地域移行が進む中学の部活動 その陰で置き去りにされる「指導をやりたい教員」と揺れる現場
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そんな自問自答を繰り返すなかでの、奥村との出会いでもあった。 「大社高校での講演を聞き、直接お話もさせてもらって、奥村さんの熱量や考え方に触れました。そこで、これまでに味わったことのないほどの衝撃を受けたんです。もしかしたら、自分にはまだもっとできることがあるんじゃないか。自分自身が成長し、変わることができれば、野球を通して子どもたちに何かを伝えられるのではないか。子どもたちの未来を変えることだってできるかもしれない。そう思うようになりました。そのためにも、もっと野球を学び、子どもたちに教えたいという気持ちが、溢れるようになったんです」 しかし、学びの場であり、教えの場でもある部活動がなくなっていくとしたら......。教員の負担軽減という「ブラック」からの救済の一方で、部活動に関わりたい教員が現場に立てなくなる可能性もはらんでいる。部活動の外部移行は、そうした矛盾を抱えた問題でもあるのだ。 つづく>>
谷上史朗●文 text by Tanigami Shiro
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