界隈曲のテンポ(bpm)についての調査
はじめに
132
今あなた反応しましたよね?
界隈曲のbpmといえば132が多いイメージがあります。中には、この数字を見ただけで過剰反応してしまう人もいるくらいです(私もそう)。
けれど、「132bpmが多い」という感覚のみに頼っていいのか不安になってきました。そこで、実際に沢山の曲のbpmについて調査することにしました。
調査方法
調査対象の曲は、私(あさぎ色25号)自身が管理しているこれらのリストから選ぶ。どれもYouTube上で再生回数10000回を超える曲のみを扱っている。
界隈曲 over1000万
界隈曲 over100万
界隈曲 over10万
界隈曲 over1万
以上4つの再生リストに2026/01/24時点で収録されている曲の中から、bpmがはっきりと定まりそうなものを選ぶ。※1
それらの曲について、下のサイトでbpmを計測して、少数点以下を四捨五入する。
(さすがに一曲一曲ダウンロードして計測するのはきついので…)
調査結果
すべあな系226曲、xx系233曲、計459曲のbpmのデータが得られた。※2
それを下のグラフに示す。(見づらくてごめんね。タップとかクリックで拡大されると思う)
せっかくなので、いくつかの曲のbpmを参考として示したグラフを2つ載せておく。
考察
すべあな系については、曲数が多いbpm上位4つが、132,140,150,180となった。すべあな系のうち、四分の一以上は132bpmであった。まあそりゃそうだろうな。調べる前からなんとなく感じてた。
すべあな系について興味深いことをもう一つ。曲数が多いbpm上位4つのうち3つが、「エヌ」「教育」「K²」に対応している。残り一つ(140bpm)については、「ちょっと速めでキリがいい」くらいの理由で選ばれているんじゃないかと。2026/01/26追加:↑ちょっと考えが雑すぎました。Team Konseki 監査部門 さんから、コメントで有力な考察をいただいたので、そちらも併せてご覧ください。
補足:
xx系については、曲数が多いbpm上位4つが、135,132,130,140となった。135と130については、本家へのリスペクトというよりむしろ「丁度よくてキリがいい」くらいの理由で選ばれていると考える。132の多さには驚いた。すべあな系の影響を受けたものと思われる。140については、すべあな系と同様。
合計については、曲数が多いbpm上位4つが、132,135,140,130となった。やっぱりsbanの影響が大きい。
平均bpmも計算した。
すべあな系の平均bpm:141.57
xx系の平均bpm:135.45
合計の平均bpm:138.46
参考:
「感光性」- いつもあなたの傍にいます。(約142bpm)
「あさやけもゆうやけもないんだ」- 夏毛(約135bpm)
「UNTIL:2020」- K_3N598(約138bpm)
あと、合計459曲のうち、303曲のbpmが120以上140以下の範囲に入る。だいたい3曲中2曲が入っている計算となる。
グラフを作るのに使ったデータは、下のリンクに載せておく。ぜひアクセスして、自由に操作してもらいたい。
結論
思っていたより平均bpmの数字は大きかった。「教育」「K²」「柴又」などの模倣が平均値を上げているのだと思う。
bpmの各値について
ここからの話は、私自身の考えが中心となります。
100bpm
「合計」のグラフで地味に目立っています。何より、キリの良さがあるんじゃないかと。私の使用しているDAWではデフォルトが120bpmに設定されていますが、デフォルトが100bpmに設定されているDAWも存在するんでしょうか。もし知っていれば教えてください。
120bpm
1秒間に2回打つ速さです。美しい。この10倍の速さで打つと20Hzとなり、人間の可聴域に入ってきます。
121bpm
今回の調査では小数点以下を四捨五入したので、「痕跡は眠らない」が121bpmとして扱われています。Vocadbによれば、この曲は120.73bpmだそうです。ある特定の人物を強烈に想起させます。
128bpm
128=2⁷ という意味でこの数字って美しいですよね。2の累乗なので、コンピューター関連でも登場しやすいと思います。この記事によれば、中田ヤスタカ氏も128bpmを好んで使っているそうです。詳細は記事に譲りますが、それにも 128=2⁷ が関係ありそう。
あと、ちょっと前に、小島よしお氏の「そんなの関係ねえ」が128bpmであることが話題になりました。
今回の調査対象となった再生回数1万回以上の界隈曲の中で、128bpmの曲は20曲以上あります。つまり、その気になれば、「小島よしおが踊れる界隈曲メドレー」が作れるということになります。
132bpm
そろそろしつこくなってきたので説明は省略します。何より十進数表記で1,2,3が揃っているのが興味深い。123bpmの模倣も存在します。
213bpmの界隈曲についても、今回の調査対象ではないですが存在します。
(最もテンポが速い部分)
231,312,321bpmについては見つけられませんでした。
122,133bpm
いずれも、今回の調査で登場しなかったbpmです。この二つさえ登場してくれれば、120~146bpmが全てカバーできたことになります。
2026/01/26追加:Team Konseki 監査部門 さんによれば、今回対象外となった「faker i/1」が133bpmだそうです。
137bpm
この数字は、時と場合によってさまざまな意味を持ちます。
まずは語呂合わせについて。
137は「いみな」と読むことができます。全てあなたの為です。氏の「諱」は137bpmであることで有名です。
あるいは、「いさな」とも読むことができます。
ちなみに、「137Hzの捨て子花」は140bpmです。
次に、137という整数は、「微細構造定数」の逆数と非常に近いそうです。私の専門は物理学でないので、詳しいことは知りませんが。
143,144,145,146bpm
いずれも、海茶氏の曲で使われたことがあります。ストーリー性や計画性を感じずにはいられません。
143bpm:「なんとか鉄道の夕」
144bpm:「クモヒトデのうまる砂の上で」
145bpm:「おどロボ」
146bpm:「幕を下ろそう、パレードへ」
あと、特に144bpmについては名曲ぞろいなのが面白いです。
「ミカヅキ・ハイウェイカー」- YOSI, U 0
「とべない深海魚」- 金魚光線
「セイ」- 全てあなたの所以です。
150,160,170,180bpm
1秒間に2.5回打つ速さです。「教育」のテンポでもあります。
ちなみに、150,160,170,180bpm全てで教育模倣が見つかったのも興味深い。
150bpm:「夢見」- 全て此の世の所為です。
160bpm:「彗星」- 全て日和の所為です。
170bpm:「冥合」- 全て只の模倣です。
180bpm:「確執」- 全てあなたの所以です。
195,200,220bpm
いずれも、錆びた躰を削いで。氏が用いています。
195bpm:「雲霓アケルナル」
200bpm:「凍雨」
220bpm:「碧を斥ける幽囚」
どの曲も、テンポが半分になったような表現がしばしばみられて素敵です。
280bpm
よくよく見てみると、「すべあな系」のグラフの中に一つ、ずば抜けて大きい値があることに気付くと思います。それが280bpmであり、全てひかりの所為です。氏の「貘」です。この値は、太鼓の達人において有名な「幽玄ノ乱」(160~300bpm)にも迫ります。※3
ただし、「貘」を280bpmと解釈していいのかには疑問が残ります。
・四分の三拍子だと解釈した場合には、四分音符=280
・八分の三拍子だと解釈した場合には、四分音符=140、八分音符=280
・八分の六拍子だと解釈した場合には、付点四分音符=93.3333…
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※4
注釈
※1 すべあな、xx本人の曲は除いている。あとbpmという概念の捉え方については、私の主観が含まれていることを注意しておく。
※2 すべあな系/xx系の判断も、私の主観に拠っている。(客観性皆無)
※3 こちらのサイトより。
※4 手作業でbpmはかって集計するのめっちゃ疲れたし時間かかった。


細かい集計作業お疲れ様です。主にすべあな系楽曲について、補足として我々が知っているところを共有させていただきます。 今回該当なしとなった133BPMですが、集計対象外を含めると『faker i/1』が挙げられます。すべあな模倣曲で120~150の間の全ての整数bpmが埋まる日もそう遠くなさそうに思えます…
補足ありがとうございます。その情報も含めて考えると、すべあな模倣曲の120~150の中で確認されていないものは以下の通りとなります。 122 126 129 146 147 149 このうち、126,129,146に関しては、xx界隈曲も含めて考えれば埋まります。