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ミラノ・コルティナ・オリンピック2026

2026年2月に開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪。冬の熱戦に挑む選手たちの様子をお伝えします。

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木々伐採の競技場は「閉幕後使わない」 反五輪デモに1万人、衝突も

伐採された木をイメージしたプラカードを掲げ、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの「有害性」を訴える人々=イタリア北部ミラノで2026年2月7日、福永方人撮影
伐採された木をイメージしたプラカードを掲げ、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの「有害性」を訴える人々=イタリア北部ミラノで2026年2月7日、福永方人撮影

 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの「有害性」を訴えるデモが7日、ミラノで開かれた。ロイター通信によると、約1万人が集まった。

 既存施設の活用に努めた今大会だが、木々を伐採して整備された競技場もあり、参加者は環境破壊だなどとして抗議の声を上げた。一部が離脱して過激化し、警察と衝突する場面もあった。

 今大会の15会場のうち既存や仮設でないものは2会場あり、その一つがボブスレーやリュージュなどを実施するコルティナダンペッツォのそり競技場。旧施設を再建する際に数百本の木が伐採されたと報じられており、環境保護団体などが反対運動を展開していた。

 この日のデモで参加者は、伐採された木をイメージした段ボール製のプラカードなどを掲げ、数キロを練り歩いた。大量の電力と水を消費する人工雪への依存や、住宅費の高騰と格差の拡大を批判する人々もいた。

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの「有害性」を訴える若者ら=イタリア北部ミラノで2026年2月7日、福永方人撮影
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの「有害性」を訴える若者ら=イタリア北部ミラノで2026年2月7日、福永方人撮影

 ミラノの大学院生、ステファノ・デフィニスさん(25)は「そり競技場は五輪後、イタリア人はほとんど使わないだろう。持続可能な五輪を掲げているが、不十分だ」と話した。

 ロイターによると、デモの後半で離脱した約100人が、警備していた警察隊に爆竹や発煙弾を投げつけた。警察は放水などで対応し、数人を拘束した。【ミラノ福永方人】

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