8日投開票された衆院選で、茨城6区では自民党前職の国光文乃氏(46)が4選を果たした。選挙戦では高市早苗首相との連携を重ねてアピールし、無所属前職の青山大人氏(47)との接戦を制した。
国光氏は8日夜、茨城県つくば市の選挙事務所で「粘り強い戦いが薄氷での勝利につながった」と喜びを口にした。
国光、青山両氏は、過去3回の衆院選で対決を重ねてきた。令和6年の前回選では立憲民主党から立候補した青山氏が勝利し、国光氏は比例代表での復活当選に甘んじた。
青山氏は今回、立民から中道改革連合への参加を見送り無所属で出馬した。国光氏は「相手が無所属に変わったことで『自民党よりいい』と思った人も一定数いただろう」と語り、激しい競り合いを振り返った。
また、4期目に向けて「外交や経済、自分の専門である社会保障に頑張って取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
一方、青山氏は、つくば市の事務所前で支持者らとともにテレビで開票結果を見守った。国光氏の当選確実が報じられると、重たい沈黙がその場を支配した。
青山氏は表情を変えず画面をじっと見つめ、支持者らに「全ては私の不徳の致すところ」と頭を下げた。その上で「政党の支援が全くないことがハンディだったが、ここまで善戦することができたのは皆さまのおかげだと思っている」と述べた。選挙戦での有権者の反応について「いつも以上にたくさんの声援をいただいた」としながらも、「それ以上に高市さんの人気があったということだと思う」と話した。(三浦馨、谷島英里子)