を保障し、自立を支える制度とされています。 重要なのは、年金や働いた収入があっても、最低生活費に満たなければ差額が支給される形になり得る点です(世帯単位で判定)。 「まだ働けるから支援は受けられない」と決めつけず、収入と支出を数字で整理して相談してみましょう。必要な支援や、無理のない働き方が見つかることがあります。 また、お父さまがすでに年金を受給していて所得が低い場合は、「年金生活者支援給付金」の対象になる可能性があります。給付額は要件や納付期間などで変わりますが、基準額をもとに計算される仕組みです。