本日は、「北方領土返還要求全国大会」に出席し、挨拶をさせていただきました。
この大会は、政府と元島民の皆様、返還運動団体などの皆様が一堂に会し、北方領土の返還運動の発展を願うとともに、早期返還を求める固い決意を内外に表明するものとして、昭和56年以来、毎年「北方領土の日」(2月7日)に開催されています。
戦後80年が経過した今もなお、ロシアとの間で「北方領土問題」が解決されず、平和条約が締結されていないことは大変悔しい思いであり、この状況を重く受け止めています。
かつて私が北方担当大臣の時に、納沙布岬から北方領土を視察しました。
元島民の皆様をはじめ関係者の方々から、生まれ故郷を追われたご苦労や北方領土返還を望む切実な願いを直接伺い、北方領土隣接地域が置かれた厳しい状況も目の当たりにしました。
昨年12月1日には、北海道及び北方領土隣接地域の自治体の皆様から、北方墓参の早期再開などのご要望もいただいています。
ご高齢となられた元島民の皆様の切実なお気持ちを考えれば、北方墓参の再開は人道的な問題であり、日露関係の最優先事項の一つです。
現在の日露関係は、ロシアによるウクライナ侵略を受け、厳しい状況にありますが、北方四島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結する政府の方針に変わりはなく、政府として粘り強く、ロシア側と意思疎通を図ってまいります。
また、国全体で一丸となって取り組むことが不可欠であり、国民の皆様の力強い御支援を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。