高市人気に注目の仏紙は「鉄の女、賭けに勝つ」 独紙は「中国の圧力で国民が結束」
【パリ=三井美奈】衆院選の自民党圧勝を受け、フランス紙ルモンドは8日、「高市早苗首相は賭けに大勝利した」との表題で、若者や女性に広がった高市人気を伝えた。 【画像】2月8日、メローニ伊首相が高市首相を祝福して発信したインスタグラム ルモンドは「ニッポンの鉄の女は260万人のSNSフォロワーを持つ」と紹介。首相の持つペンやカバンまで人気を集めるほどだったとブームを報じ、野党は「主張が有権者に届かず、敗北の危機に直面している」と伝えた。 また、仏紙フィガロは「高市氏のいわゆる『率直な発言』は、驚くべき効果を発揮した」として、官僚や議員のあいまいな発言とは違う首相の物言いが人気を高めたと分析した。「高市氏の景気刺激策、現実味を欠く移民規制は、財政や人口減少が悪化する中では時宜を得ない。それでも、有権者は認めた」と勝利を伝えた。 一方、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネは、中国の対日圧力が首相の追い風になったと論じた。台湾有事を巡る首相発言後、「習近平国家主席は強硬な外交で、日本人を怖がらせようとした。だが、彼らは高市氏を支持し、中国に対する明確なシグナルを送った。中国の圧力が国民を結束させた」と報じた。