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キーボードなんて何でもいいと思ってた

半年くらい前、肩がぶっ壊れた。
朝起きたらめちゃくちゃ痛くて、変な姿勢で寢っちゃったのかな? 何日か安静にしたら治るかな? と思ってたんだけど、全然治らず、結局、噂に聞くいわゆる四十肩・五十肩ってやつでした(お医者さんは気を遣ってか「四十肩」って言ってくれる)。
五十肩、こんなに痛いとは! 舐めてた。僕の場合、上にはあがるけど、後ろに回したりひねったりする動きがダメ。つらい。
僕は完全なるデスクワーク。やっぱり作業環境も悪いんだろうなあと思い、さしあたってマウスをトラックボールに変えたりもしました。意外とすぐ慣れた。身体への負担が減ったかはまだよくわからない。

ちょうど同じ頃、PCのキーボードもぶっ壊れた。
最初は騙し騙し使っていたけど、仕事にかなり支障がでる。ってことで慌てて新しいPCを買いました。で、買った後に、キーボードだけを買ってそれを繋げればよかったのか、と気づきました。それまでノートPCに別のキーボードを繋げるという発想がなかった。
マウスを変えた時も、一応キーボードも頭の隅にはあったけど、そんな認識だったから選択肢から外していました。けれど、ノートPCでも別のキーボードを使う選択肢があるってわかって以来、ちょっとした空き時間にキーボードのことについて調べるようになっていました。で、どうせなら左右分離型もいいなあ、でも僕のタイピングはかなりクセがあって普通は左手で打つところも右手で打ってたりするから無理かなあ、なら、オリジナルのキー配置にするしかないか、というところまで行って、いやいやいや、そこまで行ったら大変だってなって振り出しに戻るっていうのを繰り返してました。

はじめての文学フリマ

話は大きく変わって11月11日に東京・流通センターで開催された「文学フリマ」に行ってきました。ずっと行きたいと思っていたのだけど、なかなかタイミングが合わなかったんですが、ちょうどこの日、肩のリハビリに出かけたので、そのついでもあって、念願の初参戦。

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着いてみて想像以上に広くてびっくり。
で、ウロウロして程なく『キーボードなんて何でもいいと思ってた』という本が目に飛び込んできました。まさにほんの半年前まで「キーボードなんて何でもいいと思ってた」と思っていた僕にとってなんてタイムリー! 即購入。

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「文学フリマ」の主な戦利品

帰宅してすぐ真っ先に読み始めて気づいたけど『わたし、定時で帰ります。』の朱野帰子さんが書いた本でした(表紙に書いてあるけど完全に見落としてた)。
で、面白すぎて一気に読んだ。
パソコンについてきたキーボードを使うのはセルフネグレクト」という言葉を目にし、高級キーボードを買うことを決意した朱野さん。それを選ぶ過程を通してキーボードを選ぶための基礎知識が示され、なるほどなるほどと頭が整理されていきます(結局、朱野さんは2大高級キーボードのひとつ「REALFORCE」シリーズのものを購入)。
さらに朱野さんは、キーボードにこだわっている作家・編集者の方々にインタビュー。
彼らは使っているキーボードも、2大高級キーボードのもう一方「HHKB」の無刻印やゲーミングキーボード、左右分離型、ポメラと様々。また、「かな入力」にこだわる人、逆に「音声入力」や「辞書登録」を駆使して極力キーボードを使わなくようにする人と使い方も異なる。さらに理想のキーボードを求めて自作キーボードを作っている人も。
それぞれのこだわりの違いからその人の個性が見えてきて面白いし、なぜそれを選んだのかという理由がそのまま仕事論にもなっている。またどのように多様なキーボードが生まれてきたかの簡単な開発史にもなっていてとても興味深かったです。

読んでキーボード購入欲がさらに高まってしまった。
小説家の三雲岳斗さんが自作したという「Atalante X」使ってみたい…!


『キーボードなんて何でもいいと思ってた』はこちらでも購入できるようです。

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ライター。テレビっ子。1978年福岡県生まれ、静岡県出身。「てれびのスキマ」名義でも執筆。主な著書に『タモリ学』『1989年のテレビっ子』『全部やれ。』『芸能界誕生』『史上最大の木曜日』『フェイクドキュメンタリーの時代』など。菅原正豊:著『「深夜」の美学』の構成を担当。
キーボードなんて何でもいいと思ってた|てれびのスキマ
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