全国21店のソープが一夜にして消えた…日の出の勢いだった「マリングループ」一斉閉店の”ウラ”
もはや大手でも安心できない
これほど多数のソープが同時に消滅すると、業界の再編は避けられないだろう。ここ数年の摘発過多による風俗嬢の不安の増大に、今回の一斉閉店はダメを押した形だ。 昨年末に、以前なら”勝ち組”と見られていた優良なソープとヘルスが、スカウト絡みで摘発されたことは記憶に新しい。働くキャストの側から見ると、「大手グループの店にいれば安心」「人気のある有名店で働けば大丈夫」というのは”神話”になりつつある。 大企業のリストラが相次ぐ一般社会と同様に、風俗業界も「組織に頼れない」時代が訪れており、今後は「風俗嬢の個人営業化」に拍車がかかることが予想される。 立ちんぼ、SNSやマッチングアプリを使用したパパ活、海外への出稼ぎ売春などといった、よりアンダーグラウンドな領域で性的サービスを売る女性が増えるだろう。ヘルスやデリヘルなどでの裏引き(女性が店を通さずに客と金品の取引をすること、「直引き」ともいう)も増加すると思われる。 ソープのようなグレーゾーンで営業する性風俗への取り締まりを強化すればするほど、性売買は地下に潜り、治安が悪化し、風俗嬢たちの危険は増す。 近頃は「買春の処罰化」の声も上がっているが、過度の規制は人々の自由な活動を制限し、社会の発展を妨げることもある。現代の為政者には「清濁併せ呑む」大きな度量が必要だと思えてならない。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://x.com/FRIDAY_twit 取材・文・写真:生駒明
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