日本語IME「ひともじ」:32ビット版で動作した!(v0.1.6未満)
今回は、かなり威勢のいい(といっても地味だけど)話です。
ひともじの32ビット版が動作した、という報告です。
いまさら32ビット版?
はい。いまさら、です。でも、大事なんですよ。誰だって愛用しているアプリは使い続けたいです。でも、それが古いアプリだったら、32ビット版でしか提供されていない場合も多々あります。
日常的に使っているアプリが32ビットか64ビットかを気にしている人ってほとんどいないですよね?どちらにしたって、ちゃんと動いてくれれば問題ないわけですから。
逆にいえば、IME(かな漢字変換ソフト)は、32ビットアプリでも64ビットアプリでも動いてほしいですよね。
だから、32ビット版は大切だと思うのです。
まさか、ひともじを一般に配布しようと?
はい。その、まさか、です。
これだけ、ストイックなソフトを果たして使おうとする人がいるのか?というのは強い疑問がありますが、それでもUNICODEがこれだけ文字を増やしつづけると、現状のIMEではカバーしきれない領域がでてきていると思っています。
その典型が絵文字ですよね。あれを読みとかで変換できたら、自分で文字登録できたら面白いと思いませんか?
ひともじで漢字も含む、すべての文字を入力したい人はごく少数でしょう。それでいいと思ってます。でも、MS-IMEやATOKで入力しづらい、特殊記号(数学記号、楽符、天気、地図記号など)を入れるための補助手段としては、意外に有用ではないかと思うのですよね。
なので、v0.1.6が完成した時点で、github.comでのリリースを予定しています。
(余談)32ビット版と64ビット版は兼用できないのか?
x86系のCPU(Intel CoreシリーズやAMDのRyzenなど)の構造上、32ビット用アプリと64ビット用アプリはまるで別物です。単に32ビットと64ビットの動作モードを切り換えるだけでは済みません。
なので、32ビット版アプリと64ビット版アプリは兼用できません。
Windowsも内部では、32ビット用アプリと64ビット用アプリは全くちがったレイヤで動作していますが、その違いをうまく隠し、たいした違いがないように見せかけているのです。(これはこれですごい技術)
そのため、64ビットアプリから、32ビット用のDLL(プログラム形式の一つ。IMEはDLL形式のアプリです)を利用することはできず、32ビットアプリから64ビット用のDLLを利用することもできません。
実のところ、Windows内部には何百(いや、千を越えるかも)ものDLL形式のプログラムが存在しています。
その多くが64ビット用と32ビット用の2つ用意されています。全く同じ機能を持つDLLなのに、です。
ひともじでも、64ビット用のDLLと32ビット用のDLLを2つ用意し、アプリにあわせて、どちらを使うかをWindowsが決めてくれる仕組みになっています。
次は?
v0.1.6の残作業はこんなかんじです。
- インストーラの作成(各モジュールを配置する)
- アイコン表示処理
- 落ちる系のバグ修正
- Readmeなどの整備
- githubへのアーカイブの配置
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「ひともじ」の開発ストーリは以下のマガジンをご覧ください。



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