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Conversation

純粋な技術的探求と経済的合理性が両立する場所はどこにあるか問題。Headquartersの宇宙開発の独法は、予算折衝、パワポ作成、技術管理、委託先の試験・研究の監督といった研究代表者に近い業務になりやすい。自分で機材に触って手を動かす機会は相対的に少ない。 プライムメーカーとしての大企業は、システムインテグレーション、プロジェクト管理、概案基本設計が主戦場になりやすい。一方で、開発の方向性、要求、仕様、カネは発注側に握られていることも多い。詳細設計や製造・試験は子会社や協力会社に配分されやすい。プライムの下に付く子会社や協力会社は、仕様遵守が第一になりやすく、独自の発想や最適化の提案は可能でも、採用までのハードルが高くなりがち。 つまり、物事が複雑になりすぎて権限(要求・仕様・カネ)・責任(リスク・品質保証)・実装(設計・製造・試験)の組織階層で分断されている。複雑だからこそ分業するが、全部やれない構造だから、全部が満たされる席がない。面白さが分散して、全部入りの仕事がない。 一方で、上から下まで全貌が見渡せるベンチャーは、仕事の裁量と自由度が高い反面、資金製薬から短期のマイルストーン(デモ/進捗)最適化に寄りやすい。空想を実装に落とすための高負荷労働が発生しやすく、見返りも早期ジョインのSO条件次第になりやすい等の別の構造がある。 ※上記は見聞きする情報に基づく一般論の私見であり、組織・部署・案件によって大きく異なります。