8日投開票された衆院選で、千葉4区では自民党新人の鹿嶋祐介氏(45)が中道改革連合前職の水沼秀幸氏(35)を抑え、当選を確実にした。午後10時25分ごろに当選確実の一報が入ると、船橋市内のホテルに集まった支援者らからは大きな歓声と拍手が巻き起こった。
千葉4区では平成12年の衆院選で当時民主党の野田佳彦氏(68)が議席を獲得して以降、自民は勝つことができなかった。
集まった支援者に迎えられた鹿嶋氏は「長らく自民の候補が勝てなかった千葉4区で当選できた歴史的重みを実感している。皆さんのおかげで時代が変わっていくことを感じている」と感謝を示した。自衛官だった経験を生かし、選挙戦で安全保障や危機管理に関する政策を訴えてきた鹿嶋氏は「国政の場に移っても自分の軸はぶれずにやっていく」と抱負を述べた。
鹿嶋氏の陣営幹部は「生活よりも国のあり方を訴え、その信念が有権者に届いた」と勝因を分析した。
水沼氏は「平和と人間を中心とした民主主義を守り抜く」と核抑止論への危機感などを訴えたが、支持が広がらず、小選挙区での落選が確実となった。水沼氏陣営は9日未明まで比例代表の行方を見守った。(鈴木貴之)