「このハゲーーッ!」で消えた豊田真由子氏が参政党から“比例単独1位”の厚遇…本人に「自民党との“違い”は何ですか?」と聞いてみた
「死ぬことばっかり考えてました」街頭演説で語られた過去
1月30日夜のJR深谷駅では厳しい寒さの中、高齢者が目立つ約50人の聴衆を前にマイクを握り、埼玉11区の甲斐隆候補(54)の応援をした。 「甲斐さんは私の大好きな『くまのプーさん』にそっくり! プーさんに似ている人に悪い人はいません。 私も地獄を見てきたんで、色々学んでまして。甲斐さんはいい人、これ間違いなし」(豊田氏) つづいて「失われた30年」と呼ばれる経済停滞について自民党政権の責任を指摘。「私もその中で5年やりました。ごめんなさい」と頭を下げる。終盤には、 「私はちょっと色々あって、人生どん底の時期が結構あって、死ぬことばっかり考えてました。体重も35kgぐらいまで減って、コソコソ隠れて生きてました。自分にはもう生きる価値がないと思っていました」 と声を詰まらせたりもする。 地獄を見たり、人生どん底だったという時期が9年前の騒ぎのことを指すのかははっきりせず、明確に暴言問題に言及することはなかった。 最後に、 「明けない夜はない。参政党の橙色の希望の太陽は必ず昇ります!」 と豊田氏が声を張り上げると、支持者が「そうだ!」「頑張れ!」と呼応した。
「新しい政治の形に私は感動しているんです」
演説後、聴衆との握手会を終えた豊田氏に質問をしてみた。 ーー自民党と参政党の「違い」は何かありますか。 自民党が嫌いなわけでもないし、良い議員さんはたくさんいらっしゃいます。人がどうこうではなくあくまで制度的な問題なんだと思うんです。 その点、参政党は党員の皆さんが主役です。普段から私利私欲ではなく、この日本を良くしたいという純粋な思い、利他の心だけでやってくださっています。 私たちの党の良いところは、国会議員がまったく偉くないことです。永田町の勉強会でも、党員さんが一番前の席に座り、議員は後ろにいる。こうした逆転した構造、新しい政治の形に私は感動しているんです。 ところがここで党員やボランティアを名乗る男性らに「質問は党を通して送ってください」と制止された。具体的な政策などを詳しく聞こうとしたが取材は打ち切られた。 いっぽう神谷代表は1月31日、遊説先の大阪府堺市で同党の大きな武器であるSNSの反応が悪いとぼやいた。昨年の参議院選の時よりも聴衆は多いのに「SNSの発信が全然広がっていない。ちょっと違和感がある」というのだ。 「今まではXで拡散されていたが広がらず、3分の1ぐらいに減っている」と神谷氏は言う。 政治部記者は、「解散前に2議席だった参政党は比例を中心に大きく議席を増やしそうですが、小選挙区では苦戦しているとの見方があります」と選挙戦前半の情勢を解説する。 神谷氏が言うSNSの拡散力不振は事実なのか。事実なら、豊田氏のマイクパフォーマンスがそれをカバーすることができるのか。選挙は後半戦に入る。 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班