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衆院選2026

高市首相が1月23日に衆議院を解散し、同月27日公示、2月8日投開票の日程で「第51回衆院選」を行うことを表明しました。関連するニュースを特集します。

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自民党なぜ選んだ? 「スピード感」「中道は選挙互助会」私の理由

当選確実となり万歳する新田章文氏(左)と菅義偉元首相=横浜市南区で2026年2月8日午後8時15分、國枝すみれ撮影 拡大
当選確実となり万歳する新田章文氏(左)と菅義偉元首相=横浜市南区で2026年2月8日午後8時15分、國枝すみれ撮影

 今回の衆院選で、有権者はなぜ自民党を選んだのか。自民・公明両党の連立与党が大敗した2024年10月の衆院選から1年4カ月足らず。前回選の比例代表では他党に票を投じ、今回は自民を選んだ人たちに、各地の投票所前で聞いた。

 多くの人が真っ先に挙げたのが、高市早苗首相への期待感だ。前回まで立憲民主党に投票していた福岡市博多区の女性(73)は「こびない、ひるまない高市さんの姿勢に魅力を感じた。これまでの政権は中国に対して弱腰だった」。今は年金暮らしだが、物価高で貯金を取り崩さないといけなくなり、働くことも考えている。「生活は苦しい。でも、高市さんなら何かやってくれそうな気がする」

衆院選比例代表で自民党に投票した有権者の声 拡大
衆院選比例代表で自民党に投票した有権者の声

 同じく立憲を支持していた東京都港区の主婦(54)は今回、「選挙のために言うことが変わる政党ではない」と自民を評価した。「高市首相の言っていることに一貫性があると思った」からだ。

 札幌市北区の会社員男性(48)は、立憲と公明が結成した中道改革連合に不信感を抱き、票を入れなかった。「両党は政策面で食い違っており、単なる選挙互助会のようだ」。観光関連会社に勤めており、高市首相の発言による中国との関係悪化で中国人客が減ったものの、韓国や東南アジアからの観光客は増え、大きな影響はなかったという。高市政権の外交戦略について「米国や韓国との良好な関係を築いてくれた。他の国との関係も良くして、さらにインバウンドを増やしてほしい」と期待する。

 前回選では、躍進した国民民主党に期待した東京都千代田区の会社員男性(40代)。長年の自民ファンだったが「(当時の)石破茂政権に納得できなかった。日本のことより中国のことを考えていると感じた」。今回は「高市さんは真面目に取り組んでいて、経済政策や外国人政策で期待できる」と感じ、自民支持に回帰したという。

 名古屋市中区の会社員女性(23)も前回は国民民主を選んだが、女性初の首相となった高市首相に「女性で頑張っている姿がすてき」と引きつけられた。首相のSNSをフォローし、政治にも関心を持つように。特に期待するのは外国人政策だという。厳格化を強調する政党は他にもあるが、「自民の方がスピード感を持って政策を進めてくれそう」という期待が勝った。

 一方、知事と大阪市長のダブル選も投開票された大阪。大阪市北区の会社員男性(43)は前回、日本維新の会に投じた票を、今回は自民に託した。高市首相が外交や防衛に素早く取り組んでいるように見え、続投してほしいという。

 小選挙区では維新の候補を選んだが、維新は「大阪色」が強すぎるとも感じる。「海外の首脳が来日した際も高市首相は明るく対応し、期待が持てる。国のことは自民がかじを取ってほしい」【日向米華、古瀬弘治、小林大輝、道下寛子、西本紗保美、小坂春乃】

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