長男に「母は〇〇が大好きだよ」と伝えたことがあったのだろうか?


思えば、長男は物心がついた頃には妹もいて、長男が私の布団に入って抱っこして寝てやるような期間がほとんどなかったなあ


長男を産んで僅か一ヶ月も経たないうちに会社に復帰しろと言われて、長男は義母が育てて、家に帰ってもほとんど構ってやるような時間はなかったから寂しかったろうと思います。

それでも、寂しいとも言わず、いつも一人で遊んでいるような子でした。


長男の高校受験にも会社の初出勤の日も、私は義父から離れて実家にいたのでその姿は見ていません。


そういう私の彼に対する残念で済まない気持ちが娘たちにも伝わるのか、「お母さんはお兄ちゃんが一番好きなんだよね」なんて言われたことがあります。


何を言っているんだか…

結婚した子どもたちには、私も夫もできるだけの援助をしてきて、長男には大人になってからは何もすることもないのにね。


時々、泣きたくなるほど長男に会いたくなる。


すぐ近くにいて、私と夫の生活のそれぞれが成り立ってきて、夫と暮らす長男に会うこともほとんどない。

会いたい。けれども、私が心配したり気にしたとしても長男にとってそれが何になるのだろう。


長男が私を忘れて、全く私の心配や何をしているのかも気にしないほうが、彼にとってこの先の負担もないだろう。


もう、長男にご飯を作ってやれるのも20年もあるだろか?毎日温かいお風呂の準備をしてやることもないのだろうか?いつも洗濯してきれいな下着を着せてやれないだろうか?など、一つ考え出すと次から次へと悲しみが溢れ出しそうになります。


彼にとって夫との生活がどんなに不便なものであっても、そこにいるにはそれなりの理由があるのでしょう。大人の男二人、上手くやっているのでしょう。

私から、子どもたちとの幸せな時間を奪った義父、それを黙認してきた夫には赦せない気持ちや腹も立ちます。


でも、時間は戻らない。

私が与えてやれなかった幸せを、長男に誰かが与えてくれたらそれで良いのです。

私ではなく、彼が嬉しそうに幸せそうに誰かに笑う姿が見られたら、それで良いのです。

生きていてくれたら、それで良いのです。



母は、長男の君が大好きだから君が忘れられるほど元気に、君のことを忘れて自分に没頭しています。

だから、君も自分の好きなことに没頭して自分のために生きてほしいと願います。





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