トヨタが"ゲームエンジン"を開発!? その目的はデジタルコクピット開発のためか #エキスパートトピ
世界最大級のオープンソースイベント「FOSDEM 2026」(ベルギー)で、トヨタ子会社のToyota Connected North Americaが独自ゲームエンジン「Fluorite」を発表しました。UnityやUnreal Engine、Godotのライバル登場か!? とSNSでは話題になっていますが、この技術はゲーム開発用に使えるものなのでしょうか?
ココがポイント
UnityやUnreal Engineといった既存の巨大ゲームエンジンへの依存を脱却
出典:XenoSpectrum 2026/2/7(土)
AI自動運転でリアルなマップシミュレーション表示とか、OSの文字が取れたAreneに他社アプリ載せる未来まで検討
出典:note(ノート) 2026/2/8(日)
トヨタの目的はUIが主、3Dは従。これはゲーム開発者の逆。
出典:note(ノート)
エキスパートの補足・見解
FOSDEM 2026で発表されたゲームエンジン「Fluorite」の狙いは、家庭用ゲームを作ることより、車の画面まわりを作りやすくすることにあります。
たとえば、ナビの地図や案内を見やすく動かす、デジタルメーターに滑らかなアニメーションを入れる、車内の操作画面をリッチにする、といった用途です。車に入るコンピューターは、スマホやPCのような速さ勝負よりも、止まらないことや反応の確実さ、長く使い続けられることが重視されがちです。その条件で、きれいな3D表示や分かりやすい画面作りをしやすくするのがFluoriteの方向性だといえます。
海外の報道によると、車載コンピューターで動かすコンテンツのために既存のゲームエンジンを使うと、動作が重かったり、立ち上がりが遅かったり、契約面の負担が出ることもあり、そこを埋めたい事情があるとされています。
phoronix
https://www.phoronix.com/news/Fluorite-Toyota-Game-Engine