旧長生炭鉱潜水調査 潜水中の台湾ダイバー1人が死亡…11日までの調査は中止に~山口・宇部~
山口・宇部の旧長生炭鉱の外国人ダイバーが参加した大規模潜水調査で、7日、調査にあたっていた台湾から来たダイバーが死亡しました。 【動画】潜水調査で台湾のダイバー死亡・遺骨返還目指す調査は中止に 7日の潜水調査は午前11時頃からはじまりましたが午後0時半ごろ、救急隊が到着、ピーヤに向かいました。 調査にあたっている会によりますと、台湾から来たダイバーがけいれんを起こしたということで、警察によりますと消防からは「ダイバーが心肺停止」との通報があったということです。ダイバーはその後、死亡が確認されています。会では8日記者会見する予定です。
山口県宇部市の旧長生炭鉱では、1942年2月3日、坑道の水没事故で183人が犠牲になりました。遺骨の収集と返還を目指し市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が2024年から潜水調査を行っています。前回、去年8月の調査では足の骨や頭蓋骨など4つの人骨を初めて収容していました。 今回、2018年、タイで洞窟に取り残されたサッカーチームの少年ら13人を救出したことで知られる海外からのダイバーも参加し、大規模な潜水調査が行われていました。 7日の潜水調査は午前10時半ごろから行われていましたが市民団体によりますと台湾から来たウェイ・スーさん57歳が潜水調査中にけいれんをおこしていたということです。心肺停止の状態で救急搬送されましたがその後、死亡が確認されました。 市民団体によりますとウェイ・スーさんは2番目にピーヤに入り、1番目の入ったダイバーがウェイ・スーさんが来ないので後ろを向いたら痙攣をおこしていたということです。搬送作業では一時は、山口県の消防防災ヘリ「きらら」も飛来するなどしました。 (長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 上田慶司事務局長) 「残念ながら本日午後2時に死亡を確認いたしました」 「本当に残念なことではありますけれどもご冥福をお祈りしたい」 今回の潜水調査は11日までの予定でしたが、会では今回の調査を中止することにしています。
7日は、韓国からの遺族も参加した慰霊祭も行われていて、その最中に起きた事態でした。