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ボールペンの先端をよく見ると、直径0.7mmほどの小さなボールが入っています。 このボールの真球度はサブミクロン級、ソケットとの隙間は数μm。 毛細管現象とボール回転でインク量を自動制御し、「書くときだけ出て、止めると止まる」を実現しています。 素材は超硬合金やステンレス、セラミック。 切削工具レベルの材料を、米粒より小さな真球に量産する。 これが100円で買える。 中国が長く“高品質ペン先の国産化”を国家課題にしていたのも、この数μmの世界がどれほど難しいかの証拠です。 安いから簡単、ではありません。 安く作れることこそ技術です。
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