【松阪】三重県松阪市は6日、①速度超過で摘発される②現物確認せず検収印を押す③不正に旅費を受給する―の3件に関わった職員5人に対し、懲戒処分をした。
①は本庁の係員男性(32)で戒告。昨年4月12日午前0時ごろ、伊賀市予野の名阪国道上り車線を時速103キロで走行して法定速度を33キロ超過し、摘発された。
②は松阪市民病院事務部係長級男性(39)で減給10分の1を1カ月。令和3―4年度に松阪市民病院の契約事務で成果品の現物確認をせず請求書類などに検収印を押し、50件の代金支払い事務を進めた。そのうちデザイン料を含むフェイスタオル千セット、69万円の契約1件が納品されていなかった。別の同院職員の背任事件の裁判で、係長級男性が証言して判明した。
③は不正旅費を持ち掛けた同部課長級男性(52)に対し減給10分の1を1カ月、いずれも同部の係長級男性(37)と係員男性(37)を戒告。3人が昨年7月17―19日、鉄道で東北地方へ出張するところを私用車を使い、出張後に交通手段の変更を申請せず不正に旅費約13万9千円を受給し、出張復命書に虚偽を記載した。課長級男性から県警の事情聴取を受けたと同市へ報告があり、同市が10月2日に被害届を提出した。10月24日に詐欺罪で津地方検察庁へ書類送致され、12月5日に起訴猶予になった。