中道惨敗に戸惑う支持者「あそこまで負けるとは…」圧勝の政権に懸念
8日に投開票された衆院選で、野党第1党の中道改革連合が公示前の3分の1にも満たない議席しか獲得できず、惨敗を喫した。とくに小選挙区での当選は全国で7人にとどまり、立憲民主党から合流した議員のほとんどが議席を失った。立憲を支援してきた有権者らは選挙結果をどう受け止めているのか。 【写真】創価学会員のLINEグループで共有された画像 投開票から一夜明けた9日、東京都文京区の立憲党員、沢谷精さん(90)は中道の壊滅的な敗北について「想像していなかった」と落胆を隠さない。 戦前生まれで、東京大空襲では多くの顔見知りを失った。選挙権を得てからは、反戦を訴える社会党、その一部が流れた立憲を応援してきた。 ■「チームみらいに流れた」 圧勝した高市早苗首相が今後、タカ派色の強い政策を打ち出しても、「誰にも止められず、何でもできてしまうようになる状況が心配」と口にした。 福岡県内の立憲党員で介護職員の男性(46)も「あそこまで負けるとは思わなかった」と振り返った。 敗因のひとつに、経済対策として打ち出した消費減税があったとみる。食料品の消費税を恒久的に「ゼロ」にすると掲げたが、財源をどうするのかという批判が常につきまとう。それなのに「税率維持を求める声は無視される」と男性。「(消費減税に慎重な)チームみらいだけがそういう声に応えていて、票が流れた」とみている。
朝日新聞社