圧倒的な強さを誇った自民党の菅義偉元首相が政界を引退したことを受け、新人5人の争いとなった神奈川2区では、菅氏の秘書を務めた自民新人の新田章文氏(44)の当選が確実となった。
新田氏の陣営は、横浜市南区にある選挙事務所近くの駐車場で、テントを張って特別会場を設置。寒空の下、支援者らはストーブで暖を取りながら結果を待った。午後8時過ぎ、テレビ各局の開票速報で「当選確実」の一報が伝えられると、テント内から支持者の歓声が上がった。
新田氏は菅氏とともに万歳三唱。約20年にわたって菅氏を秘書として支え、首相秘書官も務めた新田氏は声を震わせながら「菅先生の力があったからこそ、私は戦い抜くことができ、今ここに立たせてもらっています」と感謝を伝えた。選挙では不妊治療の保険適用など菅氏が手がけてきた政策の進化を訴えてきた。
片山さつき財務相らも応援に駆け付けてバックアップ。強力な応援を受けた新田氏は、菅氏の後継候補としての初戦を勝利で飾った。