学びの原点は「真似事」にあり。鼻呼吸を記号化して見えた世界。
ふと、自分の「鼻呼吸」に意識を向けたときのことです。
鼻から冷たい空気が入り、肺が膨らみ、一瞬の静寂があって、温かい息が抜けていく。 この繰り返されるリズムを眺めていたら、
ふと
「これを数式のように書けないだろうか?」
という衝動に駆られました。
数学もプログラミングも、正直よくわかりません。 でも、教科書を開いて正解をなぞる前に、まずは自分の身体感覚を「それっぽい記号」で定義してみる。そんな「真似事」から始めてみた記録です。
呼吸を分解してラベルを貼ってみる
まず、呼吸という一連の流れをバラバラに分解し、名前をつけていきました。
,(兆し / 圧)
:「吸うぞ」という意識の立ち上がり、または横隔膜の初動。
a(吸気 / イン)
:肺を満たしていく、生命にとって必須の入力。
b(吐気 / アウト)
:肺から抜けていく、解放の出力。
.(止息 / ポーズ)
:空気の流れが止まる転換点。
c(気息 / エア)
:「吸気または吐気」という実体。まだ方向(aかbか)が定まっていない状態、あるいはどちらの役割も演じられる「空気の塊」。
n(拍 / ビート)
:その空気の塊がどれだけ長く続くかという「量」。
このバラバラの要素を、一つの意味の最小単位として繋いでみます。
↓
僕はこれを、
「ブレス(Breath)」
と名付けました。
独自宇宙「ブレス」の基本式
呼吸のリズムから導き出した、僕なりの基本式がこれです。
, a ( . ( c_{n} ) )
この式を、僕の身体感覚で読み解くとこうなります。
始動(,):脳から「圧」が生まれ、スイッチが入り、
核心(a):生命の源である「吸気」が肺を満たす。
転換(.):一瞬の静けさがあり、
展開(c_{n}):そこから「気息(c)」が、好きな「拍(n)」だけ流れていく。
ここで面白いのは、「c」という記号です。 次に吸う(a)のか、あるいは長く吐き出す(b)のか。その時々の身体の状態によって、中身が書き換わるプログラムの「変数」のようなものだと考えたのです。
なぜ「真似事」が最強の独学なのか
ネットの世界には、難解な数式や理屈があふれています。 でも、僕がこの「真似事」を通して知ったのは、もっと血の通った、生々しい納得感でした。
「なぜここに記号が必要なのか」 「なぜこの要素は省略できないのか」
その理由を、頭でひねり出すのではなく、自分の肺や鼻を通る空気の摩擦が教えてくれる。 数学や論理学の正体は、きっと誰かが決めた遠い国のルールではなく、僕たちが一呼吸ごとに世界を整理しようとする「生命の鼓動」そのものだったのです。
終わりに
まあ、正直論理や作法などいろんな所が穴だらけでしょう。
また、結局、僕がやったのは車輪の再発明かもしれません。 既存の言語や数式を使えば、もっとスマートに表現できるのでしょう。
それでも、自分の呼吸のリズムから編み出したこの「ブレス」という仕組みは、どんな教科書の名言よりも、僕の思考を深く、遠くまで運んでくれる気がしています。とりあえず興味のあることはやってみて軌道修正を繰り返して行きたいと思います。
正解の勉強は、この「真似事」の答え合わせから始めればいい。 僕の身体の中に、すでに数学の種はあったのだから。
今日もproto(試作)をfeeds(糧)にして成長していく。
ここまでお読み頂きありがとうございました。


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