8日投開票の衆院選で自民党と日本維新の会が対決し、有数の激戦区となった大阪7区(吹田市、摂津市)では、維新前職の奥下剛光氏(50)が自民元職の渡嘉敷奈緒美氏(63)らを破り3選を確実にした。「身を切る改革」を掲げる中、昨年12月に奥下氏側が政治資金からキャバクラに支出していた問題が発覚。選挙戦では吉村洋文代表が複数回応援に入り、接戦を制した。
奥下氏は吹田市の事務所で支援者らを前に「厳しい戦いだった。企業・団体の支援を受けていないわれわれだからこそ、できることがある」と述べ、衆院議員定数削減に結論を出すべく尽力する考えを示した。
吉村氏は選挙戦後半に連日にわたって7区入りし、支持を広げた。維新創設者である橋下徹元大阪市長の秘書を務めた奥下氏は「改革で(政策の)財源を生み出してきた」などと大阪での維新の実績をアピールした。
比例代表と重複立候補した渡嘉敷氏は過去2回の衆院選で奥下氏に敗れており、今回落選すれば引退する覚悟で臨んだ。高市早苗政権が進める物価高対策などを丁寧に説明したが、勝ち切れなかった。