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衆院選2026

高市首相が1月23日に衆議院を解散し、同月27日公示、2月8日投開票の日程で「第51回衆院選」を行うことを表明しました。関連するニュースを特集します。

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「能登は忘れ去られている」 古里復興へ、願い託す衆院選 石川3区

能登半島地震の被災者が入居する仮設住宅団地で支持を訴える候補者(中央手前)=石川県能登町で2026年1月30日午後5時47分、中尾卓英撮影(画像の一部を加工しています)
能登半島地震の被災者が入居する仮設住宅団地で支持を訴える候補者(中央手前)=石川県能登町で2026年1月30日午後5時47分、中尾卓英撮影(画像の一部を加工しています)

 「今の能登の苦境をひとごとだと思っている国に、私たちの声を伝えてほしい」。例年よりも厳しい大寒の風雪が吹き付ける中、仮設住宅や更地が点在する町に暮らす有権者らが、候補者の話に耳を傾け、手を握る。2024年の能登半島地震と豪雨災害で傷ついた古里をどう再生していくのかが問われる石川3区。復興のかじ取り役に誰を選ぶのか。

「子供を守ってくれよと…」

 「珠洲のことが忘れ去られている。党首討論を見ても、財政出動とか、軍事費増強のことばかり」

 石川県珠洲市の道の駅で女性(33)は怒りに震えていた。14年に首都圏から移住して19年に結婚。5歳の子供と夫の3人で全壊認定を受けた自宅を補修して暮らす。

 だが、地元に復興公営住宅の計画はない。職場も教育環境も改善されず、いつかまた地震が来るのではという不安もある。地震後、周りの子育て世帯が数組、珠洲を離れた。「子供を守ってくれよと言いたい。このままでは能登から人がいなくなってしまう」。遊説を聞いた女性は、固い握手を交わした候補者に熱い思いを託した。

 能登では、地震で自宅を失った被災者1万7000人余りが今も仮設住宅で暮らす。地元の集落に復興公営住宅が完成するのを待つ同県能登町の男性(75)は「落ち着いて暮らせる家がほしい。願いはそれだ…

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