「国債安」世界から“疑いの目”
安いのは「円」だけではありません。
岡三証券で売買されているのが「国債」です。国債とは、簡単に言うと“国の借金”のこと。
「10年物国債」の入札の日。
岡三証券 金融商品部 栗原正樹 部長
「マーケットの予想よりも若干弱めだった。(選挙の)直前なので、実際に投資家が『さあ買う』というところにはいかなかった」
積極的な買いが入らず、期待する水準には届かなかった様子。

理由はやはり選挙。与野党は“消費税の減税を訴えていますが、財政悪化を懸念して、市場は日本国債を倦厭し、長期金利は27年ぶりの高水準に。
岡三証券 伊藤顕司 市場営業第一部長
「怖いですよ。底なし沼みたいな感じ。日本の国債がこんな値動きするなんてあまりない」

財政リスクを反映しやすい「超長期国債」にも売りが殺到し、金利は“ほぼ垂直”に急騰。
世界最大級の資産運用会社が、日本の超長期国債の買い入れを停止したと報じられました。
世界から“疑いの目”が向けられ始めた日本の財政。この動きを我々はどう捉えればよいのでしょうか?

野村総研 木内登英 エグゼクティブ・エコノミスト
「財政の要因だけでここまで短期間で、大きく金利が上がったのは経験したことがない。世界の金融市場の不安定要因、悪くすると危機ですが、その震源地になってきたという見方になっている」

















